緑区のお客様からご依頼を受け、瓦屋根の葺き替えを行うことになりました。
今回はかなり大きなお家で屋根と一緒に外壁の補修、雨漏りした天井の補修も行った為かなりの費用が掛かりました。

その分、今後安心して住めるようしっかりした工事をさせて頂きます。

足場が立った後は、瓦と土を撤去していきます。
現状、雨漏りが慢性的にしているため職人をいつもより多めに動員し効率よく行っていきます。

瓦降ろしを行う際には、どうしても音や埃の飛散が起こってしまいます。
足場と共にシートで養生し飛散を防ぎます。
また、工事前には近隣の皆様に挨拶と工事の内容をご説明し了承も得て行います。
万が一近隣に土埃が飛んで行ってしまう可能性も考慮し向こう三軒両隣以上の範囲に伺いました。

無事、大きなトラブルもなく瓦降ろしが完了しました。
次に下地を作っていきます。

コンパネ下地を貼りつつ、防水シートも貼っていきます。

下屋根の部分も隅までしっかりと施工していきます。
屋根の上で寸法を合わせながら素早く正確に下地を施工していきます。

下地の上から防水シートを貼りつけていきます。
改質アスファルトルーフィングといい国内で最上級の物を使用し雨漏りしない家にしていきます。

防水シート施工が完了しました。
瓦降ろしの後はこの行程までを一気にやっていきます。
防水シートまで貼り終えれば雨が降ったとしても大丈夫です。

いよいよ屋根材を葺いていきます。
現場に材料が搬入され職人が手作業で施工していきます。

コンパネで下地を作ったことにより真っすぐ綺麗に葺くことが出来ています。

谷部分も板金で仕上げていきます。
軒先部分も専用の役物を使用しています。

屋根材同士ははめ込み式に固定がされており多少の力ではびくともしません。
屋根が軽くなるだけでなく、強風にも耐えられる頑丈な作りなのです。

棟部分以外の全てが葺き終わりました。
この後棟用の板金を取り付け、つなぎ目をコーキング処理し完了になります。

完成まであとわずか。
ガタついていた瓦屋根の面影は何処にもありません。

屋根が終わったので外壁の補修を行っていきます。
今回は風雨の影響で外壁のトタンが剥がれかけていたので、一枚一枚補修していきます。

最後に雨漏りによって雨染みをしてしまった天井部分を張替えて工事完了になります。