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岩出市で雨漏り修理、雨水を排水する為のトンネルが詰まっていました
更新日:2022年7月12日
みなさまこんにちは!街の屋根やさん和歌山店です。今回ご紹介する現場ブログは「雨漏り修理」についてです★岩出市在住T様邸は平屋の建物で、和室や縁側の天井から雨漏りが発生していました。屋根に上って調査すると、風切丸(かざきりまる)と隅棟(すみむね)の取合いにあるトンネル部分が葺き土で詰まっていて、雨水がうまく排水できていませんでした。トンネル部分に雨水溜まると、屋根の下地を傷めてしまい雨水が屋根内部にまで侵入する可能性があります。なので、今回の雨漏り工事ではトンネルに詰まっている葺き土を取り除き、雨水がしっかりと排水できるよう工事を行いました。≪関連記事
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雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
まず初めに、風切丸と隅棟について詳しくご紹介します!風切丸とは、屋根瓦の一番袖の瓦(袖瓦)と屋根面に葺かれる瓦(桟瓦)の取合いを覆うように葺かれている瓦の事を言います。屋根の両端に2列で葺かれている事が多いです。隅棟は、屋根の勾配となっている部分の屋根面同士の取合いに積まれている瓦の事を言います。2列に並んだ風切丸の間に流れた雨水が、隅棟部分で溜まってしまい、屋根面の取合いから雨水が侵入しているのではないかと思います。
風切丸の間から隅棟を覗いた時の写真です。
隅棟の入口があいていて、奥の部分が詰まっています。
T様邸の瓦屋根は「土葺き」と言って葺き土を詰めて葺かれています。
葺き土は初めは粘土状となっているのですが、経年劣化で乾燥し砂状となってきます。
砂状となった葺き土が雨水と一緒に流れていて、トンネルを塞いでしまったのではないかと思います。
詰まった葺き土を撤去していくと、隅棟からも大量の葺き土がでてきました。これほどの葺き土が詰まっていると、雨水が中々排水できないのがわかりますね(>_<)
葺き土を撤去し、綺麗に清掃するとトンネルの奥に隙間が出てきました。奥に隙間ができる事で、雨水が隅棟に溜まらずに軒先へと雨水を排水することができます。
漆喰は、水酸化カルシウムを主成分として、スサやのり、骨材を混ぜて作られています。現場で職人が調合させた漆喰を使って、瓦の取合いに詰めていきます。漆喰は、数回に分けて詰めて層を作っていく事で強度のある漆喰ができます!
岩出市在住T様邸の雨漏り修理が完成です。風切り丸の間に流れてくる雨水を、軒先へ排水することができます。後日T様に雨漏りしていないか様子を見ていただき、「雨漏りが止まりました(*^^*)」とご連絡を頂きましたので工事は完了となります。雨漏りが止まっていない場合は、再び雨漏りの原因を調査しますのでご安心ください★雨漏りの原因がわからない・・・(>_<)とお悩みの方は、一度街の屋根やさん和歌山店で無料点検を行ってみませんか?岩出市在住T様邸で行った現場調査の様子はこちら✱
岩出市の平屋で雨漏り!雨水が流れていくトンネルが塞がれていました


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