名古屋市中川区にて瓦屋根からガルバリウム鋼鈑へ屋根の葺き替え工事
名古屋市中川区 屋根葺き替え
【工事のきっかけ】
漆喰の落下
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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今回は瓦屋根からガルバリウム鋼鈑への葺き替え工事をさせて頂いたお家のお話です。
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漆喰が落ちてきてかつ勾配がきついのにも関わらず重量の重い瓦を使用しておりとても危険な為軽い素材で耐久性が比較的高いガルバリウム鋼鈑で施工していきます。
早速足場を立てていきましょう。といきたいところですが、、、
ブログでも書かれていた通り、足場を組む際に手前の壁が邪魔したり奥にまで組むことが難しい程隣接しています。
このような場合にはどのように足場を組むのでしょうか。
こちらが足場を組んだ写真です。
前面に沿って角から奥に向かって踏板一枚分の足場を組んでいきました。
見るだけで怖いということが分かりますね。
ここから養生をかけて瓦・漆喰の落下や万が一職人の工具が落下しても被害が出ない様にします。
階段もついていないので上に登って工事をする際はまさに命がけです。
このような環境で工事をする職人には頭が上がりません。
足場がかかったら瓦を外します。
誤って瓦を落とさない様に一枚一枚丁寧に外していきます。
こうやって見てみるとこの勾配でよくこんな重い瓦を使っていたなと冷や冷やします。
このような勾配で瓦を施工する方法は昔に流行ったもので、今では絶対にこんな施工はしません。
本当に危険なので(-_-;)
すべて瓦を外し終えました。
この角度から見ると率直に怖いとしか言いようがありません。
ここから葺き替えの施工に入っていきます。
下地の施工でコンパネを敷いていきます。
屋根の葺き替えやカバー工法をする際には下地処理が一番大事だと考えています。
下地が雑に敷かれると屋根を葺くときに上手く施工できず、せっかく新しい屋根になったのにすぐに雨漏りがするといったことも起こりかねないので丁寧に敷かないといけません。
棟部分となる下地も丁寧に敷きます。
棟は屋根の接合部となりますので雨風の影響を受けやすい部分になります。
なので屋根の棟部分は非常に大事な役割を担っているのです。
少し話が脱線しますが、最近金額を抑えられるという面でカバー工法をする際に下地が劣化しているにも関わらず相見積もりで有利にする為か、はたまた知識が無いのか、下地を敷かない業者さんもいるようですのでお気を付けを。
下地処理は非常に大事なのでカバー工法の際、下地に著しく劣化の兆候が見られた物件に対しては必ずコンパネを敷く事を推奨します。
下地を施工し終えたら、次に防水シートを貼っていきます。
防水シートのみでの耐用年数は10年~15年前後となっていますが、もし万が一屋根に破損が見られて雨漏りが起きたとしても一時的に防水シートが家の中への雨水の侵入を防ぐのです。
棟部分の防水シートも丁寧に貼っていきます。
今回の工事はここまでで80％ほど完成度ですね。
常々ブログや施工事例で話していますが、葺き替え工事は下地を作るまでが最も大変な作業なのです。
いよいよここからガルバを施工していきます。
ビスで下地に対して完全に固定していきます。
建物と一体化するイメージで頑丈になりました。
何とか急勾配の屋根の葺き替えが完成しました。
足場を外して完成です。
前の状況とはうって変わって二度と瓦が落ちてくる事はなくなり、御施主様もホッとされておりました。
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