街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は「屋根工事で補助金申請よりも有効だった火災保険申請」になります(^_^)/

日々、屋根工事に関するお問い合わせを頂く中で「屋根工事に補助金は申請できないのか？」というご質問を良くいただきますね。

結論から言うと「補助金を受けれる可能性はある」です！

しかし、私たちは年間200件前後の屋根工事を行っている中で補助金を得られたお客様は1パーセントに至りません。

それでも、屋根工事を少しでも安くしたいというお客様に朗報の施工事例がありましたので、ご紹介しましょう！！

明石市　補助金よりも火災保険で屋根工事を行った現場紹介

コチラが、明石市で補助金申請よりも有効だった火災保険を申請して屋根工事を行った現場になりますよ(^_^)/

【補助金申請と火災保険申請の違い】

・「補助金申請」は各市区町村が年間の予算を使用して、リフォーム工事費用の一部を補助する仕組みのことです。断熱・耐震・介護に関するリフォーム工事が対象となりますよ！

・「火災保険申請」はお家の屋根や外壁が台風や地震により破損した場合、復旧工事費用を補助してくれる保険です。従って、経年劣化で傷んだ屋根や外壁の修理費用は補助されません！

今回、屋根工事を行う現場は築22年の建物となりますので、経年劣化で屋根の一部が破損する可能性は低いと考えられます！

【建物情報】
・2階建て木造住宅
・築年数22年
・屋根材スレート屋根
・外壁材サイデイング

補助金申請も火災保険申請も築年数やお家の構造は関係ありませんが、今回の現場ですと補助金を使用するのであれば「断熱リフォーム」しかありませんね。

風災で屋根が破損した場合は補助金申請しても無意味？！

とりあえず、既存のスレート屋根の状態を点検していきましょう(^_^)/

風災の影響か屋根の板金（棟板金）が大きく浮き上がっていますね！

これでは、いつ風災で飛ばされてもおかしくないですし雨漏りする危険性もあります。

屋根板金（棟板金）は過半数が2センチ以上、浮き上がっている状態でした(>_<)

中の木下地は腐食していなかったので、風災により破損したものと考えられます。
（数か月前に台風が直撃）

屋根工事で補助金を申請する場合、屋根工事や窓の工事もしないといけないので補助金を受けれたとしても、全体的な工事費用がかさみますよね。

それでは、お客様の負担額が結果的に多くなってしまうので補助金申請はお勧めできません。

この場合は「火災保険」を申請して、工事費用を補助してもらうほうが適切だと思います！！

補助金よりも火災保険申請した屋根修理の施工事例

ということで、補助金申請ではなく火災保険へ「棟板金の交換工事」を申請しました(^_^)/

※この写真は別現場の物です

【お見積内容】
・足場工事　250,000円
・棟板金交換　180,000円
・諸経費　20,000円

合計450,000円のお見積書を被害を受けた写真と一緒に申請！
（この金額は屋根工事平均値で計算しているため、弊社の屋根工事費用よりも高くなっております）

実際には行っていませんが、火災保険申請した屋根工事（棟板金交換）をご覧ください(^_^)/

古い棟板金を撤去します！！

棟板金の下地材である貫板を取り付けます！

新しい棟板金を取り付け、屋根工事は完了です(^_^)/

【棟板金交換の詳しい施工事例】
・「風災を受けやすい屋根の棟板金を修理交換！【神戸市垂水区】」

明石市で火災保険を使用し屋根カバー工事を行った施工事例

補助金申請を諦め、火災保険申請を行ったところ満額の450,000円の補助を受けることが出来ました(^_^)/

この費用を「屋根カバー工事」の費用に補填し、着工することになりましたよ！！

【屋根カバー工事のお見積内容】
・仮設足場　150,000円
・屋根カバー工事費用700,000円
・諸経費0円

補助金を受けていないので合計850,000円と高額ではありますが、火災保険からの補助があるため400,000円（半分以下）で屋根カバー工事をすることが出来ました！！！！

ここからは、実際に明石市で補助金よりも有効だった火災保険で補助を受けた屋根カバー工事の施工事例をご覧ください(^_^)/

【屋根カバー工事】
・既存の屋根を撤去することなく、新しい屋根を全面的に葺いていく工事です。屋根葺き替え工事に比べて費用が安くなるほか、断熱効果や耐風対策となるので非常にお勧めの屋根工事。

最初に棟板金のみを撤去していきます！！

屋根カバー工事では、将来的な雨漏り対策として防水シートを貼っていきます(^_^)/

屋根カバー工事は工事中に雨漏りする心配もありませんし、工事期間も比較的短いですよ！

今回の明石市、屋根カバー工事で使用した新設屋根材は「IG工業スーパーガルテクト」になりますよ！！

棟の部分に棟板金の下地となる「貫板」を取り付けていきます！！

腐食しないように防腐木材や人工木材の貫板を使用することがお勧めです(^_^)/

最後に、棟板金を取り付けて屋根カバー工事は完了となります(^_^)/

棟板金は風災で飛散しやすいので、釘ではなくビスで固定することがお勧めですね！！

【屋根カバー工事の詳しい施工事例】
・「明石市でスレート屋根にカバー工法・工事！工事費用を徹底解説いたします」
　　　　　　

補助金よりも火災保険を申請すべき屋根の状態

火災保険を申請し受理されやすい事例をご紹介していきましょう！！

瓦屋根のズレや落下は、補助金を申請するよりも火災保険を申請したほうが有効です。

屋根からの雨漏りも、補助金を申請するより火災保険を申請するほうが有効です(^_^)/

雨漏りの原因にもよりますが、、、

屋根材が割れている場合も、補助金ではなく火災保険を申請するべきですね(^_^)/

屋根工事に関する補助金と火災保険の申請条件

最後に、屋根工事で使用できる補助金と火災保険のまとめをご紹介しましょう(^_^)/

【屋根工事で使用できる補助金】
・断熱リフォーム工事
（屋根に断熱材を入れるような工事内容。これとセットで外壁や窓も断熱する必要がある）

・耐震リフォーム工事
（屋根を軽くするような葺き替え工事が必要。この他に専門業者による耐震検査も必要になる）

【屋根工事で火災保険を使用する場合】
・保険会社に連絡し、必要書類を送ってもらう
・専門業者に被害状況の写真撮影と修理見積もりを作ってもらう
・必要書類、写真、修理見積もりを保険会社へ郵送する

屋根工事で補助金を受けるのは非常に難しく、受けれたとしても全体的な工事費用が高くなる場合が多いです。

その点、自然災害で屋根に被害を受けている場合は火災保険が適用されやすいですよ！！

もっと詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！

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