現地調査

施工前に屋根の調査を行いました。

スレート屋根の割れ・めくれが多くみられました。

※スレート屋根とは
セメントを主成分とした5ｍｍほどの板の屋根材です。
スレート材は広く使われています。

このような原因としては雪害や台風、経年での劣化が原因となります。
日当たりがいい場所でも起こります。

さらに、棟板金も浮いてしまっています。

※棟板金とは
屋根の頂点部分に使用する板金です。

こちらは釘浮き・釘抜けが進み
強風の際には剝がれてしまう事象もあります。
剥がれた場合、庭や玄関先に落下したり
隣家や歩道に落下することもある為、とても危険です。
放置すると雨漏りにも繋がります。
このようなサインは見逃さず、修繕のきっかけにしていただきたいです！！

屋根葺き替え工事～既存撤去～

棟板金、貫板、雪止めなどの撤去を行います。

※貫板とは
棟板金の下に入れる木材
棟板金が浮いてしまうとこの貫板が朽ちてしまい板金の飛散、雨漏れの原因となります。

※雪止めとは
積雪の際、屋根からの急な落雪を防ぐためのものです。

屋根葺き替え工事～下地処理～

ルーフィングシートを使い、屋根全体の下地処理を行いました。

※ルーフィングシートとは
瓦、スレート屋根、ガルバ屋根等
すべての屋根に使われている防水シートです。

隙間から入る雨から下地を守る効果があります。
この下地の調整が甘いと雨漏れや屋根劣化の原因となります。

屋根葺き替え工事～ガルバリウム鋼板葺き～

ルーフィングで下地処理を施した屋根に
ガルバリウム鋼板を重ね葺きしていきます。

※ガルバリウム鋼板とは
亜鉛とアルミでコーティングされた金属製の屋根材です
耐用年数が長く長持ちする為、葺き替え工事に多く使用されています。

また、水切り板金（唐草板金）の取付や雪止めも設置していきます。
※水切り板金は雨漏りを防ぐ重要な板金です

屋根葺き替え工事～施工完了～

葺き替えが完了後、頂点部分の棟板金を取り付けて工事終了になりました。

施工後、お施主様に「新築になったようだ！」とお喜びの声をいただきました✨✨

屋根は被害があっても普段は気付けない箇所です。
ご自分で屋根に上るのもとても危険です。。
街の屋根屋さん山梨店では屋根の無料調査を行っております。
お気軽にご連絡ください！！