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奈良市法蓮町で波板屋根の全面張り替えは高強度のポリカーポネート製
更新日:2022年8月23日
奈良市法蓮町の平屋建ての建物の裏手にある波板屋根の
無料点検を行いました。
前回のブログはコチラ
➡
奈良市法蓮町の大きな平屋の裏の経年劣化した波板屋根を無料点検波板屋根は、塩化ビニール製・ガラスネット入り・FRP製と素材の違う波板で成り立っていました。
いずれも耐用年数は十分に過ぎており、変色や破損が激しかったため、全面張り替えすることになりました。
新しい波板はポリカーポネート製を使用します。
プラスチックとしては最も強度が高く、耐久性も高いポリカーボネート波板屋根でどのように変わるでしょうか。
塩化ビニール製の波板屋根は変色し、白色であったであろう波板は茶色くなっていました。
塩化ビニール製の波板は、一昔前まで駐車場やベランダ屋根などでよく使用されていました。
安価で柔軟性があり、加工しやすいためDIYでも使用されています。
ただ、塩化ビニールの耐用年数は3年程度と言われており、紫外線や太陽の熱などで劣化していきます。
劣化すると見た目にもわかるほど変化してしまうため、見栄えも悪くなります。
また、劣化によって塩化ビニールが脆くなり、ひび割れたり重なり部分が反り上がったりすることで雨漏りが生じる可能性があります。
波板屋根の全てが塩化ビニール製と言うわけではなく、途中で硬質塩化ビニール製ガラスネット入り波板でした。
ガラスネット
が入っているため、通常の塩化ビニール製に比べると強度が高いです。
耐用年数も5年程度と
塩化ビニール製波板の約2倍ほどになりますが、価格も倍になります。
途中の段差で素材がFRP製波板になっています。
FRPとは繊維強化プラスチックのことで、軽量で防水性・断熱性・耐候性等に優れています。
ですが、柔軟性に乏しくプラスチックのデメリットである紫外線による劣化は避けられません。
波板の変色や劣化が激しく、寿命がかなり超過している事を踏まえて、お客様には全面貼り替えをご提案して、御見積を作成いたしました。
検討の結果、見積り通りの工事をご依頼いただくことになりました。
古い波板を撤去していきます。
留め具を取り外して剥がしていきますが、簡単に割れてしまいます。
留め具はスチール製の為、錆びていました。
1枚ずつ順番に剥がしていき、土台部分
だけになりました。
この時、必ず土台部分の点検をするようにしています。
せっかく新しい波板屋根を取り付けても、土台が歪んでいたり、腐食してしまっていてはしっかりとした屋根は完成しません。
こちらの土台は鉄製ですので、少し錆びているところもありましたが、まだまだ屋根の土台として使用できることを確認しました。
溝などに溜まっている土や埃などを掃除することも忘れません。
これらは波板を取り外した時にしかできないメンテナンスです。
必ずしてもらいましょう。
新しい波板の素材は現在の波板屋根の主流であるポリカーポネート製です。
ポリカーポネートは、プラスチックの一種ですが、塩化ビニール製の約20倍と言われるその強度はプラスチック素材の
その中でも最強です。
価格はガラスネット入り波板と同等で塩化ビニール製よりは少し高くなりますが、耐用年数は15年以上とも言われています。
コストパフォーマンスも最強で、プラスチック素材の
波板ならポリカーポネート製一択です!
土台が木製の場合、止め金具は通常ステンレス製の
ビスを使用します。
波板は基本的に
2.5山以上重なり部分を確保し、ビスは山の部分に打ちます。
スチール製の土台の場合は一般的にフックボルトを使用します。
フックボルトの素材にはステンレス製を採用しています。
錆びにくくく、劣化しにくい素材です。
ポリカーポネート製波板には裏表があります。
表側には紫外線対策が施されています。
裏表を正しく設置しないと、紫外線による
劣化が進んでしまうので注意しましょう。
裏表がわかるようにシールが付いています。
外壁が直線でなく、波板との間に隙間が出来ることもあります。
散水テストなどでしっかりと確認して、どうしても
雨漏りが生じてしまう
部分はシリコン系のコーキング材で隙間を塞ぎます。
波板屋根の張り替えが完成しました。
クリアの波板を選択されたため、太陽光が眩しいくらいに降り注ぎ、とても明るくなりました。
波板屋根の下は物干し場として使用されていますので、洗濯物もよく乾くでしょう。
こんなに太陽光が入ってきたら日焼けするのではと心配になったそこのあなた!
ポリカーポネートの紫外線カット率は何と99%なんですよ。
洗濯物も安心して干せますね~。
全ての波板屋根がクリアのポリカーポネート製に張り替えられて、雰囲気がとても明るくなりました。
ポリカーポネートは柔軟性にも富んでいるので、段差のあるこちらの屋根のような形状にもピッタリとフィットします。
綺麗になった波板屋根は、お客様にもとても満足していただけました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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