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塩尻市瓦補修:離れの屋根の施工後1年の定期点検は問題なし:今回は母屋の瓦補修
更新日:2024年3月21日
塩尻市で1年前に離れの屋根で、ずれていた瓦を接着剤で止めたり、割れていた平瓦を入れ替える等の瓦補修工事を行いました。今回はその1年点検で伺いました。1年前に補修したところは特に問題なく止まっていましたが、前回は工事しなかった母屋の大屋根の瓦も点検してほしいということで母屋の屋根に上ったところ、こちらも補修が必要なところがあったため、補修工事を行いました。そちらの様子をご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なプロのスタッフが屋根や外壁の問題を解決します。
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上の写真は1年前の工事のビフォーアフターです。こちらは全く問題ありません。
まず、主棟の先端にある鳥衾(とりふすま)がずれていました。針金で固定されておりすぐに落ちるということはなさそうですが、見た目も格好悪いので正しい位置に向かせました。下から見ると首が曲がっていましたが、正しい向きに直したので見栄えもよくシャキッとしました。
※鳥衾とは
大棟 (おおむね) または隅棟 (すみむね) などの鬼瓦の上に、反って長く突き出した円筒状の瓦
棟の先端の鳥衾は曲がっていましたが、棟瓦に不具合はなくきれいに並んでいます。こちらは特に補修するところはありませんでした。
棟と屋根の勾配の取り合いにある熨斗瓦(のしかわら)が1枚割れていました。残った破片を取り除いてモルタルで補修することにしました。元瓦職人がきれいに仕上げます。
モルタルできれいに成型するのはとても難しい技術ですが、ご覧の通りきれいな熨斗瓦の代わりができました。
気になった箇所は飾り瓦のずれと、熨斗瓦の破損でした。他には特に問題なく、母屋の屋根は概ねいい状態でした。
左の写真は同じ敷地にある新しく建てたお家の屋根から撮ったものです。実はもう一つお悩みがあって、その新棟の雨樋から水が漏れるのだそうです。せっかく新しいお家なのに雨樋が漏れてしまっては、外壁を汚してしまったり、最悪の場合雨漏りも考えられます。こちらの補修も行いました。
雨樋からの漏れはほとんどの場合ジョイント部分に何らかの問題があるために起こります。案の定ジョイントから漏れているようでした。ここは内側からコーキングをたっぷり入れて漏れないよう補強をしました。前回の工事から弊社を気に入って頂き、いくつか細かい工事をさせて頂いています。ありがたいことです。お家のお困りごとは全力でサポートします。何でもご相談ください。
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