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奈良市東登美ケ丘でスレート屋根をカバー工法で工事開始前に足場設置
更新日:2022年9月1日
奈良市東登美ケ丘で築32年の
スレート屋根の劣化が気になるお客様から
カバー工法による
金属屋根への工事の
見積りを依頼されました。
無料点検を終了後に
ご希望通りの見積書を作成したところ、他社よりも安価であったとのことで工事をお任せいただくことになりました。
前回のブログでは、
無料点検の様子をご紹介しました。今回は、工事前に足場を設置します。
屋根材はスレートです。
スレートはセメントに繊維素材を混ぜて薄い板状にしたもので、耐用年数は約15年~20年と言われています。
こちらのお宅は築32年ということですので、大きく寿命は過ぎています。
今現在は大きな不具合は無いとのことですが、寿命を過ぎたスレートは塗膜が剥がれてしまっています。
スレート自体には防水効果が無いため、塗膜が剥がれることで
雨漏りに繋がる
可能性が高くなります。
雨漏りが生じる前に、
何かしらのメンテナンスが必要です。
大棟には
換気棟が設置されていました。
屋根の上は直射日光がこれでもかと降り注ぎます。
真夏ではスレート屋根の表面温度が70℃にもなるそうです。
不用意に触ってしまうと火傷してしまいますね。
スレートの厚さは約5mm。
屋根が高温になるということはすなわち、屋根裏も高温になるということ。
そこで、活躍するのが
換気棟です。
換気棟によって温められた空気が自然に排出されることで、室内の温度も下げてくれます。
冬はイヤ~な結露を防いでくれます。
屋根の形状は寄棟屋根です。
屋根と屋根の取り合い部分には
棟板金が取り付けられています。
太陽光によって温められた板金が膨張したり、日が沈んで気温が下がることで収縮したりを繰り返すこと(熱膨張と言います。)で板金を固定している釘が抜けてきます。
すると、屋根と棟板金の間に隙間が出来て、そこから雨漏りが生じてしまいます。
酷い場合には、強風によって飛ばされることもあります。
そこまで酷い状態ではありませんが、多少の棟板金の浮きを確認しました。
簡易
足場を固定するための部材、ジャッキベースを地面に配置します。
ジャッキベースに縦柱を固定していきます。
固定した縦柱に横柱を組み合わせて簡易
足場を組み立てます。
縦横の柱で簡易足場を
組み立てたら
、スライダー(荷揚げ機)
を設置します。
スライダーを使用することで、様々な部材や道具を簡単に屋根の上に挙げられるようになります。
屋根の周囲の簡易足場に防護ネットを設置します。
防護ネットを設置する事で、作業員が落下する危険性
が低下し、
屋根の端まで丁寧な作業を行うことが出来るので完成度がUPします。
屋根の上から部材や道具・ビスの1本でも落下させることにより、お客様はもとより階下を通行する人にケガをさせる危険も回避できます。
工事の際の事故は絶対にあってはならないことです。
防護ネットの設置にご理解いただきたいと思います。
簡易足場の設置が完了しました。
次回からカバー工法による屋根工事を開始していきます。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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