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奈良市古市町である会社の営業所入り口の破損した庇と外壁の交換工事
倉庫
【工事のきっかけ】
奈良営業所の倉庫の入口に運送会社のトラックがぶつかって、入口の上にある雨除けの庇が破損してしまいました。
破損した庇が外壁に食い込んで、外壁も割れてしまっていました。
修繕したくて屋根業者を探していたところ、インターネットで街の屋根やさん奈良店を見つけて連絡しました。
トラックの事故で、運送会社の保険適用案件だったので、保険会社に提出する書類なども作成してくれました。
点検してもらったところ、庇は既製品ではなかったので一部修繕するということが出来ず、交換することになりました。
庇がめり込んだ外壁の下地材まで曲がってしまっているということで、外壁も下地材から交換することになりました。
大きな工事になってしまいましたが、とても綺麗な仕上がりで満足しています。
基本情報
- 施工費用:庇・外壁修繕工事 ¥2,250,000(税抜き)
- 使用材料:大波スレート・軽量溝形鋼(Cチャンネル)・テラス屋根
奈良市古市町のとある会社の営業所長様より、運送会社のトラックが入口に
接触して庇が
破損したので修理してほしいとご連絡を頂きました。
所長様を窓口に早速スケジュール調整をし、無料点検のために
現場にお伺いしました。
ご依頼いただいた現場は会社の営業所の
倉庫で、運送会社のトラックが毎日のように
出入りしているそうで、以前にもぶつかったことがあるとのことでした。
今回は、車両事故ということで運送会社の保険適用案件だということですので、まずは、保険会社に提出する書類作成のためにもしっかりと点検いたします。
庇にトラックがぶつかったことで、土台が歪んで平板が曲がってしまいました。
庇を詳しく点検したところ、後付けの庇は既製品ではなく特注品のようでした。
そうなると、破損した部分のみの補修は出来ず、新しい庇への取替をご提案しました。
トラックによる衝撃の強さがわかるように、向かって右側の奥の外壁には庇の一部がめり込んでしまい、外壁を破損していました。
倉庫の内部には、たくさんの荷物が置かれていました。
外壁材は大波スレートになります。
大波スレートは、セメントに繊維を混入して強化された波形の板状に成型した屋根材です。
波の大きさによって大波スレートと小波スレートがあり、大波スレートはピッチ(一山の幅)が130mmと決められています。
屋根材として工場や倉庫の屋根材としてよく使用されていますが、耐久性・耐火性・遮音性に優れているため外壁にも使用されています。
庇がめり込んでいた外壁には亀裂が入り、大きな隙間が出来ています。
太陽の光で隙間の大きさが良く分かりますね。
外壁を支えている骨材も変形し、土台から修復しなければならないことがわかりました。
外壁には他にも数か所ひび割れているところがありました。
倉庫に保管されている荷物にとって、雨漏りは大敵です。
ひび割れからの雨水の浸水で、外壁が腐食してしまう可能性もあります。
点検の結果、
歪んでしまった庇の取替と破損した骨材から外壁までを新しいものに交換することになりました。
無料点検の詳細はコチラのブログをご覧ください。
➡
奈良市古市町で営業所の入口に運送車が接触して破損したので庇の点検
まず初めに、庇の取り外しを行います。
庇があると足場を組み立てる際に邪魔になってしまいます。
はしごを掛けて、庇の
平板と枠組みを撤去しました。
はしごの上での作業になるため、落下しないように注意しながら作業を進めました。
庇が撤去出来たら単管
足場を組み立てていきます。
単管足場は、
単管とクランプを使って簡単に組み立てられることから、
様々な建築現場で使用されており、時間的にも費用面でもメリットの多い足場です。
低層建物に適しています。
鉄パイプに手摺りや踏板が設置されており、作業員の安全や安定した作業場所を確保できるため、作業員の落下防止や工事の高い質を確保できます。
足場の組み立てが完了して、営業所に掛かっていた看板を取り外しました。
新しい外壁完成後に再度取り付けるため、工事完了まで大切に保管しておきます。
足場組み立ての詳細はコチラのブログをご覧ください。
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奈良市古市町の営業所の入口の壊れた庇の補修工事のための足場組み立て
外壁材の大波スレートは、内部に組み合わせて設置された鋼材にフックボルトで固定されています。
端から順にフックボルトを取り外し、外壁を撤去しました。
幸い、シャッターは破損を免れていたので、このまま使用します。
トラックの接触によって変形してしまった骨材を取り換えていきます。
この骨材は軽量
溝形鋼
(けいりょうみぞがたこう)と言います。
溝形の
骨材で断面が薄く大きく広がっているため、広い範囲を覆うことが出来ます。
溝形鋼の板厚が薄肉で軽量なものを軽量溝形鋼と呼び、軽量な割に強度が高く
、加工性・施工性に優れているのが特徴です。
断面がCの形であることと、溝形鋼をチャンネルと呼ぶことから建築用語で
『Cチャンネル』
と呼ばれています。
新しい『Cチャンネル』は深い
赤色をしています。
この赤色は錆止め材の色ですが、長い月日の経過によって屋内であっても劣化してしまうんですね。
古い『Cチャンネル』を撤去して、新しいものと交換しました。
外壁を設置するための基礎となる下地材が真っ直ぐに設置されていないと外壁が歪んでしまうため、とても大切な工程です。
『Cチャンネル』に外壁材の大波スレート
を
固定させていきます。
大波スレートは縦約15㎝・横1山半の重ねが基本です。
山の頂上に電動ドリルで穴を開け、フックボルト
で
固定
します。
外壁の張り替えが完了しました。
新しい庇の設置位置に部材を取り付け、取り外していた看板を元の位置に設置してから単管足場を解体しました。
通常足場は工事開始前に組み立て、工事完了後に解体するものですが、今回は庇設置の邪魔になるため庇設置前に解体しました。
庇設置工事には移動式足場を使用します。
組み立てた足場の下にはキャスター(車輪)が付いているため移動がしやすく
、手摺りやはしごがついているので
安心して作業を行えます。
移動式足場を使って、庇の枠組となる部材を組み立てていきます。
庇と呼んでいますが、テラス屋根で代用しています。
ポリカーボネート製の平板をはめ込み、新しい庇が完成しました。
古い庇には下の支柱しかありませんでしたが、新しい庇は上部にも吊り支柱を設置しているので、安定性も格段に向上しています。
ポリカーボネート製の平板は透明度が高く、明るい入口でお客様をお迎え出来そうですね。
新しい庇設置の詳細はコチラのブログをご覧ください。
➡
奈良市古市町で新しい庇施工中、単管足場は解体して移動式足場を使用
約20日間にも及ぶ大工事が完工しました。
お問い合わせいただいた所長様にも大変喜んでいただきました。
今回は工事をお任せいただき、ありがとうございました!
【今回の工事費用】
庇
・外壁
修繕
工事
¥2,250,000(税抜き)
(内訳)仮設足場
設置・解体
既存庇 解体・新庇
設置
(4.8m)
既存大波スレート
解体
・新大波スレート
設置(31㎡)
既存Cチャンネル
解体・新Cチャンネル
設置
(49m)
出隅・隅当て・破風・大波ケラバ
撤去・取り替え
運送・施工費
倉庫内外部
物品移動・養生
廃材処分費
・諸経費
など
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1
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