急勾配の屋根に使用する屋根足場

今回も広島市安佐北区の現場よりレポートさせていただきます。

劣化した棟板金やトタン屋根を撤去するにあたって必要な屋根足場ですが、急勾配の屋根にはこの足場がないと作業ができません。

また、この屋根足場は単管一本の上を歩くため足を踏み外すと大変な大怪我につながります。

今日のレポートは、屋根撤去にも活躍した屋根足場について、少し解説していきたいと思います。

前回の板金及びトタン屋根の撤去作業レポートをご覧になりたい方はこちらをどうぞ！

画像を見ていただくと分かるように、単管一本の上を歩いて移動するため結構危険な作業だということが分かっていただけるのではないでしょうか。

我が家の屋根も急勾配だから、屋根足場って必要なのかなと考えておられる方も多いと思うのでこちらの現場レポートとして解説していきたいと思います。

そもそも屋根足場とは、屋根塗装工事や屋根の葺き替え工事の際に、屋根自体に設置する足場のことです。

外壁の周りに設置されている足場とは異なり、「単管とクランプ」を使って屋根面に並行して組み立てられます。

一般的な住宅の場合の屋根勾配は、3寸〜5寸が多く屋根足場が必要なケースはあまりありません。

しかし、屋根勾配が6寸を超える急勾配になると屋根足場が必要になるのです。

住宅の状況によっては、設置しないと危険と判断された場合などは、勾配に関係なく設置する場合があります。

屋根足場が必要な理由としては、こちらの現場を見ていただくと分かりますが安全性の確保が第一です。

また、高所作業なので安全帯にフックを取り付ける場所として足場が必要になります。

他には、正確な作業を行うために足元を安定させる役割と、安定した作業の質を向上させるためにも必要なのです。

このように屋根足場は、安全性と安定した作業をするためになくては作業ができないものなのです。

さて、ご自宅の屋根の勾配は何寸勾配でしょうか？

図面がある場合は確認できますし6寸以上なら屋根足場が必要だということです。

何寸勾配か分からない方は、一度無料点検をきっかけに把握しておくと良いのではないでしょうか。

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