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江南市でメンテナンスにお伺いしたお家での棟貫板交換工事とダクト塞ぎ工事
更新日：2023年3月15日
今回、江南市の顧客様宅から連絡があり、お伺いしました。
鳥が侵入しているダクトです。
本来であれば、このようなダクトはきっちりと塞がれている事がほとんどです。
今回のお家では、何かしらの理由によって外れてしまったために鳥が侵入してしまったのだと思われます。
ホームセンターなどでも通気管用のパテが売っていますが、高所作業ができれば誰でもでき、費用もそれほどかからないためすぐに作業しました。
お家の方でも可能なのですが、高い所が苦手な方は頼んだ方が良いでしょう。
屋根に上ると化粧スレートの至る所にひび割れと、棟板金部分にぐらつきが生じていました。
スレートは軽くて見栄えするのですが、屋根という風雨に常にさらされる部位なため、定期的に塗装してあげないと雨水を吸ってしまい、この写真のように脆くなって簡単に割れてしまうようになります。
また、棟板金のぐらつきに関しては、内部の貫板が腐食してしまい、釘などで固定できなくなってしまっているのが原因のようです。
住んで見えるご夫妻とも若く、長く住まれるお宅であるため、屋根の交換を提案しましたが、太陽光発電をつけたばかりで難しいとのこと。
正直なところ、この状態の屋根にソーラーパネルを乗せるのは業者の責任と言われてもおかしくありません。
ソーラーパネルというのは非常に重く、屋根にとってはストレスとなってしまいます。
ですので、本来であれば屋根が健康な状態の時に重い物を持たせてあげるべきで、歳をとってしまった屋根に重い物を持たせてしまうとすぐに限界が来てしまいます。
また、ソーラーパネルをつけてしまった事で、その後工事をする際に脱着の費用が余計にかかってしまったり、施工ができなくなってしまうという事も起こります。
そういった面からも、ソーラーパネルを乗せるのは、しばらく工事の必要が無いタイミング（一番良いのは新築や葺き替え工事の後など）でなくてはいけません。
今回は修繕として瓦の割れがこれ以上広がらないよう、細かいひび割れを変成シリコンで埋めて回る作業と、板金に関してはどこまで腐食しているのかわからない状態だったため、全体的な貫板の交換をさせていただく事になりました。
棟板金の中の木を交換致します。
中の木は結構な年数が経っている状態でした。
その木材を一度解体し、樹脂製の垂木を設置します。
樹脂製の物は木材と比べて雨などに強い物になります。
交換後、再度板金を被せて固定して完了です。
根本的な解決とはいきませんが、最低限の修繕をし、毎年のメンテナンスで様子を見ながら、いざという時のために修繕費用を貯める事になりました。
街の屋根やさんでは、しっかりと現場調査をさせていただいたうえで、お客様のニーズに最大限答える提案をさせていただいています。
何かご自宅で問題が発生した際は、ぜひご一報ください。
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