錆びが進行した折板屋根の雨漏り補修

工場の折板屋根部分は錆びが進行しており、ゴミや剥がれた錆びが谷部分に溜まっていました。
錆びた金属が剥がれているという事は屋根に穴が開いている可能性が高い為、ゴミや錆びを取って下地を整えてから、雨漏り箇所の上部を防水テープとコーキングで補修する事になりました。

ケレンで錆びを落とすと、小さな穴が開いていました

防水テープとコーキングで雨漏り補修

割れや穴あきがある波型スレートの補修

工場の波型スレート部分にも割れや穴あきができており、雨漏りが発生していました。

波型スレートは強度の高い素材ではありますが、やはり耐用年数を超えるとこのように割れなどが起きてしまいます。雨漏りだけでなく、割れた箇所が飛散する危険もあり、大きなトラブルになる前に対策しておく必要があります。波型スレートにも折板屋根と同様に雨漏り補修を行います。
▶工場・倉庫の屋根や外壁に使用される大波スレートと小波スレートの最適なメンテナンス方法

ケレンとプライマー塗布

錆びにケレンを行った後、高性能ウレタン系プライマーを塗布しました。
こちらはコーキング用のプライマーで、塗りムラを防ぎ、コーキングの密着性・耐久性を向上させる効果があります。

防水テープとコーキングで補修

波型スレートの各所にできていた割れや穴あきに防水テープとコーキングで補修が完了しました。
簡易的な補修にはなりますが、工場の稼働を止める事なく雨漏りを解消する事ができました。
街の屋根やさん熊本店では工場の屋根補修も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

鳩が侵入する隙間に対策

工場の壁にある小さな割れ部分から、鳩が中に入ってくるそうです。
鳩が入ると不衛生なだけでなく、強い酸性である糞によって部材が劣化したり、巣を作られてしまう可能性もあります。万が一巣を作られてしまった場合、鳥獣保護法により、鳥が巣立つまでは巣の撤去ができないと定められています。
今の所は鳩出入りがあるだけで巣は作られていない為、巣を作られる前に鳩の侵入対策を行っておきます。

ワイヤーネットやコーキングで隙間を埋めました

後日、他の箇所から鳩が入ってきたとご連絡がありました

屋根の下やシャッター上部の隙間にもネットを設置しました。

扉の隙間にはゴム製のテープを貼っておきました。
扉を開けても問題がないか確認し、全ての工事が完了しました。

再度現状で鳩が入る箇所を教えていただき、全て対策しておきました。
生き物相手なので、どのような行動をするかは予想しきれないですが、万が一また入ってきたらその都度対策していくという事になりました。
鳩は私たちにとって身近でどこでも見られる野生動物ですが、建物の中に入ると非常に厄介です。
ご心配な方は当店で対策工事を行いますので、まずはお気軽にご相談くださいね。