仙台市泉区でROOGA葺き替え工事の続きです。段々と和瓦のような重厚な雰囲気が出てきました。厚みがあるので見た目の重厚感はそのままに軽量なので地震時の揺れを抑えることが出来ます。紫外線に強い無機系塗膜グラッサコートの働きで色褪せを軽減し汚れの付着も防げるため美しさも長持ち出来ますのでコストは高めではありますが長い目で見るとメンテナンスにかかる費用が抑えられると思います。

二階屋根が大体葺きあがったところです。棟部分はROOGA同質材で標準仕様のものを使っていきます。棟を固定するために棟桟受け金具を取り付けます。専用のビスを使って６０㎝以内のピッチで固定していきます。金具を付けたら樹脂製の棟下地材を固定します。雅は和瓦のように波型のためくぼんでいる部分があり下から見ると空洞が出来てしまいます。それを乾式自在面戸で覆い隙間を埋めて防水性能を高めます。右側の写真が乾式自在面戸を取り付けしたところの写真です。ここまで準備が出来たらいよいよ棟を取り付けていきます。

棟包みを固定した写真です。両端から順番に重ねながら並べていき頂点にビスで固定します。陶器の瓦に比べると軽量で屋根材一枚一枚をビスで固定するため地震や風に強くなっています。和風の建物の雰囲気を壊すことなく地震などの災害に強い建物にすることが出来ます。屋根下地と屋根材の間に通気が設けてあるのも屋根下地を長持ちさせるのに効果的です。湿気が溜まると木が腐食したりするため屋根下地が弱くなってしまいます。通気が出来ていると屋根の木材が腐らずに保てるのも良さの一つです。大きな地震が来るのも不確定ですがいざ来てからでは遅いのでこれを機会に屋根のことを考えて頂けると幸いです。屋根のことでお困りでしたら街の屋根やさん仙台店にご相談下さい。プロの目で調査を行い無料で見積もりの作成を致します。