街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は加古川市で行った「アスベスト屋根～ガルバリウム鋼板屋根への葺き替え工事事例」になります(^_^)/

皆さんも「アスベスト」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか？

主に建材に使用されている成分で、建材の強度を高めるために使用されていたそうです。

しかし、アスベストが人体に悪いということで、平成18年に全ての建材へのアスベスト使用が禁止されました。

屋根材では主にスレート屋根に含有されており、撤去して処分するには費用が高くなると言われております。

今回のお客様は処分費用が高くてもアスベスト屋根を撤去したいということでしたので、屋根葺き替え工事を行うことになりましたよ！！

加古川市で行った屋根葺き替え工事事例の現場紹介

コチラが、加古川市で屋根葺き替え工事を行う現場になりますね(^_^)/

【建物情報】
・築年数29年（8年前に屋根塗装済）
・2階建て木造住宅
・屋根材　コロニアル（スレート屋根）
・屋根面積85㎡（入母屋造り）

この様な屋根材は「屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え」のメンテナンス方法があり、今回は屋根葺き替え工事を選択されました！

既存の屋根材は8年前に他社さんで塗装工事を行っているようですが、色あせやひび割れが酷い状態です(>_<)

【アスベスト屋根のメンテナンスをご検討の方へ】
・屋根塗装　築20年未満のお家で雨漏りしていない場合にお勧め。
・屋根カバー工法　築20年以上のお家で将来的な雨漏り対策をしたい方にお勧め
・屋根葺き替え工事　築30年以上のお家でアスベストに不安を感じている方にお勧め

どの工法で屋根工事を行うかは、街の屋根やさん神戸西店の「無料点検・無料見積もり」をご利用いただき、費用面など比較してみてください。

屋根葺き替え工事でアスベスト屋根材を撤去！

それでは、屋根葺き替え工事事例をご紹介していきましょう！！

まずは、既存のアスベスト含有屋根材を撤去・処分していきますよ(^_^)/

アスベスト含有屋根材と言っても、粉じんなどを出さない限り人体には全く影響ありませんのでご安心ください。

キレイに清掃しながら撤去作業を行っていきます！

屋根葺き替え工事では既存の防水シートも撤去し、屋根下地の状態を点検していきますよ(^_^)/

お家の中に雨漏りしていなくても、屋根下地が腐食していることはよくあります。

確認せずに屋根葺き替え工事を進めるのは良くありませんので、少し手間はかかりますが防水シートも撤去しましょう！！

腐食した屋根下地を補強できることが屋根葺き替え工事のメリット

今回の屋根葺き替え工事事例では屋根下地の一部が腐食していました(>_<)

【腐食している屋根下地は放置しても良いのか？】
・基本的に屋根葺き替え工事には屋根下地の増し貼りが含まれているため問題ありませんが、腐食の状態が酷い場合は屋根下地を増し貼りする前に腐食部分の交換を行っております。（追加費用は発生しません）

お次は、屋根下地を補強するために「下地用合板」を増し貼りしていきます(^_^)/

この下地用合板は厚み12mmの物と9ｍｍの物がありますが、12mmを使用することをお勧めします。

材料費をケチって9ミリを使用する業者さんもいるみたいですが、強度が弱くなるのでお勧めできませんね！

屋根葺き替え工事で屋根下地を増し貼りすることにより、どんな屋根材を葺いても安心できる下地となりますよ！

固定方法はビスを使用して、既存の屋根下地の下にある垂木へと固定していきます。

最近は木材の費用が高騰しているため、この様な下地用合板の値上がりもすごいですけどね、、、

屋根葺き替え工事で重要なのは雨漏りを左右する防水シート

お次は、屋根葺き替え工事で重要な「防水シート」を貼っていきましょう(^_^)/

屋根から雨漏りする根本的な原因は防水シートの劣化です。

「何回も修理しているのに屋根からの雨漏りが直らない」という方は防水シートを貼り替えることが出来る屋根葺き替え工事か屋根カバー工法をご検討くださいね！！

今回の屋根葺き替え工事で使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」になります！

通常のアスファルトカラールーフィングに比べてゴム繊維が混入されているため、破れにくく釘穴などからの漏水を防ぐことが出来ますよ(^_^)/

ちなみに、この様な壁際では防水シートを立ち上げて貼ることがポイントですね。

お勧めのガルバリウム鋼板屋根材は「スーパーガルテクト」

そしてコチラが屋根葺き替え工事のメインとなる「ガルバリウム鋼板屋根材」となりますよ(^_^)/

ガルバリウム鋼板というのは鉄とアルミの混合金属ですので、既存のスレート屋根に比べて割れることは絶対にありません！！

当然、アスベストも含まれていませんのでご安心くださいね。

この屋根材はIG工業さんが製造元の「スーパーガルテクト」と呼ばれる屋根材になります！！

屋根葺き替え工事では様々な新しい屋根材の選択肢があります！

それぞれ全てをご紹介することは出来ませんが、お勧めの屋根材を3種類程度ご紹介しておりますのでメリット・デメリットを比較していただければと思いますね(^_^)/

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はスレート屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ塗装する必要がある

屋根葺き替え工事でガルバリウム鋼板屋根の各部おさまり

屋根葺き替え工事でガルバリウム鋼板屋根を葺き終えると、仕上げ工程に入りますよ！

この様な壁際には「雨押え板金」と呼ばれるものを取り付け、漏水しないように仕上げていきます。

材質は屋根材と同じガルバリウム鋼板ですので、錆に強く長期的に安心です。

棟には「棟板金」と呼ばれるものを取り付けていきます(^_^)/

棟板金は屋根の中でも風災で飛散しやすいため、固定方法は釘ではなくビスを使用することがポイントですね！

屋根葺き替え工事まで出来ない場合は「棟板金の交換」などのメンテナンス方法もありますので、ご相談ください。

今回の屋根葺き替え工事で使用した「IG工業スーパーガルテクト」はカラーバリエーションも豊富です！

・標準グレード
「ブラック・ブラウン・チャコール・グリーン・ブルー・ワインレッド」6色

・フッ素グレード
「ブラック・ブラウン」2色

フッ素グレードのほうが5年程度長持ちすると言われておりますが、費用も1㎡当たり1,000円程度高くなるので悩ましいですね。

加古川市で行った屋根葺き替え工事の費用と保証内容

これで、加古川市での屋根葺き替え工事は完了ですね！！

屋根葺き替え工事ですと15年間の工事保証をお付けしてますよ。

工事が終わってからが本当のお付き合いですので、責任をもってアフターケアも行っていきます！

保証内容は「雨漏り・屋根材の風災被害」となっておりますので、長期的にご安心ください。

更に、この屋根材には「塗膜15年・赤さび20年・穴あき25年」のメーカー保証もついております(^_^)/

今回の屋根葺き替え工事費用は85㎡に対して1,250,000円となりました。

街の屋根やさん神戸西店ではアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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