生駒市で瓦棒葺きからカラーベストへ葺き替え工事を行なっています。

前回はかさ上げに勾配をつけ野地板を設置しました。

今回は防水紙とカラーベストを設置していきます。
葺き替え工事完了で屋根の完成をお届けします。

では工事の様子をご覧下さい！！

防水紙にはケイミュー社のタディスホワイトを使用

防水紙にはケイミュー社のタディスホワイトを使用します。

耐久性、防水性、防滑性に富み完璧なほどに雨から屋根を守る改質アスファルトルーフィングです。

タッカー留め専用の防水紙となります。

カラーベストと妻側の両端にはケラバ板金設置

カラーベストを設置していきます。

軒先から棟に向けて設置していきます。

カラーはブラックを選択、とてもシックに仕上がるでしょう。
元々はシルバーの金属屋根でしたので見た目にも全く違う仕上がりになります。

妻側の両端のことをケラバと言います。
ケラバにも板金を設置します。
横から吹く風や雨から屋根を守る役割をします。

屋根の頭頂部に棟板金設置

屋根の頭頂部には棟板金を設置します。

屋根面と屋根面の境目には隙間ができます。
その隙間を覆うのが棟板金になります。

ガルバリウム鋼板製の棟板金を使用します。
雨風の影響が大きい部分になるのでしっかり固定し浮きが出ないよう注意します。

瓦棒葺きからカラーベストへ葺き替え完了

瓦棒葺きの金属屋根の雨の日の音が気になってしまうというご相談から始まった葺き替え工事。

確かに金属屋根材のデメリットであげられることがあります。
製品により誤差もあります。
また金属屋根材の進化もあり遮音性に対応した屋根材もあります。

緩勾配の屋根には金属屋根材がほとんどの場合使用されます。
その際に製品選びには注意が必要ですね。

カラーベストへの葺き替えではかさ上げで勾配をつけました。
勾配により屋根面積の少し広くなり、全く違う屋根になったのではないでしょうか。

何よりもお悩み解決のお手伝いができたことを嬉しく思います。

さらに次回は屋根周辺の雨樋の取り替え交換を行なっていきます。

次回もぜひご覧下さい！！