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高砂市 廃盤になったスレート瓦の棟積み替え工事事例をご紹介!
高砂市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
「訪問業者にスレート瓦の棟を固定する釘が浮いていると指摘を受けました。写真を見ると確かに浮いている状態で台風で飛散しないか心配です。訪問業者さんから見積もりをもらっているのですが、高額と感じたためお断りしております。御社で一度点検をしていただき、スレートの棟瓦積み替えでお見積もりをしてください」
この様なご相談を高砂市にお住まいの方より頂きました。
現地調査へお伺いしスレート瓦の棟を調査し採寸したのちにお見積もりを作成。
既に廃盤になっている屋根材でしたので、類似品の棟瓦へ積み替えるご提案を行いました。
費用や工法に納得していただき工事のご縁を頂いておりますm(__)m
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:2日
- 築年数:28年
街の屋根やさん神戸西店の上橋です。
本日、ご紹介する施工事例は高砂市で行った「廃盤になったスレート瓦の棟積み替え工事事例」になりますよ(^_^)/
台風や地震の影響を受けやすい棟瓦をメンテナンスとして、同じ棟瓦へ積み替える方は多いですね!
しかし、既存の屋根材が廃盤になっている場合はどうでしょうか?
同じ棟瓦へ積み替えることが出来ないため、場合によっては修理を断る業者さんもいるようです。
しかし、廃盤になっているからと言って放置していると雨漏りなどに発展する為、代用品を用いて棟瓦積み替えを行いましたのでご覧ください!!
コチラが、高砂市で廃盤になったスレート瓦の棟積み替え工事を行う現場になりますよ(^_^)/
【建物情報】
・築年数28年
・2階建て木造住宅
・屋根材 スレート瓦(積水瓦U)
・屋根修理経験なし
経年劣化で棟瓦の釘が抜けてしまい台風などで飛散する危険性があるため、棟瓦を積み替えて屋根塗装工事を行っていきますよ!
皆さんは「積水瓦U」という屋根材をご存じでしょうか??
その名の通り、大手ハウスメーカー「積水」が自社ブランドとして展開した屋根材で40年以上も販売され続けたスレート瓦です。
スレート屋根と言えば「アスベスト含有屋根材」として問題になり、1990年にノンアスベスト屋根材として積水瓦Uを再販しましたが2007年に廃盤になっております。
経年劣化で棟瓦を固定する釘が抜けたり浮いたりしている状態でしたね(>_<)
それでは、棟瓦の積み替えで最初に既存のスレート棟瓦を撤去していきましょう(^_^)/
釘を抜いて棟瓦を撤去すると下地となる貫板が出てきました。
棟瓦を固定する釘の抜けや浮きに関してはこの下地材の劣化が関係しており、棟瓦積み替えを行う際はこの下地木材も交換する必要がありますよ!!
この様な感じで、既存の屋根下地へ新しい固定金具を取り付け下地となる垂木を取り付けていきます!
垂木には「通常の木材・防腐木材・人工木材」の種類があり、将来的な腐食を防ぐためには防腐木材か人工木材の垂木を使用することがお勧めです。
ただし、費用が少し高くなるのでご了承くださいねm(__)m
そして、棟瓦と屋根材の隙間から雨が入らないようにするための面戸材を取り付けていきましょう(^_^)/
通常の瓦屋根ですと「漆喰」を使用する部分になるのですが、スレート瓦の場合は漆喰を使用しません。
その代わりとなるのが「乾式自在面戸」と呼ばれる面戸材になりますね!
この乾式自在面戸は様々なメーカーで製造されており、漆喰と比べてメンテナンスが必要ないことから今現在では瓦屋根にも使用されている建材となります(^_^)/
これまで、漆喰の剥がれなどでお悩みだった方にはお勧めの建材と言えるのではないでしょうか?
ただし、費用は5m巻で6,000円~と高額になっておりますので、費用対効果を考えたうえで選んでいただければと思います。
そして、廃盤になったスレート棟瓦の代用品となる棟瓦を取り付けていきましょう(^_^)/
コチラは「ケイミュー ルーガ」と呼ばれる屋根材の棟瓦になります!
この屋根材は従来の瓦屋根に代わる新建材で、今現在では多くの屋根葺き替え工事に使用されているものとなりますね。
コチラの棟瓦は釘ではなくビスで固定していきます!!
既存の棟瓦は釘で固定されており経年劣化で抜けや浮きが発生していましたが、ビスを使用することによりその心配はいりません(^_^)/
更に、ステンレス製のビスを使用することにより錆びる心配もありませんよ。
この様な感じで、スレート瓦の棟瓦を全て積み替えました!!
若干色が違うものの、違和感なく仕上がっていますよね。
この後、塗装工事も行うので色の違いは分からなくなりますよ(^_^)/
ちなみに、カラーバリエーションは「ブラック・ブラウン・グレー・グリーン・レッド・オーク・オレンジ」と豊富にありますので、屋根塗装をしなくとも既存の屋根に近い色を選んでいただくことが出来ます。
高砂市でスレート瓦の棟積み替えを行った費用と保証内容
今回、高砂市で廃盤になったスレート瓦の棟積み替え工事を行った費用は30mに対して240,000円となっております!
1m当たり8,000円の単価ですね。
屋根塗装をするので仮設足場を組んでおりますが、棟瓦積み替えのみですと足場なしで作業できるケースが多いですよ(^_^)/
今回の工事には5年間の工事保証をお付けしております(^_^)/
「棟瓦の飛散・棟瓦からの雨漏り」が保証内容となっており、2年に1回の無料点検も行っておりますので工事後も安心していただけるのではないでしょうか?
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください!!
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