袖ケ浦市永吉で倉庫屋根大波スレートが強風で飛散、復旧工事を致しました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
袖ケ浦市永吉で倉庫の屋根が強風で破損してしまい大きな雨漏りが生じる事態になってしまいました、屋根材は大波スレートと言う倉庫などで多く使用される建材です、一般住宅には使用されない屋根材となります、お客様も知り合いの工事業者に声をかけたそうですが、中々工事を請けてもらえる業者さんが居なかったそうです。 お困りになりホームページを見た所、大波スレートの工事をしている私達、街の屋根やさんのホームページにたどり着いたそうです。 修理する倉庫の場所からも近く、実績があるとの事で安心して工事を頼もうと、お問い合わせをして工事を頼む事にしたそうです。
担当:谷
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理 工場・倉庫などの屋根リフォーム 倉庫 その他の工事 大波スレート張替え
- 施工期間:1日
- 築年数:築30年
- 施工費用:詳しくお問い合わせください
- 平米数:15枚
- 使用材料:大波スレート
- 保証年数:お付けしておりません
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
強風による屋根の破損
袖ケ浦市永吉にお住まいのお客様は、強風の大風の影響で屋根材(大波スレート)が破損し飛散してしまわれたそうです。だいぶ古くなってはいたとの事ですが、今までにこのような破損をした事が無く来ていたそうですが、大きな台風などが無い近年、今年の強風で飛散してしまい驚いていたそうです。
お知り合いの業者さんにお問い合わせをして見た所、大波スレート工事あまり需要が無く高齢化が進み工事をやっていないとの事でした。破損個所が至る場所にあり一時は解体を検討したそうですが、直す事が可能でしたら使用目的がある事から直してもらいたいとの事で、私達、街の屋根やさんをインターネットで見つける事が出来たので、修理したいとご依頼が有りました。
まずは現地調査で被害の把握
お問合せを頂きまずは現地調査にて状況を把握致します、お客様との予定を合わせて調査致します。
大きな倉庫で築年数は約30年以上との事でした。鉄骨構造になっており外壁と屋根が大波スレートで覆われている倉庫となり、当時は一般的な倉庫となります。大波スレートは耐候年数が非常に高く、倉庫と言う事もあり余りメンテナンスがされていないケースが多くあります。表面が塗装などで仕上げていない事から、大波スレートなどの表面にはコケが発生してしまう事が多くあり、お客様倉庫も例外ではありませんでした。
アスベストの法改正
破損した場所が多くあり雨漏りが大きいので早く修理したいとの事でした。大波スレートは、規制が始まり現在の大波スレートには、アスベストが混入されていませんが、お客様倉庫の倉庫屋根材には、アスベストが含有されています。
2023年10月から法改正で建築物石綿含有調査者を所持していないと、アスベストの含有ありの屋根の調査が出来なくなります。伴い作業員も石綿技能講習終了者でないと作業も出来なくなり、今後規制が厳しくなって参ります。
厚生労働省は2005年度より人体に悪影響を及ぼす事でアスベストの規制に一部を除き取り掛かり、2011年度で国産アスベストを含む商品の生産中止としました。日本で生産されるアスベスト含有商品は、この時点でなくなりました。そもそもアスベストとは石材の繊維質による繊維1本は直径0.02-0.35 μm(髪の毛の5,000分の1)程度である非常に細かい石綿のことです。
古くなると空気中に飛散して、吸い続けると人体に癌などを誘発する恐れがあります。
既存建材撤去作業開始
工事は、まず初めに雨漏り原因となっている大波スレートの撤去から始まります。屋根材の固定にはフックボルトが使用されていますので、専用の工具でボルトを緩めていきます。フックボルトが劣化・錆によって緩めることが出来ない物もありましたので、その際は、サンダーで切断作業を行いフックボルトを外し屋根材の取り外しを進めていきます。
大波スレートは一枚一枚を外す事が可能な事から、悪くなってしまい雨漏りが生じる部分のみ交換可能な建材です。破損していない大波スレートを全て交換する事はなく、ボルトフックでしか固定金物が無く金物を撤去すれば簡易的に取り外す事が出来る単純構造になっています。耐候年数が長く保てるのでその間に破損しても破損部分のみ交換が可能で比較的ランニングコストがかかりにくい建材になります。
大波スレート差し替え工事
当時はボルトフックで固定するものが主流でしたが、現在では鉄骨に直接打ち込める大型のビスが多く使用されています。フックですと劣化と共にボルト部分が錆びてしまい、締め付け効果が緩んできてしまい、大波スレートの自重により軒先へとずれてしまう事があります。一度下がってしまうと復旧することは難しくひどい場合は桟から外れてしまい落下してしまう事がありますので、雨漏りが生じないからと言い放置し続けることはしないでおかないと危険を伴う事があります。
ビスに代わりボルトフックを使用しない事から屋根の上のみで作業が出来る様になり、作業効率も向上しております。当時はフックが下地の影響で上手く引っ掛けることができない場合は、屋根の下から補助が必要な場合もありました、特に大きな倉庫ともなると昇降車輌が無いと出来なかったりする事もあり苦労しておりました。
今後の事
既存屋根材とは色の差異がありますが、しっかり屋根葺き替え工事行い雨漏りを防ぐ事が出来ました。
お客様は火災保険に入っていなかったとの事でしたが、今後のことを考えると火災保険に入っている事のメリットしかないからです。その理由は今回の工事では部分交換のみの工事となっており、経年劣化にて交換していない弱った大波スレートが自然災害で破損してしまう恐れがございました。
火災保険は今後別の大波スレートが自然災害で破損してしまった場合お客様の工事金額の負担が軽減できる可能性があります。
異常に気付いた時点で屋根専門業者に問い合わせ、点検と必要に応じた復旧工事を行っていきましょう。街の屋根やさんは火災保険を利用した復旧工事の事例が数多くございますので、「これは自然災害が原因かな?」「火災保険の申請方法が分からない」という方はお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年07月28日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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