生駒市で経年劣化と強風の影響を受け、メンテナンスで葺き替え工事
更新日：2021年6月26日
瓦が剥がれてしまっているため工事までの期間に風や雨の影響を受けないように応急処置を行います。
瓦は一枚でも重さがある為丁寧に扱うこと、撤去にも時間がかかります。
葺き土は固まってしまっているので一度掘り起こし撤去していきます。
専用の袋を用い、下におろします。
瓦の重さは一枚約
比べて、スレート屋根は1900kg。
約
また今回の屋根のように湿式工法で固定されているので葺き土の重さもプラスされます。
重い屋根は重心が上になってしまうので耐震性は劣ってしまいます。
比べて、スレートやガルテクトのような軽量の屋根は重心が下になるので耐震性に優れます。
杉皮の下には野地板があります。
野地板は屋根の重さや経年劣化で歪みを生じてしまいます。
補強垂木を用い不陸調整を行うことで、平な屋根に仕上げることができるのです。
補強垂木は垂木同様に野地板や防水紙、屋根材の固定場所となります。
次回は、不陸調整を行います。
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