棟瓦の中には土が入っていますが2011年の瓦のずれなので長年雨漏りをしていて土が水と一緒に流れてしまっています。

崩れた棟瓦を一度おろし積み直した後は職人さんがきれいに漆喰を入れ棟瓦工事完了です。

瓦屋根は漆喰がきれいだと屋根全体が引き締まって日本古来の木造住宅の良さが戻りますね。近年瓦屋根が減ってきましたが瓦屋根はきちんとメンテナンスをしてあげれば長年持つものなので何かご相談などあれば当社にお問い合わせ頂ければ幸いです。

2018年の雪害被害で曲がってしまった銅製の雨樋なのですが自然災害で壊れてしまったとの事なので今回、お客様が入っている火災保険を申請させていただき雨樋の交換工事をしました。

全体的にゆがみや開きなどが見受けられていていましたがお客様は全然気が付かなかったみたいで今回点検調査をさせていただき銅雨樋が壊れているのがわかりました。このように点検調査をしてわかることもあります。

雪害で曲がってしまった銅雨樋ですがこのようにきれいに直りました、もともとは銅の樋だったのですが今後大雪などが降っても大丈夫なように今回お客様から要望があり銅樋よりも耐久性があるパナソニックの雨樋半月で交換させていただきました。

棟瓦の漆喰が台風や地震などで取れてしまいそのままにして置くとそこからハクビシンやアライグマ、ヘビ、ネズミ、タヌキなどの害獣が漆喰の取れた個所から屋根に侵入して屋根材や軒天、天井に巣を作ったり糞尿で腐らせてしまい雨漏りなどして大規模な修繕工事が必要になってしまいます。　　漆喰が少しでもとれていたりひび割れていたらお手入れの時期なので早めのお手入れをしてあげましょう。

棟瓦を積み直し漆喰がきれいに入った屋根はやっぱり美しいですね。

こちらは銅雨樋を半月の樋で交換した後の写真ですが職人が勾配をきちんと取っているので水も樋の中に溜まらず集水器に流れていきます。