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堺市中区にて瓦棒葺きとカラーベスト葺き屋根の雨漏り調査に伺いました。
更新日:2022年2月7日
堺市中区の2階建て住宅の屋根から雨漏りが発生したとの連絡が有り調査に伺いました。
屋根は瓦棒葺きの鋼板屋根でした。
パッと見た目は綺麗に塗装されて不良ヵ所が無い様に見えますよね。
が、しかし、明らかに勾配が緩すぎます!
本来なら瓦棒葺きは最低でも1mの距離で10cm下がるだけの勾配が必要なんですが、この屋根はその1/5の2cmも無い程の勾配しか有りませんでした。
こんな勾配が少なかったら、雨水が流れきれず屋根の途中でとどまってしまい、時には水を吸い上げて逆流をしてしまいます。
囲い部分の方に内樋が設置してあり、そちら側に雨が流れて行きます。
内樋の排水口部分です。
ここには雨水は溜まっていませんでした。
基本的にこの内樋を造る構造はあまり好ましくありません。
詰まったり不具合が起こると真下が室内の為、もろに雨漏りの影響を受けてしまうからです。
排水口より右側の水上部分です。
丸印部分に1cm以上の水溜りが出来ていました。
排水口周りに水溜りが無かったのに、この部分に水が溜まっているという事は途中が山形に盛り上がっており、勾配が全然取れてないという事です。
屋根外周部の幕板部分です。
継ぎ目の部分が完全に開いており、天端からも雨水が浸入してしまう状況でした。
この部分も雨漏りが有るようでしたので一時しのぎではありますが、応急処置でコーキングを施しました!
囲い部分は塗料の塗り過ぎによる塗料垂れがそのまま固まっている状況でした。
塗料もたっぷり塗れば良い訳ではありません。適量を適切な塗り重ねにて施工する事で長持ちするんですよ。
この部分は横の勾配屋根との接点部分です。
屋根ケラバの最下部が瓦棒の桟の上に乗せ掛けてあり水の流れをせき止める様になっています!
さすがにこれは不良工事ですよね。
乗せ掛けている屋根の方も水分を吸って腐ってしまっていました。
雨漏りはしていませんでしたが、横の屋根も点検させて頂きました。
カラーベストの屋根で一度塗装はされているみたいでしたが、全体的に経年劣化が進んでいる様に見えます。
棟板固定の釘も抜けてきており、塗料も半分捲れてかすれている状況でした。
カラーベスト屋根の上下の重ね部分です。
水が抜ける為の隙間が塗料で完全に埋まってしまっていました。
これではジョイント等から入った水も外に抜けずに屋根の内部に浸入してしまう原因になってしまいます。
今回は、瓦棒葺きの屋根勾配の改修工事と、カラーベスト屋根をカバー工法にて改修する工事の提案をしたいと思っています。
今回の様に、屋根はパッと見た目には綺麗に見えても、構造や状況に合った勾配や納まりをしていないとちゃんとした機能を果たしてくれません。
どこも悪くない様に見えるけど、何で雨漏りするんだろー?と、お悩みの方がおられましたら一度お気軽にご相談ください。
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