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ひたちなか市のダイワハウス住宅屋根を軽量SGL鋼板で葺き替え
ひたちなか市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
お施主様は、飛込みで訪問してきた業者さんに『屋根がズレてます』と指摘された事もあり、築20年も超えたので屋根の全面改修を検討されていました。
訪問業者さんにも見積もりを提出してもらったものの、インターネットでご自身で相場を調べてみると高いと思われたようで、街の屋根やさん水戸店へご相談頂いたことがキッカケです。
※2023年9月18日更新
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:足場設置~足場解体まで2週間
- 築年数:21年
- 施工費用:178.2万円(足場・屋根材撤去・処分費用全て含む)
- 使用材料:スーパーガルテクト(Sシェイドブラック)・改質アスファルトルーフィング・樹脂垂木エコランバー・6尺棟換気
- 保証年数:塗膜保証15年・赤さび保証20年・穴あき保証25年・施工保証10年
ひたちなか市 / ダイワハウスさんの住宅屋根 / 軽量屋根に葺き替え
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今日は、ひたちなか市で施工していた、ダイワハウスさん竣工住宅屋根で、屋根を新しくする葺き替え(ふきかえ)工事が完工しましたので御報告いたします。
施工前の屋根材は、今は既に廃盤になっているモニエル瓦でとても重量のある屋根材でした。
今回、新しく使用する屋根材は、高耐久で軽量なSGL鋼板であるスーパーガルテクトを使用します。
現場調査の様子から工事完工までを余すところなくお伝えしていきますので、屋根工事をご検討のお客様は、ぜひ参考にしてみて下さいね(^O^)/
現場の屋根は、小口のザラザラが特徴のモニエル瓦です。
モニエル瓦は、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた乾式コンクリート瓦で、1970年~1980年代に人気が高まった輸入品の屋根材でしたが、2010年に代理店取り扱いが無くなった廃盤品の瓦材です。
調査を行った際に、複数のモニエル瓦ズレや欠けを確認していました。
モニエル瓦は、1枚の重量が約4.5㎏・1㎡(1m×1m)で約43㎏の重量で、地震も多く、毎年訪れる台風シーズンの事を考えると少し心配な状況。
新旧の屋根重量(1㎡)モニエル(今の屋根)約43㎏:軽量SGL鋼板は約5㎏です
また、天窓の雨漏り対策として施されている鉛板には、変形浮きも確認でき、屋根の登頂部に位置する棟板金には釘浮きも多数ありました(>_<)
モニエル瓦のメンテナンス法の一つに屋根塗装がありますが、その際には複数の屋根補修も必要で、耐用年数である20年~30年程を鑑みると屋根塗装がベストだと言い切れない部分もありました。
お施主様も同様のお考えをお持ちでいらっしゃった事から、屋根葺き替えでのご提案となりました。
それでは、屋根葺き替えの様子に移ります\(^o^)/
解体には、5名の職人と2台の解体瓦積載用のトラックを準備してスタートです。
屋根を解体していくと、瓦ズレしていた部分の瓦を引っかける瓦桟が腐食してしまっていました(>_<)
※屋根の不具合には必ず原因があります!今回の瓦ズレは瓦桟の腐食でした※
屋根材を撤去して瓦桟も撤去したら、古い防水紙は温存した状態で清掃します。
屋根の防水紙は、屋根材の下に浸水した雨水を室内に雨漏りさせないようにする最後の砦です。
ビリビリのボロボロ状態であれば剥がしてから新しい防水紙を貼りますが、さすがダイワハウスさんの竣工住宅なので21年経っていても未だ使える状態(*^^*)
使える物は温存して活用するのが無駄のない改修工事です。
今回は、古い防水紙は温存し、新しい防水紙を施工する事で、防水紙が二重に強化されます(^O^)/
新しい防水紙には、改質アスファルトルーフィングであるカッパ23を使用します。
アスファルト系ルーフィングの主原料であるアスファルトは、原油から作られるので防水性能には富んでいるのですが、常温時の固体が高温時に液状になってベタ付きやタワミが起き、冬季にひび割れが発生するリスクがあります。
しかし、今回使用する改質アスファルトは、そのリスクを補うために天然アスファルトやポリマーを使用し、高温でもアスファルトが融けにくくし、経年劣化を防いでくれる防水紙なんです\(^o^)/
軒先唐草を屋根を葺く前に設置
(屋根本体施工前)
屋根を葺いた後の軒先唐草の位置
(屋根本体施工後)
屋根本体を葺く前に、雨樋の付いている軒先へ唐草板金を設置します。
軒先唐草は、雨水を雨樋に流動してくれる役割や、小口を隠蔽する事により美観を向上させ、強風雨による屋根下地への吹込みを防いでくれるとても重要な部材です。
当店では、唐草板金部にも屋根材と同様のSGL鋼板を使用して対策させて頂いています(^^♪
谷板金を屋根を葺く前に設置
(屋根本体施工前)
屋根を葺いた後の谷板金の位置
(屋根本体施工後)
次は、屋根の凹み部に設けてある谷板金(谷樋とも言う)の施工です。
屋根の谷は、複合屋根形状の屋根で作られている事が多く、屋根に降り注いだ雨を集めて軒先の雨樋まで流動する役割のある部位です。
性質上、屋根の降雨を集める部位であるため漏水リスクが伴う箇所です。
施工時には、屋根下地に防水紙をクロスして二重に敷き込み、先に谷樋を設置した後に屋根本体部分に重ねて施工して漏水対策を施します(^^♪
屋根の登頂部や、傾斜屋根面を継ぎ目にあたる棟の下地の作成です。
この部位は、凹み部の谷部とは対照的な凸部となる部位で、傾斜面をつなぐ継ぎ目にあたります。
建築部の基本は、固定具を打込む下地材と、日々皆様が目にする表面仕上げ材の構成で作られています。
この棟部も同様で、通常は下地材に木製貫板を使用しますが、当店では万が一の漏水時にも腐食しない、樹脂製の垂木を標準資材としています。
そして更に、板金を加工した捨て板金を施工し、万全の漏水対策を施します(^^♪
屋根工事を業者に依頼しても、実際の所、何が行われているのか?なかなか分かりませんよね。。
実は、一口に屋根工事といっても、屋根本体を葺く前に様々な漏水対策が実施されており、普段見えない部分にどれだけこだわりを持った責任施工が出来るかが、屋根業者の資質であり信用なんですよ。
今回のブログは、かなり細かく書いています!ぜひ、屋根葺き替え時の参考にして下さいね(^^♪
軽量SGL鋼板であるスーパーガルテクトでの屋根本体施工
ひたちなか市で使用する本体屋根材は、スーパーガルテクトのSSブラックカラーです(^O^)/
このスーパーガルテクトは、ガルバリム鋼板に更なる耐食性(サビに強い)を持たせたSGL鋼板です。
保証も、塗膜保証15年・赤さび保証20年・穴あき保証25年を、製造メーカーさんであるIG工業さんがとても長期に付けている程のメーカーさん渾身の屋根材(^^♪
天窓周りには、同様のSGL鋼板を使用した雨仕舞をしっかり行い、同時に漏水リスクとなる窓枠やビス頭にコーキング材を打設して漏水対策!
今回の葺き替えが完了すれば、業者が屋根の登る機会も10年以上ありません。
ついでと言っては何ですが・・やっておくに越したことはない箇所!
わざわざ業者を呼べば、これだけでも費用が掛かるので、屋根工事ついでのサービス施工です(^^♪
屋根の際頂点に位置する棟には、換気用の棟換気を取り付けます。
棟換気は、設置部分の防水シートを切って小屋裏に通気させるので万全な漏水対策が重要です。
その為、最下段に捨て水切り板金を設置し、更に棟換気用の雨返し用の換気棟下地を取りつけてから本体の棟換気を取りつけるんです(^o^)丿
屋根工事作業の最後は、棟板金の外側つなぎ目にもコーキング材を打設。
板金の重ねてつなぐ際にも、重ね代にコーキングは充填してありますが、継ぎ目の外側に打設する事で、漏水対策は2重にも3重にもなります\(^o^)/
屋根の葺き替え作業が完了したら、現場責任者による清掃と施工チェツクです。
工事後の屋根には、作業時についた靴跡や、今の夏の時期には汗による手跡なども付いています。
完了後の屋根を確認しながら、同時に拭き上げ清掃を行ってお引渡しするので当店の通例!
今回も、しっかり磨きを掛けさせていただきました\(^o^)/
軽量屋根材であるSGL鋼板での屋根葺き替え工事の完成です。
今回の現場は、足場架設~足場解体までの総日数13日間(実働10日間)でしたが、日中は気温が上昇してとても暑く、そうかと思えば雷を伴う突然の雷雨など、天候にかなり悩まされましたが無事にお引渡しも完了(^o^)丿
屋根工事の様子を実際に御覧になれないお施主様には、要所の作業画像をラインでお送りしていました。
『画像も分かり易く、安心できました。綺麗に仕上げて下さってありがとうございました』
と嬉しいお言葉も頂き、ご満足いただけたようで良かったです(^^♪
K様、屋根は万全に施工させて頂いておりますので、末永くご使用下されば嬉しく思います。
今後も、当店でお手伝いできることがあれば何なりとご相談くださいませ。
この度は【街の屋根やさん水戸店】へのご用命誠にありがとうございました。
今回ご紹介した屋根工事は、モニエル瓦屋根から軽量のSGL鋼板での葺き替え工事でした。
そして屋根の重量は、屋根工事前が約4,000㎏(4t):屋根工事後は約500㎏となり、凡そ1/8にダイエットした事になります(^^♪
関連記事▶屋根葺き替え工事をもっと詳しく知りたい!
屋根は、住宅の頭にあたるため、軽量化する事で重心が下がり、建物にかかる負担も軽減され、地震にも強い屋根になります。
また、軽量SGL鋼板でありながら、上下の屋根材を嵌合させた上でビス留め施工するスーパーガルテクトは、軽量でありながら全ての屋根材が連結されている為、風対策も万全です!
地震大国日本、強大化する台風に備え、SGL鋼板を使用した屋根葺き替えで、軽量化をご覧の皆様も考えてみてはいかがでしょうか(^O^)/
屋根の軽量化!葺き替え工事も、街の屋根やさん水戸店にお任せください。
古い屋根を新しい屋根へ変更する時期は、屋根竣工後25年~35年がとても多いタイミングです。
今の屋根の状態や症状、使用している屋根材によっても提案可能な屋根工事方法は異なります。
『うちの屋根もそろそろメンテナンス時期!?』とお考えの方は、ぜひ当店の無料住宅点検を活用いただき、アドバイスを受ける事から始めてみて下さい。
懇切丁寧なスタッフが、お客様に分かり易くご案内させて頂きます(^^♪
関連記事▶無料でもここまでやります!街の屋根やさん水戸店の住宅無料点検!
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