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ひたちなか市で瓦からガルバリウム鋼板へ葺き替え!同時に外壁も塗装
【工事のきっかけ】
北側の屋根で雨漏りが発生しているとの事でご相談を頂いたお客様です。
調査を行うと、雨漏り発生箇所の他にも、漆喰不良や外壁破損などが複数発生している状態でした。
現場の住宅は30年程の年月が重ねられていた事もあり、雨漏り部分修理の見積り以外に、全体的な屋根漆喰修繕見積り・屋根と外壁を全体的に改善するリフォーム見積りなど複数のお見積書を提出させて頂きました。
現場調査時の様子▶ひたちなか市の瓦屋根での雨漏りは漆喰の詰めすぎが原因です
※2023年9月18日更新
基本情報
- 施工内容:外壁塗装
- 施工期間:屋根葺き替え工事:15日間 塗装工事:12日間
- 築年数:約30年
- 施工費用:屋根解体撤去:77.8万円・屋根工事(足場費用含む)297.8万円・外壁塗装72.6万円
- 使用材料:MSタフワイド(ガルバリウム鋼板)・構造用合板12㎜・改質アスファルトルーフィング・樹脂貫板・ポリカ波板・ケンエースGⅡ・水性SDサーフエポプレミアム・プレミアムシリコン・クリーンマイルドシリコン
茨城県の皆様こんにちは。今日は、ひたちなか市での施工が完了したので御報告します。
今回は、瓦屋根から軽量ガルバリウム屋根材への葺き替えと、同時に行っていた外壁塗装の施工風景です。
雨天に悩まされながら、足場設置から解体まで1か月以上の工期でしたが、ご近所の方からも『新築みたいだね~』『とっても綺麗だね~』と言うお言葉もいただけました(^^♪
では、どの様な工程を経て完成したのか?順を追ってわかりやすくご案内していきますね(^o^)丿
既存の瓦屋根は、俗に言う日本瓦です。(和瓦や陶器瓦とも呼ぶ)
瓦は耐久性がある日本の伝統的な屋根材ですが、昨今は、地震の影響を受けにくい軽量屋根材が人気です。
【因みに今回のひたちなか市の現場の屋根を数字化】
(旧)瓦屋根重量(約13t(13,000㎏) ※産廃処分場に廃材を持ち込み、計量した合算です
(新)ガルバリウム鋼板に葺き替え(屋根材重量 約900㎏)+屋根床材増し張り(約1,320㎏)
(旧)約13,000㎏ : (新)屋根床材増し張り込み約2,220㎏、屋根下地を入れてもその差!約1/6
屋根下地まで強化してもこの軽量率になるんです(^^♪
今回の現場は、近隣状況からクレーン車が使えない立地だった為、撤去した瓦を昇降ウインチで降ろし、トラックまでは手運びでの撤去作業でした。
クレーン車が使用できれば、2日程で撤去できる㎡数ですが、途中雨に降られながらの撤去作業・・・
1日5名体制で挑みましたが、計4日間を要してしまいました(^_^;)
次は、屋根下地施工です。
屋根床材は構造用合板12㎜を使用して重ね張りし、二次防水機能である防水紙には耐久性やシール性が高い、改質アスファルトルーフィングを敷設しました。
屋根が葺きあがれば全く見えなくなる部分ですが、屋根下地作成は業者の信用!
当ブログで堂々とご紹介できるのも当店の信用の一つなんです(^^♪
今回使用する屋根材は、
ガルバリウム鋼板製のT2タフワイドで、カラーはダークグレーです。
今回の屋根は、入母屋風の和風屋根形状で妻壁が施されている屋根です。
その為、加工性が良く、複雑な屋根形状にも対応できるT2タフワイドを選択しました。
和風建築屋根=瓦と言うイメージをお持ちの方も多いと思いますが、屋根材を選定すれば、入母屋屋根であってもガルバリウム鋼板で葺き替える事は可能です。
興味のある方は、熟練の建築板金職人が在籍している街の屋根やさんに相談して下さいね(^^♪
隅棟(くだり棟)部は、捨て板水切りを入れて止水対策を施し、棟掴み(つかみ納め)で仕上げました。
折る・曲げる・つかむ・叩く等の作業に長けているのが建築板金職人です。
和風の風合いをしっかり残しつつ、細かな漏水対策を施しながら施工しているんですよ(^^♪
今回使用しているガルバリウム鋼板屋根材は、1㎡(1m×1m)で約5㎏ととても軽量!
そのため、お客様から『軽いから風に弱いのでは??』とご質問を受ける事がありますが、心配ご無用です。
一枚一枚のガルバリウム屋根材は、下地に合わせてビス留めを行い、上下は嵌め合わせながら嵌合(かんごう)させ、左右の継ぎ目部分も重ね代を設けながら嵌め合わせてあります。
一枚一枚は軽量でも、嵌合させる事で実は屋根面が一体化しているんですよ(^^♪
軽量化したガルバリウム鋼板での屋根葺き替えが完了です。
今までの重厚感のある瓦屋根から、屋根全体がスッキリし、とても美しくスマートに仕上がりました(^^♪
地震などの影響を受けやすい段数が積まれていた棟瓦も、棟包み板金で耐震性も向上。
雨漏りが発生していた八つ谷部も、十分な止水対策を施してあります(^^♪
屋根の登頂部の大棟部は、ガルバリウム鋼板に葺き替えたことで、定期的な漆喰メンテナンスも必要なくなり、地震での棟瓦倒壊などの不安も解消されました(^^♪
二階屋根と同時に行っていた下屋根も葺き替えが完了です。
屋根と外壁の取り合い部は漏水リスクの高い場所です。そのため、既存の壁際板金を包み込むように加工した板金を施工し、万全な漏水対策を施しました(^^♪
足場を設置する際に撤去した波板は、サービスで新しく張り替えさせていただきました。
全体が綺麗になると、手を付けていない部分が浮いて見えてしまうもの。
波板一つ交換しただけでも全体の映え方が変わるので、同時交換がお勧めです(^^♪
では次に、屋根葺き替え工事と同時に行った外壁塗装工事の様子をダイジェストで御報告します(^o^)丿
外壁塗装を実施する前に、塗料を素材に密着させるために高圧洗浄を実施!
洗浄翌日、サッシ廻りなどにビニール養生を施し、外壁のクラック部分(ひび割れ部)にコーキングを充填して下処理を行いました。
塗装は、上部から実施するのがセオリーです。
軒裏である軒天に、防カビ型の高級塗料であるケンエースG-Ⅱで二度塗り仕上げです。
外壁への下塗りは、水性のSDサーフエポプレミアムを使用しました。
この下塗り材は、エポキシ樹脂系で、ひび割れ追従性を持つ水性下塗り塗料で、モルタル外壁やコンクリート壁などにも活躍してくれる下塗り材です。
外壁塗装は、表面材である仕上げ塗料も大切ですが、実は最も大切なのは下塗り材です。
外壁の種類や状態によっても使用する下塗り材は変化しますよ。
外壁塗装見積もり時には、なぜその塗料を使うのか?特に注視してみて下さいね(^o^)丿
下塗りを十分に乾燥させた後、着色である中塗り・上塗り作業です。
外壁塗装は、基本的に下塗り1回・着色仕上げ塗装2回(中塗り・上塗り)の計3回です。
一般的には中塗りと上塗りの塗料には同じものを使用し、重ね塗りを行う事で膜厚(塗装の厚み)を付ける事ができ、ムラなく色づけする事が出来るんです(^^♪
外壁塗装が終わると、雨樋などの細かい付帯部を塗装します。
軒樋が取り付けてある破風板(はふいた)は銅板製だったため残念ながら塗る事は叶いませんでしたが、樹脂製の雨樋は軒樋・竪樋共に二度塗りで仕上げていきます。
雨樋などの付帯部は、外壁全体を見た際はアクセントになるのでとても重要ですよ。
外壁塗装を実施する際には、同時に付帯部塗装も実施するようにすると良いと思います(^^♪
雨戸はローラーで塗装し、段模様の戸袋は吹付塗装で仕上げさせて頂きました。
この部分も、外観全体ではアクセントにあたる部分なので、塗れる場合は塗る事を推奨します。
ただし、今回の現場は雨戸や戸袋が鋼板製だったため塗装を実施する事が出来ましたが、アルミ建材が使用されている場合は、塗料が密着しにくいため塗装は控えるようにして下さいね。
外壁塗装完了です。
外壁のグレー色に戸袋や屋根のダークグレー色がアクセントになり、とても綺麗な仕上がりです。
今回の現場は、主に女性職人2名が入って塗装作業を行わせて頂きました。
『細部まで丁寧に仕上がっている』と、お施主様にもお褒めの言葉を頂戴する事ができました(^^♪
北側の外壁が剥がれて下地が露出していた部分は、下地処理を施した後にパターン模様をつけて塗装したので、塗装後は同化して目立たない仕上がりになりました。
外壁交換ではなく、下地処理や塗装でもこの程度まで回復させることが出来ます。
御覧の皆様も、ぜひ外壁補修時の参考にしてみて下さいね(^^♪
屋根葺き替えと外壁塗装が完了し、最後に一時撤去していたベランダテラスを復旧して完成です。
とても綺麗に仕上がり、ご近所様からも評判が良いようで担当者として嬉しい限りですが、天候に左右されたにせよ、工期が伸びてしまった事や些細な不手際があった事が悔やまれます(とても悔しいです(>_<))
それでも、お施主様から嬉しいアンケート回答を頂きましたのでご紹介します。
Q
当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
A 丁寧な作業と適正価格
Q 街の屋根やさんにご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
A ホームページでかれこれ10社ほど参考にしました。
Q
街の屋根やさんに工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
A 確かな実績と、相場価格に沿った金額が掲載されていたから。
Q
工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
A 大変満足しております。近所への心づかいも嬉しかった。塗装と板金職人のきめ細かい作業に感心しました。
Q
街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
A 確かな仕事ぶりだから、一度お見積りもらってみては?
今回の現場は工期も長かったため、施工画像や進捗状況・ご質問への対応などはショートメールで行い、完了する頃には50回以上のやり取りをさせていただきました。
担当者としては今一つ悔いが残る部分もありますが、お施主様には大変ご満足頂けたようでとても嬉しく思います。担当職人にもアンケート回答を共有させて頂きます(^^♪
Y様、この度は、数ある業者の中から街の屋根やさん水戸店へのご用命ありがとうございました。
3年を目安に無料のアフター点検を実施しておりますので、その際は再度宜しくお願いいたします。
街の屋根やさんは、瓦・ガルバリウム・スレートコロニアルなど、全ての屋根材での工事に対応しております。
『屋根を軽量化したい』『地震に強い屋根にしたい』『雨漏りを改善したい』等など
屋根での御相談ごとがありましたら、先ずは無料診断・無料見積りを気軽にご依頼下さいませ。
茨城県で屋根工事をご検討の方は、ぜひ【街の屋根やさん水戸店】へご相談ください。
参考記事▶街の屋根やさん水戸店のお住いの無料診断(茨城県内全域対応)
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