緑区のお客様から屋根カバー工事を依頼されました。
スレートの防水が切れており、棟部分の釘も浮いていた為カバー工事を行いお客様の不安を解消します。

屋根工事で必須となる足場を掛けます。
階段と作業スペースとなるステージを作ることで作業の効率化を図ることができます。
どの現場でも足場とシート養生は欠かせません。

今回はコンパネによる下地は使わず、現状の屋根を下地として使います。
屋根の下地まで傷んでいなかった為現状の屋根材の上にルーフィングを敷いていきます。

当社はすべての屋根の工事で最高品質の防水シートを使います。
この改質アスファルトルーフィングはこのままでも10年近く雨漏りを防ぐ優れものなのです。

ただでさえ雨が入らない防水シートの上に水を入れないような仕組みになっているガルバリウム鋼板の屋根材を葺いていくため雨に対して鉄壁の屋根に変わるのです。

防水シートの施工が終わったら屋根材を葺いていきます。

屋根の上で寸法を合わせ加工しながらカバー工事を行っていきます。

軒先から上に向かって屋根材をかぶせていきます。
屋根材同士はぴったりとかみ合わせで隙間がなくなるようになっており水が入らない仕組みになっています。
また、はめ込みながら施工していくため作業も非常にスムーズに行うことができ、今回のような屋根ならば一週間もかからずに施工することが可能になります。

一枚一枚職人が丁寧に、かつスピーディーに施工していきます。
足場があり、ステージもある屋根の上で細かい加工もできるため作業も効率よく進みました。

棟部分まで施工が完了しました。
今回は断熱材入りの屋根材を使用したため、夏や冬でも快適に室内で過ごすことができますね。
体感として5°程の違いが生まれます。
さらに今回はお客様の希望で屋根裏に断熱材を追加で入れた為、屋根材による外側断熱と内側からの断熱の効果が重なります。

これで雨漏りに強い屋根になっただけではなく、断熱効果もある屋根になったことで暮らしやすくなりました。
お客様も仕上がりには満足していただきました。
今後の定期点検で夏や冬の過ごしやすさにどのような変化があったか聞くのが楽しみです。