チョ―キング(白亜化)現象は塗替えのサイン
更新日:2023年07月31日
住まいを雨風から守る屋根を健全に保つには、一部の屋根材の場合(釉薬瓦など)を除き、塗装によるメンテナンスが必要です。街の屋根やさんに多く寄せられる質問の中に、「屋根塗装を行う適切なタイミングが分からない」といったものがあります。
ほとんどの方が多くても数回程度しか経験する機会がないと思いますのでわからないことが多くて当然です。今回は、塗替え時期が訪れていることを示すサイン「チョーキング現象(白亜化)」について解説していきます。
チョーキング現象(白亜化)とは?
では、チョーキング現象(白亜化)とは、どのような現象でしょう。皆さんは、古い建物や鉄階段などに触れた時、手が白っぽくなってしまった経験はありませんか?実は、この現象がチョーキング現象(白亜化)なのです。建物の外壁や屋根、鉄部などに塗装されている塗料が経年劣化すると、表面に粉状のものが浮き出てくるようになります。この症状が現れだしたら、塗装を検討するタイミングです。このチョーキング現象は、経年劣化の初期症状として現れますが、このタイミングでは大きなトラブルには発展しないでしょう。しかし、劣化の段階が進むと塗膜の保護力が低下し、屋根材や外壁材が傷んでしまいますので、チョーキング現象に気付いたら、楽観視せずにメンテナンスを検討されることをおすすめします。
チョーキング現象(白亜化)の仕組み
チョーキング現象で浮き出てくる粉状の物体は、塗料の色の成分である顔料です。塗膜が健全な状態であれば、顔料は塗料の主成分である樹脂に包まれているため、手で触れても付着することはありません。しかし、太陽光に含まれる紫外線が樹脂を分解してしまうため、経年とともに顔料が浮き出てくるようになるのです。樹脂は塗料の主成分ですから、樹脂が分解されて顔料が浮き出ている(=チョーキング現象(白亜化)が起こっている)ことは塗膜が劣化していることを表すのです。
被害が出る前にメンテナンスを行いましょう
前述した通り、チョーキング現象が起こった段階では、目立った被害が出ることはないでしょう。それゆえに多くの方が放置してしまい、雨漏りなどのトラブルに発展してしまいます。雨漏りが起こってしまえば、屋根や外壁だけでなく内装や建物の構造まで傷んでしまう可能性があります。そうなれば、補修・修理の規模は塗装メンテナンスの比ではなくなってしまいます。当然、工事の規模に比例して費用も大きくなってしまいますから、定期的に点検を行い、被害が出る前にメンテナンスされることをおすすめいたします。
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