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香芝市で和瓦でできた長屋の葺き替え工事、軽量な屋根完成までの道
更新日:2021年7月19日
瓦の解体を開始します。
正面の青い瓦も裏面のグレーの瓦も全て解体し撤去していきます。
湿式工法で固定されているため、大量の葺き土が出ます。
瓦屋根の重量が重い理由は瓦自体の重さと葺き土の重さが原因です。
重厚感と風合いがあるので日本古来から使われてきた瓦ですが、現代ではデザインも洋風な建物に合う屋根材、地震大国の日本では耐震性強化していく傾向にあるため軽量な屋根材に葺き替えることが多くなっています。
瓦の耐用年数は50-60年ととても長いのです。
ですが、下地部分の
野地板、下葺き材、葺き土にも耐用年数はあり、瓦よりも短くなっています。
葺き土は経年ごとに乾燥し痩せ崩れて固定力を失います。
瓦が一部でもズレ出したら経年劣化のサインです!!
特に棟瓦は屋根の頂点にあり劣化すると歪みを帯びてきます!今回も棟瓦が剥がれてしまっていました。
剥がれる前のサインを見逃さないでくださいね!(屋根の上は見たくても見れないので、
定期的な点検で確認しましょう)
長屋の
葺き替え工事では、屋根と屋根の境目部分に注意が必要です。
工事部分だけではなく隣あう屋根も考慮しながら工事にあたります。
特に屋根を作っていくときには境目から雨漏りが発生しないように隣の屋根の隣あう瓦一列を剥がし下地を作った後に綺麗に固定し元通りの屋根に施工しなければなりません。
今回は両隣屋根に挟まれています。
葺き土を土嚢袋に詰める頃には夕日時間になっていました。
解体と撤去は時間のかかる作業となります。
さて次回は
屋根の重みで歪んだ野地板の不陸調整を行います!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
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