ホーム > 鹿嶋市で屋根修理の調査見積り依頼!雨漏りの原因は防水紙の経年…
鹿嶋市で屋根修理の調査見積り依頼!雨漏りの原因は防水紙の経年破損
更新日:2023年3月24日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
鹿嶋市にお住いのお客様より、屋根の修理依頼をいただきました。
状況や気になる点などをお聞きしたところ、先日の降雨の際に、雨漏りらしきものが発生したそうです。
春の長雨というように、この時期はしっとりとした雨が降り続くことから、お客様のご都合に合わせ早めに調査に伺いました٩(ˊᗜˋ*)و
ご依頼主様のお話では、押し入れの天袋からポツポツと水が漏れてきたので、天井板を外して屋根裏を見たところ、屋根の下地の野地板に雨水が染み込んだような跡が残っていたとのことです。
実際に天袋から内部を覗いてみると、たしかに野地板に雨漏りの痕跡が認められました。
どこから雨水が入り込んでいるのでしょうか…?
原因を探るべく、屋根の上に登り状態を見極めたいと思います。
屋根材はすでに廃盤となっているセメント瓦で、確認した限り少々年季が入っています。
実は雨漏りの相談で一番多いのがこのセメント瓦!
メンテナンスを行った上での耐用年数は25年~30年ですが、おそらくそれ以上にがんばって活躍しているからではないでしょうか( ˊᵕˋ ; )
今まで複数回修理を行っているらしく、所々にコーキングが充填された跡があります。
雨漏りの補修や瓦ずれの防止などのためだと思いますが、コーキングはいろいろ便利な反面、場所を間違えてしまうと後々面倒なことになってしまいます(;°-°;)))
「吹き込み防止=雨漏りが止まる」とお考えかもしれませんが…コーキングを施してよい部分と施してはいけない部分があるのです。
この修理方法について少々ご説明しますね。
セメント瓦の水下側(軒先側)が、全部塞がれているのがお分かりでしょうか?
浸水対策だと思いますが、残念ながらこれは排水を妨げる行為です。
台風や大雨で横から吹き込んだ雨水は 瓦の下を伝い軒先に流れ落ちる構造になっていますが、隙間が全くなくなるとどこにも排出されず、屋根の下に水が滞留することになります。
隙間を埋めたために換気も悪くなり、瓦の下は常に湿った状態が続き、防水紙や野地板にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
水下側を全部固定するのではなく、瓦の山部分のみを接着するのが正しい方法です。
雨水の流れを妨げず通気性が確保されるので、屋根の下地を傷める心配もありません。
もう一つ、瓦の山部分をL字型に接着する方法もあります。
縦と横の動きの両方が強化され、季節によって様々な方向から強風が吹く環境には有効的です。
雨漏り対策として行ったコーキングが実は雨漏りを引き起こしていた…などと困った状況にならないよう、コーキングを安易に勧める業者さんには十分気を付けましょう。
セメント瓦は1枚1枚が釘打ちされているため、おおよそでも雨漏り箇所が特定しない前に、釘を外して何枚も瓦をめくり上げることはあまり感心できません。
そこで今回はお客様にお手伝いいただき、散水調査を行いました(•̀ - •́)/⌒°·๐
特定した部位の瓦を1枚めくってみると…破損した防水紙(ルーフィング)が出てきました。
経年によるものだと思いますが、この瓦もコーキングで固められていたので、入り込んだ雨水がどこへも排出されずに、弱った防水紙をさらに傷めてしまったのかもしれません。
原因が屋根材の雨漏りと、防水紙の劣化による雨漏りとでは、修理方法が全く異なります。
当店は数多くの雨漏りのご相談を受けておりますが、防水紙の不具合での雨漏りがほとんどでした。防水紙がしっかりと機能を果たしていれば、瓦が割れたりずれたりした程度では雨漏りにはならないのです。
関連記事➤
雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
調査した建物はご依頼主様の会社の寮で、今後使用する期間は2年~3年ほどだそうです。
これからも長くお住いになるのであれば、屋根を新調した方がいいのですが、今回は部分的な葺き直しで十分でしょう。
工事は「セメント瓦を一時撤去→破損箇所の防水シートを貼り換え→セメント瓦を葺き直す」といった内容になりますが、現在の瓦は廃盤品で外した際に破損しても差し替えができず、コーキング修理を行って再利用する方法しかありません(>_<。)
この施工内容でご理解いただきたい旨をお伝えし、雨漏り調査は終了です。
約4坪分の修理のお見積りを提出したところ、快くご了承いただくことができました。
タイミングを見て、早めに工事に取り掛かりたいと思います!
瓦をコーキングするのは雨漏りを補修するためではなく、あくまでも
地震や台風に備えて瓦をずれないようにする施策です。誤った用法は被害の拡大を招く恐れがありますので、修理は屋根の特性を十分心得た屋根業者に依頼をしてくださいね。
街の屋根やさん水戸店では、茨城県全域で無料調査を行っております。
屋根に精通したスタッフが、住宅に関するお悩みをすっきり解決するお手伝いをいたします
(* ᴗ ᴗ)⁾⁾関連記事➤
茨城県内全域対応!調査から見積りまで無料で承ります
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。