日立市で瓦屋根の雨漏り修理中！欠け瓦や劣化した防水紙を確認
更新日：2022年8月31日
雨漏りは、和室の目透かし天井材に色濃く残り、砂壁にも伝わっていました。
今回は、無料調査で診断した屋根面を中心に、防水機能を回復させる【瓦屋根葺き直し工事】を実施しますよ。
関連記事▶瓦屋根の葺き直し工事方法を詳しく解説！
初日の今日は、屋根工事面の瓦を一時撤去する作業から！
雨漏りにつながっただろう箇所も見えてきますので、最後まで読み進めてみて下さいね(^^♪
屋根での作業を実施するにあたり、軒先に荷揚げ用リフトを昇降用の梯子を設置。
今現場は、瓦職人1名が専属で修理作業を行います。
先ずは、雨漏りしている屋根面と、緩衝する斜めに降る隅棟を解体していきます。
解体を進めていくと、浸水しただろう付近から欠けた瓦が2枚見つかりました。
今回の瓦屋根は築後25年は経過しているので、東日本大震災や度重なる震度4～6程度の地震を幾度も経験している屋根です。
地震の影響なのか！？元から欠けていたのか！？経年劣化か！？を証明するのは難しいところではありますが、正規の形状で重なっていなくてはならない物が、欠けているのはいただけません( ;∀;)
瓦は、上下・左右に重なり代がある物の、瓦の欠けは必要以上に隙間が生じる事になります。
この欠けは、普段は瓦が重なっているので、通常では確認はできず、瓦を捲らなくては分かりません。
欠け瓦は、雨漏りしている上部の屋根付近で2枚確認ができたので、雨漏りの一つの起因かも知れません。
欠けが確認できた瓦は同系の新しい瓦を準備し、今回、補填差し替えも同時に行います(^O^)／
瓦を全て捲り上げて屋根面を清掃すると、二次防水機能である防水紙が破損していました。
これだけ大きな亀裂が防水紙にあると、瓦下に浸水した雨水は天井裏へと雨漏りしてしまいます。
瓦だけを差し替えても、隙間から入った瓦下を通る雨水は、この防水紙破損部から浸水します。
陶器瓦は50年使えても、防水紙（ルーフィング）の耐用年数は20年前後です！
雨漏り修理は、費用の高低だけではなく、根本的に直してこそ健全な雨漏り修理だと私は思います。
当ブログをご覧の皆様も、ぜひ参考にしてみて下さいね(^^♪
初日の工事は、既存瓦を一時撤去し、新しい防水紙を敷き替える工程までです。
明日から、一時撤去した瓦を葺き直し、隅棟も取り直していきます！
今回の施工は、計3日の作業予定で組んでいます。
完了次第、施工ブログで記事をアップしますので、今しばらくお待ちくださいませ(^O^)／
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