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堺市西区|台風でベランダ屋根アクリル波板をポリカ波板張替と木部塗装
堺市西区 台風
【工事のきっかけ】
堺市西区のT様より
『台風でベランダの屋根が飛んでしまったので見てほしい』とお問合せを頂いた事がきっかけで、工事のご依頼を頂きました。
現地調査を行うと、紫外線等で硬化し柔軟性を失ったベランダ屋根のアクリル波板は、非常に割れやすくなっていた所に、台風の暴風によって煽られて部分的に割れて飛散していました。また、T様宅のベランダ本体・木製の骨組みは以前に、木部の腐食を防ぐ為に塗装が施されていましたが、塗料が剥がれている状態でした。木部の劣化状態を確認すると、腐食や耐久性には問題は見られませんでした。
ベランダ屋根の波板は、骨組みにフックで固定されているシンプルな構造になっています。
波板が飛散した原因も、【波板を固定しているフックの劣化】→【波板をシッカリと押える事ができない】→【波板がズレて浮く】→【風に煽られて飛散】と部材の劣化が引き起こしたと言えるでしょう!
T様とご相談の上、飛散したアクリル波板は耐久性が高い
『ポリカーボネート波板全面張替工事』、塗装が剥がれていた木製の骨組みは
『木部の塗装工事』を行う事になりました。
既存の波板を全て撤去してから、木部の塗装工事をしてから波板全面張替工事へと工事に取り掛かります。
木部塗装は、①ケレン作業→②下塗り→③上塗りの工程で行います。
ここで
重要なのが、ケレン作業(下地調整)です。
毛羽立っている既存の古い塗膜面に塗装を行うと、すぐに剥離してしまう事がある為、
サンドペーパーなどで毛羽立った塗膜面を除去していきます。傷みが酷い箇所はスクレーパーで既存の塗膜を剥がし取りました。
塗装が乾いてから、ポリカーボネート波板を取付ました。
波板は定められた施工基準で、
波板同士の重ね代は2.5山・固定するフックの間隔を5山以内に取付なければ、波板が外れやすくなり、また隙間ができて雨水が入りやすくなってしまいます。ポリカの特性を十分に発揮させる為には、施工基準を守って正しく取付る必要があります。
木部の塗装とポリカ波板全面張替工事が完了しました。
T様の奥様からは、『これで安心して洗濯物が干せて、買い物もゆっくり見る事ができます。ありがとう!』とお言葉を頂きました。
ベランダは住まいと違い壁がない為、三方向から風の影響を受け強風被害が多い箇所でもあります。
被害を受けたままにしておくと、屋根材の飛散や、雨でベランダの床が濡れると階下に水が廻り雨漏りを引き起し2次被害へと繋がりる場合がある為、早期補修をオススメします。
気になる箇所があれば、街の屋根やさん堺店の無料点検をご利用下さいませ♪
▶メールからのお問合せ(24時間受付中)
2階ベランダ屋根のアクリル波板は、部分的に割れて飛散していました。
アクリル波板は加工がしやすく安価な事から、以前は多くの住宅で使用されていましたが、経年劣化で割れやすいと言うデメリットがあります。
普段は洗濯物を干されているので、これでは毎日の家事がストレスになってしまいます!
▶ベランダ・バルコニーの屋根の補修・修理、防水工事、お任せください
劣化が進行したアクリル波板は、茶褐色に変色し割れていました。
アクリル波板は年数が経過すると、硬くなって柔軟性が失われます。その為、
変色して硬化してしまうと、少しの衝撃でも簡単に
割れやすくなって
、台風の強風に耐えられず、
このように割れて飛散したと思われます。
波板が飛散したベランダは常時、雨水が床に落ちる為、階下に水が廻り、雨漏りへと発展する危険があり注意が必要です!
ベランダ本体・木製骨組み
の塗膜
が劣化して剥がれていましたが、耐久性などの問題はありませんでした。
しかし木部を保護している塗膜の剥がれが起きると、雨水が浸透しやすくなり腐食の原因になってしまいます。雨水で湿った木部はシロアリが好み、ベランダ本体が脆くなり被害が拡大する恐れがあります
▶台風被害に遭う前に屋根とお住いの対策をしておきましょう
『骨組みの木部塗装』『ポリカーボネート波板の全面張替工事』の様子
既存波板の撤去後、木製の骨組みには木部専用塗料を使用し木部の塗装を行いました。
木部塗装の工程は、ケレン作業→下塗り→上塗りで行いました。
①ケレン作業(下地処理)
木部塗装で最も重要な作業といってもいいのが”ケレン”です。
古い塗膜の剥がれや浮きを、サンドペーパーやパテなどの道具を使って削り取る作業になります。
ケレンが不十分では、塗料がシッカリと密着せずにすぐに剥がれてしまい、部分的に古い塗膜が残ったままでは凹凸した仕上がりになる場合があります。
表面を滑らかに整える事で美しい仕上がりになるのです。
②下塗り
仕上げの塗料を塗る前に、浸透止めや防腐効果がある下塗り材を塗装していきます。
浸透止めや防腐効果のある塗料を塗る事によって、塗膜の耐久性が高くなり塗装が長持ちします。
②上塗り
最終的な見た目となる塗料をローラーや刷毛を使用して丁寧に塗り込んでいきます。
同じ塗料を2回塗り込む事で、艶斑・色ムラをなくし塗膜が厚くなりより強い塗膜を形成します。
木材は塗料でコーティングをしておかないと、雨水が浸透し腐食してしまいます。
また、ただ塗料を塗れば良いという事でもなく、ケレン(下地処理)や下塗りなどを怠ると、すぐに塗装が剥がれてしまいます。キレイに長く保つ為にも、適切にメンテナンスを行いましょう!
木製枠組みの塗装が乾けば
、耐久性が高いポリカーボネート波板を取付けました。
新しく取付るポリカーボネートとは?
プラスチック素材の一種で強度は塩ビの約20倍。耐衝撃性・耐熱性・透明度・加工性に優れています。また紫外線にも強く、現在波板や平板にはポリカーボネート素材が多く使用されています。
透明度が
高く暗くなりがちな屋根下の明るさが確保できます。
取付時の注意事項
ポリカ波板には裏表があり、対候処理がされている表面を上に
する事で対候性を活かす事ができるのです。しかし裏表を誤って張ってしまうとその効果が半減し、
耐久性も落ちてしまうので取付時は注意が必要です!
施工基準に沿ってポリカ波板を取付けて行きます
ポリカ波板は端から順に重ね代を取って取付けて行きます。
取付ける際は、
固定するビスや
フックの間隔
は5山
以内で留め、波板同士の重ね代は2.5山以内で施工します。こちらの施工基準を守らなければ、波板が外れやすく、隙間ができて雨が入り込んでしまう危険があります。
こちらの骨組みは木製
の為、
固定するフックは木下地用のビスを使用しました。波板を固定する際は、下地に合ったビスとフックを使用しなければいけません。
|
ポリカーボネート |
塩化ビニール |
アクリル |
耐衝撃度 |
◎ |
△ |
△ |
軽さ |
◎ |
〇 |
◎ |
耐候性 |
〇 |
◎ |
◎ |
透明性 |
〇 |
△ |
◎ |
燃焼性 |
〇 |
〇 |
△ |
ポリカーボネートの他にも同じ用途で使える素材の違いを比較してみましょう。
それぞれ得意とする分野があります。よく使用されている塩化ビニールは衝撃強度が低く、強度を高くする為にガラスネットが入っているものがありますが、透明性が下がってしまいます。
アクリルは、軽量で耐候性・透明性が高い反面、衝撃強度が他より低く割れなどが発生
しやしくなります。
この中でも一番バランスが良いと言えるのが、ポリカーボネートです。軽量で衝撃強度も高く、耐候性や透明性も十分です。他にも加工がしやすく、DIYにも人気があると言えるでしょう。
『木部の塗装工事』『ポリカーボネート波板全面張替工事』が全て完了しました
ベランダの波板張替と木部塗装工事が完了しました。
今回使用したポリカーボネート製の波板は、塩ビ製の波板に比べ若干料金は高くなってしまいます。
しかし、耐用年数も長く長期的に見るとコストパフォーマンスが良く、波板張替にはポリカーボネート製波板をオススメします。
また、木部に塗装を行う事で雨水の浸透や腐食を防ぐ事ができます。
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