今治市の店舗で雨漏りのお問い合わせをいただきました。
4階建てRC造のビルで、外壁の一部が日本瓦屋根の意匠になっているのが特徴のビルです。
雨漏り調査すると瓦と外壁の隙間から侵入した雨水が屋内で雨漏りしていました。
早速、仮設足場をたて雨漏りの修理工事にはいります。
店舗なので来店するお客様に迷惑がかからないよう、細心の注意を払い安全作業ですすめます。
それではRC造の店舗ビルの雨漏り修理の様子をご紹介します。

RC造店舗ビルの雨漏り

こちらの建物は4階建てRC造の建物で1階を店舗、２階から４階を住宅とし利用しているビルです。
1階が和風の店舗なので和の雰囲気をだすため２階の上に小さな瓦屋根がつくられています。

一般的な和型ではなく社寺でよく使われる「本葺き瓦屋根」で重厚感のある意匠です。

しかし「2階の窓から雨漏りがする。」とお問い合わせの電話をいただき。屋根調査しました。
調査の結果、瓦屋根と外壁の隙間の防水のシーリング切れて、そこから雨水が侵入して屋根の下の窓で雨漏りしていました。

雨漏り修理工事のため仮設足場を設置し。店舗に来店するお客様にも十分配慮して安全作業で雨漏り修理します。


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本葺き瓦屋根

「本葺き瓦」は朝鮮半島から日本に伝来して約1400年の歴史があり今でも社寺建築には欠かせない屋根です。
一般の瓦屋根との違いは平瓦と丸瓦から構成されており重厚感がある分重量も大きいため建物の構造は頑強でなければなりません。

今回の雨漏り修理工事は外壁のタイルの下に瓦を潜り込ませるように、タイルの下端を10センチほど切りあげます。この作業を「タイルの斫り作業（はつりさぎょう）」といいます。

タイルの斫り作業の邪魔になる丸瓦を外します。
丸瓦の下には土があり、きれいに掃き掃除します。

雨水の侵入経路

丸瓦を外したら壁際の平瓦も2枚外して、タイルの斫り作業がしやすいようにします。

平瓦の下にも土が敷き詰められています。
壁際の土は雨水が侵入して濡れているので土が湿って濃い茶色になっているのが分かります。
雨に濡れてない土は乾いていて黄土色のままです。

こうして瓦を剥がすと雨漏りによる雨水の侵入経路がよくわかります。
雨漏り修理は、どこから雨水が入ったかの原因を突き止めることが重要です。

雨漏りの原因究明は豊富な経験と専門の知識が必要です。
私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」は屋根工事専門店として約50年、愛媛県で屋根工事に携わってまいり
ました。

雨漏り原因を突き止め、適切な屋根工事をお客様にご提案し誠意をもって施工します。

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再利用する瓦の保管

取り外した丸瓦と平瓦は表面を掃除して再利用するため作業の邪魔にならないところに綺麗に並べて保管します。
瓦は粘土を原料に形成して焼成するので高耐久で丈夫な素材です。

適切な施工で工事された瓦屋根はいつまでも長もちします。

工事途中で雨が降っても安心！雨養生

これで今日の作業は終了です。
夜、雨が降っても雨漏りしないように屋根をシート養生します。

壁からも雨が入らないよう、しっかり養生テープで防水します。

まとめ

これで雨漏り修理工事の瓦解体ができました。
後日、タイルの斫り作業をして瓦を元のように復旧します。

雨漏り修理は豊富な施工実績と専門知識のある私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください！
無料の雨漏り点検を行っております。

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