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伊予市でセメント瓦屋根の雨漏り工事で瓦撤去と屋根下地工事
更新日：2022年9月13日
こんにちは、「街の屋根やさん西条・新居浜店」の丹
基徳（たん
もとのり）です。
伊予市で雨漏り工事中の自治会集会所の屋根。雨漏りにお困りのセメント
瓦の撤去と屋根下地工事の様子をご紹介します。
屋根下地工事のあと防水紙のゴムアスルーフィングまで張って、これで雨が降っても雨漏りすることなく安心です。
前回の足場組立のブログ「伊予市で屋根葺き替え工事の近隣あいさつと足場の組立て設置」雨漏り工事や屋根のお悩みは屋根工事専門店として創業50年の豊富な経験と実績のある私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください！
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【伊予市・雨漏り工事】雨漏りしているセメント瓦を撤去
それでは屋根工事をはじめます。まずは既存のセメント瓦を解体します。棟から順番に剥がしていきます。
セメント瓦は釘2本で固定されていますが、短い鉄釘で留まっているため瓦を上に持ち上げるようにすると比較的簡単に剥がせます。
解体したセメント瓦はトラックの荷台にのせて処分場へ持っていきます。
こちらの屋根の面積は約96㎡あり約4.5
トンの重さのセメント瓦
を撤去しました。
セメント瓦の下には防水紙がありますが、古くボロボロに
劣化しておりこれでは防水性能はありません。
防水紙は瓦の下に侵入した雨水が雨漏りするのを防ぐ重要な役割があります。古くなった防水紙をよく見てみると雨漏りよるシミが多く見られます。
【伊予市・雨漏り工事】雨漏りにより傷んで変色した野地板
古く劣化した防水紙をキレイに掃除して処分します。
そうすると野地板があらわれました。
長年の雨漏りにより木本来の油気がなくなり弱くもろくなっています。この状態では新しい瓦をしっかりと固定することができないので丈夫な屋根下地に作り替えることが必要です。
【伊予市・雨漏り工事】野地板の上に通気胴縁の取付け
まずは野地板の上に18㎜×45㎜の木材を垂木の位置にビス留めします。これは通気胴縁といい古い野地板と新しい屋根下地とのあいだに通気層を設けることで屋根下地の通気を良くして耐久性を向上します。
また通気胴縁により屋根の不陸を小さくすることが出来ます。
【伊予市・雨漏り工事】構造用合板で丈夫な屋根下地つくり
つぎに厚み12㎜の構造用合板を通気胴縁の上にのせてエアー工具で釘留めします。
このときに構造用合板を隙間なく突き付けて張ることで地震時の建物の揺れを抑制する耐震性が強くなります。
構造用合板は水気や湿気に強い針葉樹（杉やヒノキ）のものを使用する事が重要です。
これで新しく丈夫で耐久性のある屋根下地に生まれ変わりました。
【伊予市・雨漏り工事】防水紙のゴムアスルーフィングを施工
新しく生まれ変わった屋根下地の上に防水紙をはります。
耐久性と防水性に優れる「ゴムアスルーフィング」を使用します。水下の軒先から順番に上に向かって張り重ねていきます。
この時に注意するのが防水紙の重ね代。上下方向は10㎝・左右方向は20㎝以上重ねてタッカーで屋根下地に留めていきます。
防水紙まで施工できると雨漏りすることはないので工事期間中の雨でも心配ありません。
関連ページ「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」
屋根の端部のケラバに木の板を加工して作った「破風板（はふいた）」を取り付けます。
破風板の表面は防腐効果のある「キシラデコール」を塗布しています。
破風板を新しく交換すると屋根工事後の印象が全然違うので、屋根葺き替えリフォームでは破風板交換もオススメしています。見違えるように生まれ変わります。
関連ページ「ケラバ？屋根の各部位の名称について」次回は屋根瓦の施工の様子をご紹介します。
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