広島県海田町 県外から樋掃除依頼。安心の現地調査をご紹介します
更新日：2022年6月25日
今回は、海田町のO様より樋の掃除ができるかどうかというご相談を頂きました。
過去に何度かその手のご相談は受けたことがあったので、特に問題はないと思っていたのですが、
ポイントとして、
①調査して欲しいが、その場所には住んでいない（県外在住ということ）
②屋根の勾配が少しきつい
③２階の樋を調査して欲しいが、家の基礎が隣の屋根より高く、実質3階ほどの高さがある（写真参照）
というものでした。
では、３つのポイントを踏まえて、実際にどのような調査になったか
これよりご紹介させて頂きます。
かなり危険な作業になるのが分かりました。
まずは、ドローンを飛ばして屋根全体の状態を確認した上で、どの場所に樋の詰まりがあるかなどを
確認していきました。
ドローンを飛ばす事で、先程のポイント②③を安全な状態で確認することができます。
上合は軒樋を加工して竪樋に繋ぐ箇所ですが、その加工方法や周囲の環境により詰まりやすくなる場合があります。
上の写真はそれぞれ違う場所の上合ですが、どちらも松の葉や苔等で詰まっていました。
ドローンは夢の道具のように表現されることもありますが、屋根の調査に関しては、屋根の事がわかる者が操縦しないと、「操縦ができる」事と”屋根を理解している”事は当然違います。
最近では、ドローンをセールスポイントにしてお客様にアピールする会社も見受けられますので、
使用する目的をしっかりともった会社かどうかも選ぶ基準にして下さい。
上の写真は、ベランダ上の軒樋・上合にも松の葉が詰まっているのが確認できました。こちらは上空からでは分かりづらく、実際に近くで確認するか、地面から高所確認の為の器具を使用するなどして必ず目視で確認していきます。
今回の屋根は化粧スレート屋根で、以前に塗装をされた状態でした。
劣化状態に関しては、やはり実地調査を行わないと確認できないことありますので、できる範囲で行っていきます。
間近に各部を確認すると、詰まりの度合いは勿論の事、
仮に契約して工事等になれば、何が必要かという事が分かってくるので、実地・現地調査は必ず必要になります。
お客様にとっては、ご自宅であったり、ご実家であったりする建物が、ご事情により今は離れて生活をされているというパターンが多いようです。
よって、そのようなお客様に説明させて頂く時には、できるだけ写真を使用して、定量的に説明するように心掛けています。これは、直接お会いできるお客様にも共通しています。
今回は上の写真のように、詰まりがあった場所に数字を割り振り、どこがどのようになっていたかを
ご説明させて頂きました。
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