常滑市 屋根の葺き替え依頼があり現場調査に行ってきました。
更新日：2021年8月27日
常滑市にお住まいのお客様から屋根の葺き替え依頼があり伺いました。
築４０年越えの２階建ての瓦を金属屋根にしたいとのこと。
築年数と今後も使うことを考え、瓦よりも格段に軽いガルバリウムを強く希望されていました。
屋根の大きさと現状を詳しく調べる為、今回はドローンではなく梯子を使い屋根に登って調査を行います。
お客様に許可をいただき屋根に登らせていただきます。
この日は天候にも恵まれ気持よく調査することができました。
まずは全体を見ながらそれぞれの箇所の沈み具合をお確かめていきます。
大棟の先、鬼瓦を上から撮影してみました。
重厚感のありとても立派ですね。
築年数が経っていることもあり瓦の多くに亀裂や割れが見受けられました。瓦のズレは全くありません。
屋根全体の寸法もしっかり図りつつ、次は一階部分の屋根を見ていきます。
下屋根部分に降りてきました。
どこからか取れてしまったのか漆喰の欠片が落ちています。
漆喰は瓦を固定する重要な役割を担っている為、漆喰の劣化で瓦が取れてしまい落下…という被害につながります。
苔が生えてしまっている所もありますね。
北側であまり日が当たらない場所なので湿気が溜まり苔が生えたのでしょう。
屋根材によっては苔、カビは劣化のサインでもあります。
表面が風化により削れてしまったり、欠けている瓦も目立ちます。
こういった日本瓦の場合、作りが丈夫なため飛来物などの外的要因ではめったに割れることはありません。
しかし、長い時を刻む中で少しづつ劣化は進み表面が風化してしまいます。
こういった日本瓦の場合、作りが丈夫なため飛来物などの外的要因ではめったに割れることはありません。
しかし、長い時を刻む中で少しづつ劣化は進み表面が風化してしまいます。
割れている瓦です。補修した跡がありますね。
ここ以外にも、割れている瓦が何か所もありました。
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