街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市須磨区で行った「専門業者が行う屋根カバー工事の費用と保証内容」になりますよ(^_^)/

屋根カバー工事とは既存の屋根材の上から新しい屋根材を全面的に葺く工法で、葺き替え工事に比べて費用が3～4割程度安くできる上に同等の耐久性と美観性を手に入れることが出来る屋根工事です。

主に、カラーベスト（スレート屋根）が対象となる屋根工事ではありますが、最近流行りの工法となっております！

ハウスメーカーさんやリフォーム会社でお見積もりを取ると、かなり高額な費用になるケースが多いようですが、専門業者である街の屋根やさん神戸西店がお届けする費用や保証内容をご紹介していきましょう。

神戸市須磨区　屋根カバー工事の費用と保証内容をご紹介する現場調査

コチラが、神戸市須磨区で専門業者が屋根カバー工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数27年
・2階建て木造住宅
・屋根材　カラーベスト（スレート屋根）
・現在　雨漏りなし

ハウスメーカーさんに屋根カバー工事の見積もりを取ったところ「かなり高額」ということで、専門業者である街の屋根やさん神戸西店へご相談を頂いております！

まずは、屋根カバー工事が必要となった既存のカラーベスト屋根の状態をご紹介しましょう。

コチラが、カバー工事が必要となっているカラーベスト屋根になりますね(^_^)/

スレート屋根の1種であるカラーベスト屋根は60年間販売が続けられているロングセラー商品で、今現在でも新築戸建ての屋根などによく使用されております。

軽量で耐震性に優れているというメリットがあるのですが、デメリットも多いのでご紹介していきましょう！

カラーベスト屋根は10年～15年程度で、屋根の表面に苔やカビが発生してきます(>_<)

築20年未満であれば表面の撥水機能を回復させる「屋根塗装」がお勧めなのですが、それ以上の築年数であったり過去に屋根塗装工事を行っている場合はお勧めできません！

【専門業者が教える、カラーベスト屋根に塗装がお勧めできない理由】

・屋根下の防水シートの耐用年数が25年程度であるため雨漏りの危険性がある
・過去に屋根塗装を行っている場合、塗膜が剥がれやすくなる
・屋根塗装を行っても屋根材が古ければ割れることが多い

今回、カバー工事を行う現場は既にひび割れなどが多く発生している状態でした(>_<)

屋根材のひび割れは放置していると雨漏りに発展するケースが多く、シーリングなどで補修したとしても長持ちしません。

ひび割れた屋根材を部分的に差し替えることは可能ですが、築年数が古ければ他の部分も割れてしまうのでカバー工事が必要となります！

専門業者が教える、屋根の防水シートの重要性

それでは、神戸市須磨区での屋根カバー工事をご紹介していきましょう(^_^)/

まずは、既存のカラーベスト屋根の上に「防水シート」を貼っていきますよ！

防水シートは屋根からの雨漏りを防ぐための最も重要な部材となり、葺き替え工事やカバー工事を行う際は必ず貼り替えが必要になります。

正しい手順で防水シートを貼ることがポイントとなりますね！

今回の屋根カバー工事で使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートです(^_^)/

既存の防水シートに比べてゴム繊維が含有されていることから、屋根材を固定する釘やビスを貫通させても漏水しない建材となっていますね！

最近では多くの屋根工事現場で使用されているお勧めの防水シートです。

【専門業者が教える注意事項】
・市販されている「アスファルトカラールーフィング」と呼ばれる防水シートは、破れやすく耐用年数が25年程度ですのでお勧めできません。

神戸市須磨区　屋根カバー工事で使用したお勧めの屋根材とは？

そして、屋根カバー工事の主役である新しい屋根材を葺いていきます(^^)/

今回の屋根カバー工事で使用している屋根材は「IG工業スーパーガルテクト」になりますよ！！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はカラーベストの4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

屋根カバー工事で使用しているスーパーガルテクトは、屋根材同士を引っ掛けてビス固定を行ううため、台風や地震にも強いですね！

【専門業者が教える注意事項】
・スーパーガルテクトを釘で固定する業者さんもいるようですが、釘固定した場合は大型の台風などで飛散するケースがありますので、必ず専用のビスを使用して固定しましょう！

神戸市須磨区での屋根カバー工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

スーパーガルテクトは20～25年くらいで色あせが発生するので、メンテナンスとして塗装工事が必要になります。

今回の屋根カバー工事で使用した「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

屋根カバー工事で専門業者が各部の収まりと注意点をご紹介

ここからは、屋根カバー工事の仕上げ工程をご紹介していきましょう(^_^)/

まずは、棟の部分に下地材となる貫板を取り付けていきます！

貫板は15年程度で腐食が発生しますので「防腐木材」や「樹脂」の貫板を使用することがお勧めですよ。

【専門業者が教える注意事項】
・最近では「タフモック」と呼ばれる樹脂製の貫板をお勧めする業者さんが多いですが、腐食しないというメリットの裏に割れやすいというデメリットもあります。個人的な意見ですが、防腐木材製の貫板のほうがお勧めですね。

そして、仕上げ材である棟板金を取り付けていきます(^_^)/

棟板金の材質は屋根材と同じガルバリウム鋼板ですので、錆に強い建材となっておりますね。

ジョイント部分にはシーリングを挟み込んで漏水対策を行うことが重要ですよ！

棟板金は屋根の中でも最も飛散しやすい部分となっておりますので、しっかりと固定することが費用です！

【専門業者が教える注意事項】
・棟板金を固定する際に釘を使用すると、経年劣化で抜けてくることが多く飛散に発展します。棟板金を固定する際はステンレス製のビスを使用して固定していきましょう！

1階部分の屋根には外壁と取り合う部分が発生しますので、その部分に雨押え板金と呼ばれる水切りを取り付けていきます(^_^)/

雨押え板金も屋根材と同じガルバリウム鋼板製で、ビスを使用してしっかりと固定していきますよ！

最後は取り合い部分にシーリングを打設して完了となります。

専門業者による屋根カバー工事後に頂いたお客様からの口コミ

Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・震災後に葺き替え工事を行って以降屋根をメンテナンスしていなかったので台風などで飛散しないか心配でした。隣の家が数年前にカバー工法をしていたので、同じ様な工事を希望。

Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・ホームページを見て信頼できそうだったので比較してません

Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・屋根工事に関する施工事例や口コミが多かったこと。見積り内容や説明がていねいでわかりやすかったこと。廻りの人に費用を聞いてみると安いと言っていたから。

Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・工程写真を見ましたが、以前の屋根に比べてとてもキレイになっていました。長期的な保証もあり、安心できます。2年に1回点検もしてくれるということで安心でした。

Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・地元の業者で安心できる。費用も安くオススメです。

ハウスメーカーさんとの圧倒的なお値段の差に驚かれていましたが、屋根カバー工事を専門業者に頼んでよかったと喜んでおられました！

気になっていた屋根の劣化も解消され、当分の間は屋根のメンテナンスが必要なくなったので良かったですね(^_^)/

更に、夏の暑さを解消する断熱対策にもなっておりますので、今年の夏に体感していただけると幸いです。

神戸市須磨区　屋根カバー工事の費用と保証内容

専門業者である街の屋根やさん神戸西店はメーカー保証以外に工事保証をお付けしております！

保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けており、アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

それでは、最後に神戸市垂水区で屋根カバー工事を行った費用をご紹介しましょう(^^)/

【カラーベスト屋根へのカバー工事】
※屋根面積148㎡（45坪）　IG工業スーパーガルテクト使用

・仮設足場　　　　　261㎡　650/㎡　170,000円
・棟板金撤去・処分　36m　1,000/ｍ　36,000円
・防水シート貼り　　　148㎡　800/㎡　118,400円
（改質アスファルトルーフィング）
・屋根葺き　　　　　148㎡　6,500/㎡　962,000円
（IG工業スーパーガルテクト）
・軒先水切り　　　　　56m　1,600/ｍ　89,600円
・ケラバ水切り　　　　12m　1,900/ｍ　22,800円
・棟板金　　　　　　　36m　3,000/m　108,000円
・雨押え板金　　　　　24m　3,500/m　84,000円
・谷　　　　　　　　　　5m　2,000/m　10,000円　　　　

　　　合計　　　　　　　　　　　　　　1,600,000円

この様な費用で、屋根カバー工事をさせていただきました！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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