街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市北区で行った「片流れスレート屋根のカバーリフォーム工事」になりますよ(^_^)/

スレート屋根は軽量で耐震性に優れていることから、今現在でも多くのお家で使用されている屋根材です。

しかし、割れやすいというデメリットがあることから築20年未満の方であっても屋根材の割れなどでお悩みのケースが多いですね、、、

屋根塗装という選択肢もあるのですが、長期保証を得るには屋根カバーリフォームがお勧めです！

既存の屋根材の上から新しい屋根材を葺くことで、葺き替え工事よりも費用を大幅に削減することが出来ることから、今人気の屋根リフォームとなっていますね。

費用や保証内容もご紹介しますので、是非参考にしてください！

神戸市北区で片流れスレート屋根カバーリフォームを行う現場紹介

コチラが、神戸市北区で片流れスレート屋根にカバーリフォームを行う現場になりますよ(^_^)/

〖建物情報〗
・築年数17年
・2階建て木造住宅
・屋根材　スレート屋根
・現在　雨漏りなし

既存のスレート屋根は風災の影響で屋根材が数枚割れ落ちている状態で、長期的な対策として屋根カバーリフォームを行っていきます！

既存のスレート屋根は4年前に他社さんで塗装しているようなのですが、屋根材の割れなどが非常に多い状態でした(>_<)

本来スレート屋根には高めるために「アスベスト」と呼ばれるものが含有されていたのですが、人体に悪影響を及ぼすということで法律で廃止されることに、、、

今現在のスレート屋根は「ノンアスベスト」となっているのですが、割れやすくなってしまいお悩みの方が多いようですね。

カバーリフォームを行う前に点検させていただいたのですが、10枚以上の屋根材が割れている状態で、部分修理を行っても長期的な対策にならないということで、カバーリフォームをご決断されています。

この現場の調査に関する記事は現場ブログで詳しくご紹介しておりますので、そちらも見ていただけると幸いですm(__)m

〖この現場の調査に関する記事〗
・「神戸市北区　台風被害で割れたスレート屋根はどう修理するべきか？」

雨漏りしにくい片流れ屋根でも防水シートが重要な理由

それでは、神戸市北区での片流れスレート屋根へのカバーリフォームを工程ごとにご紹介していきましょう(^_^)/

まずは、既存のスレート屋根の上から「防水シート」を貼っていきますよ！

屋根の下に敷かれている防水シートの耐用年数は25～30年と言われており、それを経過すると雨漏りするリスクが大幅に高まります。

屋根カバーリフォームを行う際は新しい防水シートを増し貼りすることが重要ですね！

カバーリフォームなどで使用する防水シートには様々な種類があるのですが、その中でも「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートがお勧めです(^_^)/

従来の防水シートに比べてゴム繊維が含有されていることから、屋根材を固定する際に釘やビスを貫通させても漏水しないものとなっておりますよ！

耐用年数は35年以上となっておりますので、長期的な雨漏り対策を行うことが出来ます。

スレート屋根へのカバーリフォームでお勧めの屋根材をご紹介

ここから、神戸市北区での片流れスレート屋根カバーリフォームで使用する、新しい屋根材をご紹介していきましょう(^^)/

この屋根材は既存のスレート屋根と材質が全く異なるので、割れることがなく安心ですよ！

使用している屋根材は「IG工業のスーパーガルテクト」ですね！

材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）で以前のように割れる心配がありませんので長持ちします。

どんな屋根材にもメリット・デメリットが存在するのでご紹介しておきますね！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はスレート屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

今回の片流れスレート屋根カバーリフォームで使用した「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

片流れカバーリフォーム工事で各部の収まりをご紹介

ここからは、スレート屋根カバーリフォームの各部おさまりをご紹介していきましょう(^_^)/

まずは、屋根と外壁が取り合う部分に水切りを取り付けるための「貫板」と呼ばれる下地材を取り付けていきます！

この貫板ですが15年程度で腐食が始まることが多いので「防腐木材」や「樹脂」の貫板を使用することがお勧めですよ。

取り付けた貫板の上から「雨押え板金」と呼ばれる水切りを取り付けていきます(^_^)/

材質は屋根材と同じガルバリウム鋼板となっておりますので、錆に強く長持ちする建材ですね。

ステンレス製のビスを使用して、強風で飛散しないようにしっかりと固定していきます！

そして、取り付けた雨押え板金と外壁の取り合い部分にシーリングを打設していきます(^_^)/

このシーリングですが日当たりの良い場所ですと10年程度でひび割れなどが発生する恐れがあるため、工事後は定期点検を行い必要であればシーリングの打ち替えなどを行っていきますよ！

片流れ屋根の一番高い部分には「片棟板金」を取り付けていきます(^_^)/

雨押え板金と同じように貫板を取り付け、ステンレス製のビスでしっかりと固定していく事がポイントですね！

この部分は台風などで飛散しやすい部分となりますので、出来るだけ頑丈に固定することがポイントですよ。

神戸市北区　片流れスレート屋根カバーリフォームの費用と保証内容

神戸市北区、片流れスレート屋根カバーリフォームで使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今回の片流れスレート屋根カバーリフォーム費用は65㎡に対して650,000円となりました(^_^)/

単価で言うと1㎡当たり10,000円程度になりますね！

屋根塗装に比べると費用は高くなりますが、葺き替え工事と比べるとかなり安く施工できるためお勧めの屋根工事と言えます。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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