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石岡市のコロニアル屋根をガルバリウム製の金属横葺でリフォーム
石岡市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
飛込みで訪問してきた業者さんに屋根の不具合を指摘され、お客様はとても不安がられていました。
お客様立ち合いの元、実際の屋根に登って調査した所、指摘された箇所で不具合症状を確認しましたが、2階の屋根なので、修理を実施するにも足場が必要で相応な費用が掛かる現場でした。
築25年目である事・屋根材全体が塗膜剥離を起こしている状態も鑑み、不具合箇所と同時に屋根全体を改善できる、カバー工法での屋根リフォームを実施する事になりました。
※2023年9月18日更新
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:10日間
- 築年数:築25年
- 使用材料:ダンネツトップ・遅延粘着式防水紙タディスセルフ・樹脂製下地材エコランバー・樹脂製下地材タフモック・オリジナル加工板金
石岡市 / コロニアル屋根 ⇒ 定尺横葺きガルバリウム屋根材
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店の森です。
今回は、築25年経過しているコロニアル屋根(スレート・カラーベストともいう)へ行った、屋根カバー工法でのリフォーム工事が完了しましたので御報告いたします。
新しく使用したのは、セキノ興産さんのダンネツトップと言うガルバリウム屋根材で、横葺き(よこぶき)での屋根リフォーム工事です。
施工を行う事になったキッカケから、随所にこだわった施工までを、解説を交えながらお伝えしていきますので、屋根のメンテナンスをご検討の方は、ぜひ参考にしてみて下さいね(^^♪
当店のHPを閲覧されたお客様より、お電話でご相談があり、2022年7月末に初めてお伺いいしました。
相談内容は、『飛込み業者の方が先日訪ねてこられ、屋根の棟板金が浮いていると指摘されました。心配なので状況を確認した上で、修理をお願いしたい』との内容でした。
実際に、指摘された箇所を確認してみます。
屋根の登頂部に位置する棟板金を確認すると、指摘通り、棟板金浮きが確認できました。そして、棟板金のつなぎ目部分の釘が抜け、釘が錆びついて砕けているのも見て取れました。
手で触れると、棟はガタガタ言う状態で、隙間から強い突風が吹込めが、飛散の可能性さえある状態。
これだけ浮いていると、棟板金の下地貫板にも浸水しています。
今の症状は、釘抜け⇒ 浮き発生⇒ 隙間から浸水⇒ 下地の貫板腐食⇒ 更に釘抜け! のサイクル!
改善するには、棟を下地から撤去した、棟板金交換が必要な状態でした。
また、築25年のコロニアルスレート屋根材も、全体的に塗膜が剥離している状態。
棟板金交換と併用し、コロニアル屋根も同時にメンテナンスするタイミングでした。
棟板金交換+屋根塗装も一案ですが、築25年である事やコロニアル屋根材の耐用年数(25年~30年)を鑑み、屋根材も棟も新しくできる屋根カバー工事をお施主様はご選択されました。
屋根工事に必須な足場を架設し、屋根工事スタートです(^o^)/
今回の屋根リフォーム法は、既存の屋根材の上にガルバリウム鋼板を重ねるカバー工事です。
先ずは、屋根面を極力フラットな状態にするため、凸部である棟板金を撤去しします。
板金を撤去すると、下地の木製貫板が顔を出しますが、棟板金が浮いたことによる吹込み漏水の影響で、木製の貫板は黒ずんで湿っていました。
下地である貫板が湿気を含んで腐食すると、留め具の釘もビスも留まりません(>_<)
下地あっての建築物!普段見えない箇所程、実は大切なんです。
屋根材を施工する前に、二次防水である防水紙(ルーフィング)を敷設!重ね代もしっかり設けます。
既存の屋根材に重ね葺くカバー工事を行う場合、当店ではご紹介している遅延粘着式防水紙を標準で採用しています。
防水紙の固定法は二通りあり、今回採用している粘着式の他に、留め具を打込んで敷設するタッカー留めがあります。
貼り付けて固定する粘着式
留め具を打込んで固定するタッカー留め
新築や葺き替えなど、屋根床材を新たに形成する場合には、新しい床材に打ち込むタッカー留めを用いますが、既存の屋根材へのカバーを行う場合は、タッカーの留め具を、既存屋根材に留める事になります。
カバー工事の際に、タッカー留めが必ずしもダメと言うわけではありませんが、既存は屋根材が破損している場合は、脆くなっている場合、固定力が減少し、無駄な穴が増える事にもなると当店では考えています。
完成時だけではなく、10年・20年後の屋根の状態を考慮する事が大切!
状況に応じた建材選定や施工方法に、と~ってもこだわりを持って施工しているんです(^^♪
防水紙の敷設を終えたら、次は軒先部分に唐草板金を取付けます。
軒先唐草板金は、小口からの雨水の吹込みを防止してくれらながら、屋根に降り注ぐ雨水を軒樋までスムーズに排水してくれる物でもあります。
屋根の外周を囲うように設置し、ステンレスビスで固定した後に、ビス頭をコーキングし、経年時に万が一訪れるかもしれない!?浸水対策も施していきました(^^♪
次は、棟板金の下地形成です。
既存の棟板金下地は木製の貫板で、吹込みによって木材も湿っていました。
当店での棟下地施工は下地に腐食しない樹脂製建材を使用し、更に、万一の吹込み時に浸水しないように、捨て谷板金をL字に立ち上げて漏水対策を施します。
完成時には、全く見えない部分ですが、これが当店のこだわり!信頼の証です(^^☆彡
新しい屋根材を、捨て谷板金に重なるように施工していきます。
今回使用している屋根材は、セキノ興産さんのダンネツトップ(ガルバリウム鋼板製)で、横方向に葺いていく横葺き仕様で、カラーはブラウン色にて施工しています。
徐々に全貌が見てえてきましたね。あとは、棟板金を設置することろまで来ました。
では次は、普段お客様が絶対見る機会のない、加工工場での棟板金作成風景を特別にご紹介してみますね(^^♪
現場や仕様によって、メーカー既製品の棟板金を使用する場合もありますが、今回は工場で加工。
ロール状の板金板を、加工幅に合わせてカットしていきます。
平板状だった板金を折り曲げ機で加工し、石岡市の現場屋根に合わせた棟板金を作成しました。
使用する屋根材や各種屋根工事方法・屋根の形状や収め方によっても変化する役物板金!
オリジナル寸法での加工もできるため、3本で繋いでいたものを2本に!2本を1本にするなど、極力継ぎ目を減らす事で漏水リスクの軽減にもつながるんです。
現場毎に異なる屋根に臨機応変に対応できるのも、当店の強みです(^^♪
それでは、仕上げの取付けに入ります。
捨て谷と屋根材の設置部分に、わずかな隙間があるためコーキングを充填して対策します。
雨水が吹込んだとしても、捨て谷で雨水対策はできますが、二重三重に漏水対策をするのが当店流(^^♪
次に、棟板金を固定する為の樹脂製貫板を屋根材に被るように設置し、更に雨水が伝わらないように対策!
棟板金を施工すると、中がどの様になっているのか?見る機会も無いと思いますが・・・
当店では、雨漏りへの対策を何重にも行いながら屋根工事を行っていますのでご安心下さい(^^♪
最後に、頭頂部の三つ又板金部にコーキングを打設すれば全工程完了です(^o^)丿
オリジナル棟板金を使用する事で、
3枚使用していた棟板金が2枚で施工できます。
雨漏りが発生しやすい箇所は、継ぎ目や凹凸部が大半をしめます。
新しいときは少しの違いでも、経年した際には大きな違いに変わるのが屋根工事。
屋根リフォームなどを検討する際、総TOTAL金額に気を取られがちですが・・・
使用材料・施工方法・工事に対する施工店の考え方など、普段見えない所ほど大切だと私は思います。
当ブログをご覧いただいた方の、少しの参考になっていれば幸いです(^o^)丿
今回使用したカラーはブラウン色で、とても人気のあるカラーです。
外観もさることながら、随所に当店のこだわり施工を真心こめて行わせて頂きました\(^o^)/
お施主様からも『とても綺麗にやっていただき、満足しています』と嬉しいお言葉も頂戴できました。
※依頼主様である息子様と撮らせて頂きました(親子ほどの年齢差を感じました(^_^;)※
D様、この度は、街の屋根やさん水戸店へご用命頂き誠にありがとうございました。
今後も住宅でのご不便が御座いましたら、何なりとご相談いただければと思います。
お電話一本で気軽に相談できるのが街の屋根やさん水戸店!
屋根リフォームや屋根工事をご検討されている方も、ぜひ気軽にご相談くださいね(^O^)/
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