甲府市 解体現場をみて、屋根の傷み状態が分かりました
更新日：2022年5月17日
屋根に瓦を施工されているお宅様は、簡単に説明しますと、基本的に屋根を支える垂木を数本斜めに施工をして、その上に野地板と言われる木板を乗せて釘で止めます。
その上に横方向に桟を並べて、瓦の下に土を敷いて、屋根瓦を乗せていくのです。
この写真は、瓦を手作業で待ちあげて、廃墟用コンテナに処理をしている時の写真です。
屋根の葺き替え工事では、もっとしっかりした野地板へ変更を行うのですが、解体作業という事で少し躯体の強度は考えず行うので、このような状態になるのです。
約築60年も経つお宅様の屋根にしては、作業中に瓦を重ねて重くしたり、人の荷重で少しは野地板が沈んではいますが、比較的状態は保たれている様に感じました。
既に家の解体が済んでいる部分があるのがお判りでしょうか。
解体で使用される、油圧ショベルという機器で屋根などに力を加えて、剥がしたり、切断をしていくのですが、それを行われていても、残っている古屋の屋根の棟はしっかりと残っています。
きっと屋根のメンテナンスを定期的に行ってきたからこそ、このように強さを保っているのでしょうね。
現代の家は、以前より長持ちをする様に設計されていますが、屋根などのメンテナンスは未だに10数年ごとに行う事は必須事項です。
解体現場で、改めて屋根のメンテナンスの重要さを感じましたので、ブログに書かせて頂きました。
まずは点検をされる事が大切ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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