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和泉市にて工場内の雨漏りを屋根カバー工法・雨樋工事で解消!
更新日:2022年8月29日
高所での作業が必要な為、足場を設置します。足場を建てた後、周りにメッシュシートを取付けて完了です。
このメッシュシートは、ゴミが周りに飛散するのを防ぐ役割があります。
足場って必要?と思われる方も多いと思いますが、労働安全衛生法で
2m以上の高さで作業を行う場合は、
足場の設置が義務付けられています!安全な工事を行う為にも、ご理解をお願い致します。
尚、足場設置には別途費が必要な為、お客様には事前にご説明をさせて頂きますのでご安心下さいね!
▶一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
足場設置後に、既存の波板屋根にベニヤ板を使用した仮設通路を取付ます。こちらの仮設通路は、この後に行う屋根材の取付等
で
作業を円滑に行う為に必要な作業通路になります。
また波板の上に直接上がると破損する危険がある為、お客様にご了承の上取付させて頂きました。
新規FRP製の明り取りに張替て、木下地を取付ていきます。
こちらの施工手順
①既存の古い明り取りを撤去
②サイズカットした新規FRP製の明り取り波板に張替る
③木下地を既存の鉄骨下地に留めて取付
④木下地の上に、新規明り取り波板を再度張付けて2重になっています
使用した
FRP製の明り取り波板は、採光性・耐衝撃性・※剛性に優れた素材です。
今回の様に明り取りが2重になっている事で、よりクリアーになって工場内が明るくなります。
※
剛性(ごうせい)とは、曲げやねじりの力に対する寸法変化が起こりにくい性質
クレーン車を使用して、屋根工事に必要な資材を荷揚げしていきます。資材を吊り上げるクレーン作業は、クレーンを操縦するオペレーターとフックに資材を掛けてクレーンを誘導する誘導員で、荷揚げ作業を開始します。
クレーンを使用すれば
レッカー費用は掛かってしまいますが、短時間で荷揚げが完了する為、
手間代の削減にも繋がります。
屋根上で別の職人が荷受けし、屋根に資材を並べ荷揚げ作業が完了しました。
屋根工事に必要な資材が全て揃い、ここから本格的に屋根工事がスタートします!
まずは、軒先の水切り板金を取付て行きます。水切り板金には、耐食性の優れた
ガルバリウム製
鋼板を使用しました。
”板金工”と呼ばれる職人によってカット
加工をした板金を
、板金
ビスでしっかり固定していきます。
また、板金ビスの下には雨水が浸入しないように
防水ゴムが付いているので安心ですよ。
▶雨漏りをさせないために、雨水を排水させる雨仕舞
軒先の水切り板金取付が完了しました。
軒先は水が流れつく場所なので、板金がなければ屋根の内部に雨水が入ってしまいます。雨水が内部に入ってしまうと、雨漏りや屋根材・軒の腐食に繋がる危険性も・・・
軒先に水切り板金がある事によって、屋根内部に雨水が入るのを防ぎ建物が傷まない様に守っています。
工事でサイズカットしたガルバリウム鋼板製の谷樋(谷板金)を取付けて行きます。谷樋(谷板金
)
は、いくつかの板金を繋ぎ合わせて取付ます
。
板金のジョイント部分には、コーキングをしっかりと挟み込んでおきます。谷樋(谷板金
)は、”雨水の通り道”とも言われるくらい雨水が最も流れてくる部分なので、
ジョイント部分の止水処理が重要です!
▶屋根で雨漏りしやすい『谷板金』の修理方法
いよいよ屋根材・ガルバリウム鋼板(スレート小波)を葺いていきます
既存の屋根材の上にガルバリム鋼板(スレート小波)を重ね葺きしていきます。ガルバリウムとは、『亜鉛
』と
『アルミ
』『シリコン
』
を組み合わせた合金で、ガルバリウムでメッキを施した鉄(鋼板
)の建材
が『ガルバリウム鋼板
』です。穴あきの拡大を抑える
『防食作用』や、穴を埋めてくれる
『保護作用』をリサイクルをして
『自己修復作用』が兼ね備えられています。
長期間錆が拡大しにくい革新的な金属建材と言えるでしょう。
▶スレート屋根へのカバー工法の選択肢
ガルバリウム鋼板(スレート小波)を水下から水上まで葺いていきます。予め屋根サイズを測り、1枚ものに工場でカットしたものを使用しています。
1枚ものにする事で、
継ぎ目なしで屋根に取付る事ができ、
雨漏り対策に強い屋根となります。
ガルバリウム鋼板(スレート小波)は専用のステンレス製ビスで、しっかりと固定していきます。ビスを打った後は、ビス穴から雨水が浸入しない様に、周りにコーキングを打っておきました。
屋根の側面にケラバ板金の取付が終われば棟板金を取付ます。ケラバや棟板金も屋根材と同様に、専用のステンレス製ビスで固定しコーキングでビス穴の隙間を埋めていきます。
ケラバや棟は風や雨の影響を受けやすく、強風に煽られると固定しているビスが抜けてしまったり、飛来物によって変形を起こしてしまう場合があります。
そこで、
ガルバリウム鋼板を使用する事で錆びにくく頑丈な屋根になりました。
▶ケラバの補修方法をご紹介
竪樋の取付を行いました。
こちらは雨樋が波板を貫通する仕様になっていますので、竪樋の大きさに波板をカットして、竪樋を取付けて行きます。
波板と竪樋には少し隙間が出来る為、雨水が入らない様に隙間へコーキング材を埋めておきました。
工場の屋根にガルバリウム鋼板(スレート小波)を使用したカバー工法が全て完了しました。経年劣化が進行して雨漏りが起っていた波型スレートですが、耐久性が高いガルバリウム鋼板を重ね張りする事で雨漏りが解消し、強く綺麗な屋根になりました。
超大型台風の上陸などで、近年では強風によるスレート屋根の被害が多く見られ、築年数が経過したスレート屋根はスレートや棟・ケラバを固定する力が弱くなります。
経年劣化が進行した波型スレートのメンテナンス方法が分からない!とお悩みの皆さんも多いのではないでしょうか。街の屋根やさん堺店では、住宅だけではなく工場や倉庫の工事も承っていますので、お気軽にご相談下さいませ。
▶工場・倉庫の屋根工事
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