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ひたちなか市で築25年のスレート屋根と破風板や軒天の状態を調査
更新日:2022年8月18日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
今回は、ひたちなか市で行った屋根調査の現場からお伝えします。
ご依頼のお客様宅は築25年。
そろそろメンテナンスを考えなくてはいけないと一念発起し、当店にご相談いただきました。
現場のスレート屋根材(コロニアルやカラーベストとも呼ばれます)は、経過年数や状態を鑑みた上での屋根工事選択が失敗しないコツです!
そのほか軒天や破風板などの屋根廻りの調査の様子も、併せてご報告いたします(ˊᗜˋ*)/
今回のひたちなか市のお住まいはとても立派な切妻屋根です!
既にお見積もりを提出させていただきましたが、屋根の㎡数は188㎡あり、平均的住宅屋根の約2倍の面積のあるスレート屋根です。
急勾配なため屋根の面が広く、家全体を覆うような存在感が風格を醸し出していますね(o^^o)
勾配計で計った屋根の傾斜は、6寸勾配(約31°)でした。
かなりの急勾配屋根です。
屋根は勾配によって急勾配・並勾配・緩勾配に分類されます。
6寸勾配以上の屋根は急勾配とみなされ、点検や工事を行う際、いつも以上に安全に配慮しなければなりません。
当店では、6寸勾配以上の屋根は、職人の安全確保のため足場無しで登る事を禁じています。
そのため、屋根材1枚の寸法を計り、屋根材が何枚使用されているかで屋根を計測します。
屋根材は、薄くて平たい板のような形状の平板化粧スレートです。
セメントに繊維素材を混入して強化し、平板状に成型した屋根材です。
表面の塗膜が剥離し、カビや藻が発生していますね。
耐久性や耐候性に優れ、軽量で施工しやすいのがスレートの特徴ですが、耐用年数は20年~30年程です。
築25年経っていれば、こういった様々な症状が出てきてしまうものです(´·ω·`)
今回は、軒天や破風板などの屋根廻りのメンテナンスも希望されているお施主様。
とここで、少し気になる雨染みが軒先に見えます。
今回のひたちなか市の軒天は、他の住宅よりも出幅が長いのですが・・・
雨染みがある軒先の上にあたるスレート屋根面を見ると、歪んで沈んでいるように見えます。
これは嫌な予感が・・・(·_·;
急傾斜でなければ屋根に登って確認したいところですが、屋根は6寸勾配です。
万が一の事を考えれば安易に登ることはできません(;^_^A
こちらは、当店で施工させていただいた他現場の屋根の画像です。
調査を行った際、屋根計測時に下地が腐食していたことにより屋根が部分的に抜け、あわや大事故になるところだった経験がありました。
ケラバ側(外壁から出っ張っている屋根部分のうち、雨樋がついていない側)の屋根下地が漏水によって腐食し、カッターで簡単に切れるほど脆くなっていたのです。
表面の屋根材だけでは下地は確認できないため、気付かず調査中に踏み抜いていたら危ないところでした(^O^;)
一般の方は、普段目にしている屋根材だけに意識が行きがちですが・・・
屋根は、骨組みや床材があって初めて屋根材を葺くことが出来ます。
表面の屋根材だけで建物を守っているわけではないのです。
木材を腐食させ、鉄骨を錆びさせてしまう漏水には、早めの対策を行わなければなりません(>_<)
ひたちなか市の急勾配の屋根のお住まいは、安全面を重視しての作業を進め、目視確認とさせて頂くケースの屋根調査となりました。
軒天の雨染み箇所と屋根の歪み箇所は一致しています。
見積り段階で屋根を剥がすわけにはいかないので、お施主様には先にお見積りを提出し、屋根工事をお任せ下さるようになったら、足場を架けて判断させていただくとお話を致しました。
そのため、屋根下地の野地板交換までを含んだお見積りでいったん出させていただき、調査後に問題なければ減額再計算をする旨も見積り書に記載し、お施主様も了承下さいました。
当店が屋根工事の見積書を提出する際は、見積り以上の追加費用が発生しないようご案内しております。
今回のようなお見積もりを提出したとしても、もちろん必要ない工事は行わず、完了後に再計算をするのが当店流!
お客様に分かり易く理由を説明し、その旨も文書に記載することも忘れません。
新築と異なり、改修工事は時としてイレギュラーなことが起こりがち・・・
豊富な経験値によりそこをできるだけ想定内にしていくのが、私たちプロの仕事です(((o(*゚▽゚*)o)))
軒天は、屋根下地の状態や漏水具合にもよりますが、微量な漏水であれば屋根工事後の塗装で対応可能です。
漏水が酷い箇所があった場合は、部分的に張り替え補修を行ったのちの塗装となります。
破風板は、雨どいの付いていない屋根の先端にある板のことです。
ひたちなか市の破風板は、塗膜は一切残っておらず、素材の木材自体が露出してしまっています。
破風板の役割はその文字の通り「風を破る板」です。
主に風除けの目的で取り付けられていますが、風の影響を強く受け続け、悪条件に常に晒されている部位です。
このまま放置すれば雨風によって朽ち果ててしまいますが、今ならまだ塗装でギリギリ間に合います(^^;)
木質系の破風板に、金属板を被せて耐久性を高める「板金巻き」というメンテナンスもありますが、塗装の方がよりリーズナブルです。
屋根面積が大きく、野地板補修が必要かもしれない屋根カバー工事を考えれば、屋根工事以外の部分はできる限り費用を抑えたいですよね( ̄∀ ̄)
軒天塗装は塗装職人が行うため、破風板も同時に塗装するのがコスト面では効率的です。
屋根・軒天・破風板の調査が終わったころ、外壁サイディングの目地も気になるとのご相談をいただきました。
早速見ていきます。
確かに、劣化して目地シールが破損しています。
目地が破損してサイディングに隙間ができると、そこから雨水が浸入して雨漏りが発生するため、なるべく早く修理を行うと安心です。
こちらも併せて見積書を提出させていただきました。
お施主様にご確認いただき、ご了承後に工事の準備を行い、着工日を決めます。
工事は、8月末~9月中旬までのスケジュールで行うこととなりました。
今回は、梯子をかけての調査が困難な急勾配屋根の様子を中心の御報告をしてみましたが如何でしたか?
現場毎に異なる環境の既築屋根のメンテナンスは、経験に裏付けされたプロの目利きによる、正確かつ柔軟な対応が都度必要になってきます(^o^)丿
当店のスタッフは、お見積りに載っていない部分も手を抜かずに作業しています。
また工事内容も明確にいたしますので、不要な工事をお勧めすることもありません。
街の屋根屋さん水戸店では、最適なプランをご提案するだけでなく、プランA、プランBとご検討いただきやすい形でもお見積りを提供中です。
まずはお問い合わせ、あるいは無料調査をご依頼くださいね〜(^ ^)/
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