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【山形村】割れたモニエル瓦を安全撤去!屋根葺き替えの瓦おろし工程
更新日:2026年6月6日
雨漏りはしていないけれど、このまま使い続けて大丈夫なのかとお悩みのあなたへ。築40年の住まいを守る屋根葺き替え・最初の解体診断プロセス
東筑摩郡山形村にて進めております築40年のお住まいの屋根葺き替え工事において、最初の重要ステップである「瓦おろし工程」が予定通り安全に完了いたしました。
現在は雨漏りはしていないけれど、このまま使い続けて大丈夫なのかというご不安を抱えられていたお客様ですが、今回の工事によってその心配を根本から解消するための確かな一歩を踏み出しております。
工事が始まると、我が家がどのようなプロセスで直されていくのか、期待と同時に細かな部分まで気になるのは当然のことです。
屋根の葺き替えにおける解体や撤去の工程は、新しい屋根材を乗せるための単なる前準備ではなく、お家の現在の健康状態を正確に把握するための極めて重要な意味を持っています。
なぜ雨漏りが起きる前に瓦をおろす必要があったのか、解体によってどのような事実が見えてきたのか、その詳細なプロセスや職人の判断基準について、後半の各章で詳しくお伝えしてまいります。
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地域: 東筑摩郡山形村
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工事名: モニエル瓦からジンカリウム鋼板への屋根葺き替え工事
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本日の作業工程: 足場架設、棟瓦および平瓦の撤去、瓦おろし、瓦桟撤去、屋根面清掃
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使用材料・道具: 瓦おろし用クレーン車、撤去用工具、清鎖用具一式
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職人からの本日のひと言: 重い瓦を安全かつ迅速に処理するため、クレーンを効果的に活用して作業を行いました。
【山形村】築40年の重厚なモニエル瓦を安全かつ丁寧に撤去する初日の現場実況
屋根葺き替え工事において、最初に厳格に行うのが強固な足場の架設です。職人が高所でもブレずに安定した体制で作業に集中できるようにし、周囲への部材の飛散を防ぐために不可欠な工程となります。特に瓦の撤去作業では大きな荷重が移動するため、揺れのない安定した足場が作業全体の安全性を底から支えることになります。この足場架設を疎かにすると、作業効率が著しく低下するだけでなく、近隣への安全配慮にも欠けてしまう重大なリスクに繋がります。
屋根の上でまとめた重い瓦を地上へ安全に降ろすため、今回は敷地内にクレーン車を導入して作業を行いました。職人の手作業だけに頼らず機械の力を借りることで、作業効率を劇的に高めながら確実な安全性を担保する工夫です。モニエル瓦は一枚一枚が非常に重いため、人力だけで運び出すと作業員の疲労を招くだけでなく、落下の危険性や屋根・外壁を傷めてしまうリスクが高まります。当店では近隣の環境や敷地の広さに応じて最適な重機を選択し、お住まいに傷をつけないクレーン作業を徹底しています。
撤去前に改めて確認した屋根面は、長年の紫外線や雨風によってモニエル瓦の表面が大きく劣化している状態でした。
このモニエル瓦(着色セメント瓦)は、かつて多くの住まいで採用されていた人気の屋根材ですが、現在の瓦とは異なる以下のような独自の特性を持っています。
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◆メリット(意匠性と断熱性):
セメントと砂を主原料とし、デザイン性が高く、瓦自体の厚みがあるため遮音性や断熱性に優れているという利点があります。
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◆デメリット(定期的な塗装の必要性):
瓦自体に防水性がないため定期的な再塗装が必須であり、放置すると水分を吸って非常にもろくなり、割れやひび割れが起きやすくなります。
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◆現在の状況:
現在は製造メーカーが日本から撤退しているため、割れた場合の一部交換(差し替え)に必要な純正の瓦を入手することが極めて困難となっています。
雨漏りはしていないけれど、このまま使い続けて大丈夫なのかという不安の通り、防水性が切れて耐久性が著しく低下した瓦は限界を迎えていました。
この状態を放置すると、割れた隙間から雨水がダイレクトに侵入し、気づかないうちに下地を腐食させていく原因になります。
屋根の最上部にある棟瓦(むねがわら)の撤去から、本格的な解体プロセスを進めてしていきます。棟部分は内部の固定土や漆喰、固定金具などが複雑に絡み合っているため、周辺を傷めないよう丁寧に工具を入れて切り離します。長年お家を守ってきた棟の内部は、湿気を含んでボロボロになっていることが多く、慎重に職人の手で解体を行う必要があります。この解体を乱暴に行うと、残された周囲の構造体に余計な負荷がかかり、歪みを生む原因になるため注意が必要です。
屋根の大部分を占める平瓦(ひらがわら)を、下層から上層に向かって順番に一枚ずつ剥がしていきます。効率よくクレーンのコンテナへ積み込めるよう、職人同士の連携によって手際よく、かつ確実に手元を確認しながら動かします。全面の瓦を取り去ることで、これまですべて隠されていた屋根の本当の「中身」が初めて白日の下に晒されることになります。ここで急いで瓦を投げ置くような雑な扱いをすると、お家へ大きな衝撃が伝ってしまうため、職人は最後まで気を引き締めて扱います。
◆防水シートの経年劣化: 築40年という歳月のなかでシート自体の乾燥が進み、柔軟性を失った部分が裂けてしまったものと考えられます。
全ての瓦を取り除いた結果、既存の防水シート(ルーフィング)に複数箇所の破れや明確な穴が確認されました。
幸いにも瓦の噛み合わせによって致命的な雨漏りには至っていませんでしたが、防水の最後の砦であるシートがこれだけ破れていれば、いつ雨漏りが始まってもおかしくない極めて危険な状態でした。
この破れをそのままにして新しい瓦を部分補修するだけでは、お家の寿命を延ばすことは絶対に不可能です。
◆隠れた内部の雨染み: 外側の瓦を見ただけでは完全に隠れていて分からなかった、まさに外してみて初めて分かる状態の典型的な例と言えます。
防水シートの破れていた箇所の直下では、屋根のベースとなる野地板(のじいた)の一部が水分を吸って腐食しているのが見つかりました。
過去に隙間から吹き込んだわずかな雨水や結露の水分が、乾ききらずに木材を長期間じわじわと湿らせ続けた結果です。
木材の腐食を放置したまま上から新しい屋根材を被せると、固定する釘やビスが効かずに強風で屋根が飛散する原因になるため、プロとして確実な見極めを行います。
瓦を引っ掛けて固定するために打ち付けられていた木製の部材、瓦桟(かわらざん)をすべて綺麗に引き抜いて撤去します。バールなどの工具を使い、古い釘ごと野地板から剥がし取って、屋根の表面を遮るもののない平らな状態へ戻していきます。長年の塵や埃が溜まりやすい場所でもあるため、部材に引っかかって残らないよう、丁寧に取り除くことがポイントです。古い釘が残ったままだと、後から施工する新しい下地合板を敷き詰める際に浮きや隙間が生じ、施工不良の引き金になります。
◆ミリ単位の下地密着: 新しい構造用合板を隙間なく密着させるために、屋根面を完全にフラットなクリーン状態にする作業です。
初日の最終工程として、長年の汚れや解体時に出た細かな廃材、土埃をほうきと集塵機を使って徹底的に掃除します。
一見地味な清掃ですが、このプロセスを丁寧に行うかどうかが、翌日以降の新しい屋根作りの品質を大きく左右します。
細かなゴミが残った状態で次の工程に進むと、防水シートの接着不良や細かな突起によるシートの損傷リスクを排除できなくなります。
確実な施工品質をお約束するために当店が徹底している撤去・診断マニュアル
屋根の葺き替え工事における古い瓦の撤去は、単に「壊して捨てる」だけの作業ではありません。
当店では、メーカーの施工基準や独自の安全管理マニュアルを厳格に遵守し、職人個人の勘だけに頼らない客観的な施工を徹底しています。
特に解体時に露出する古い下地の状態確認では、どこまでの範囲の木材を交換・補強すべきかを、診断チェクリストに沿ってプロの目で正確に見極めます。
「見えなくなる下地こそ、一番丁寧に直す」という技術基準を守ることで、東筑摩郡山形村のお客様に「ここなら安心して任せられる」という本物の安心感を提供いたします。
この作業において特に重要な3つのチェックポイント
住まいを長持ちさせるために職人が解体時に必ず確認する重要項目
◆解体時の荷重バランスの維持:
屋根材を一箇所のエリアから極端にまとめて剥がすと建物に歪な負荷がかかるため、全体のバランスを考慮しながら均等に瓦をおろしていきます。
◆既存下地の水分・腐食の範囲特定:
水分を吸って強度の落ちた野地板がどこまで広がっているかを木槌での打音や触診で厳しくチェックし、補強が必要な範囲を正確に特定します。
◆寒冷地特有の結露痕の有無確認:
長野県の冬場の厳しい寒さによって屋根裏で発生した内部結露の形跡がないかを確認し、新しい屋根へ葺き替える際の通気工法の必要性を検証します。
古いものを綺麗に取り去った後は住まいの骨組みを強くする工程へ進みます
屋根面の徹底的な清掃が完了し、古い瓦の影響を受けないフラットなベースが出来上がりました。しっかりと下地を乾燥させた後は、いよいよ新しいジンカリウム鋼板屋根を支えるための重要なステップへと移ります。次回は、強度の落ちた古い屋根の上に、厚さ12mmの頑丈な「構造用合板(野地板)」を新しく隙間なく敷き詰めてお家全体の剛性を高める作業です。その上で、最新の高性能なルーフィング(防水シート)をシームレスに敷設し、雨水を完全にシャットアウトする強固な下地を完成させますので、ぜひその丁寧なプロセスにもご注目ください。
次のブログ ルーフィング・サーモバリア敷設の様子はコチラ>>>
【東筑摩郡山形村の屋根葺き替え:防水と遮熱を高めるルーフィングとサーモバリア施工】
解体作業中や下地処理の途中で雨が降る予報がある場合は、原則として作業を順延するか、その日の作業を調整します。万が一の突然の雨に備えて、常に現場には大型の防水ブルーシートを常備しており、作業を中断する際には雨水が室内に侵入しないよう、屋根全体を確実に養生する雨仕舞いを徹底しておりますのでご安心ください。
お客様からの温かいお心遣いは大変励みになりますが、当店では職人へのお茶出しや休憩時のお気遣いは一切ご無用とさせていただいております。
各自で飲料や休憩の準備を整えて現場に入っておりますので、どうぞ気を使われることなく、普段通りの生活をお過ごしください。
はい、もちろんでございます。
ただ、屋根の上は非常に傾斜があり危険ですので、お客様に直接登っていただくことは安全上お断りしております。その代わりに、職人が各プロセスの細かな施工写真をリアルタイムで撮影しておりますので、地上の安全な場所でスマートフォンやタブレットの画面を通して、または一日の終わりに写真にて細かくご確認いただけます。
屋根の葺き替え工事では、外側の瓦を外してみて初めて、内部のルーフィングの破れや野地板の腐食といった本当の状態が明らかになります。
当店では、お客様から見えなくなってしまう途中のすべての工程、補修の様子を詳細に写真として記録し、完工後に「施工報告書」として完全にお渡ししております。
どのような理由でその補修を行ったのか、どのような材料を使ったのかを不透明にせず、100%の透明性を持った丁寧な施工をお約束いたします。
東筑摩郡山形村周辺をはじめとする長野県の気候は、冬場の厳しい寒さと積雪、精度が高い寒暖差が特徴です。
こうした過酷な環境下にあるお住まいでは、屋根材が受けるダメージも他地域より大きく、特に古いセメント系の瓦は凍結融解(水分が凍って膨張し割れる現象)による破損が起きやすくなります。
そのため、地域の気候特性を熟知した職人が、冬の結露や雪の重みを計算に入れた適切な施工タイミングと、入念な下地処理の工期を設定することが、大切なお家をこの先何十年も長持ちさせるための最大の鍵となります。
大切な住まいのリフォームだからこそ、当店は隠れて見えなくなる一工程ごとの丁寧なプロセスに徹底的にこだわっています。
「築年数が経って我が家の屋根も心配」「雨漏りはしていないけれど、一度専門家に見てほしい」など、疑問や不安があれば、いつでもお気軽にイトウ住建までご相談ください。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
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