福山市にて天井にカビが生えるほど雨漏りする瓦棒葺き屋根の雨漏り調査
更新日：2023年7月7日
ご自宅を増築された時から雨漏りが発生していたようで、雨漏りがとまるよう様々な対処を取られたようでしたが改善されなかったとのことでした。
天井の雨染みがかなり広がって、このままどんどん雨漏りが進行していくのがとても不安とのことでご相談いただきました。
街の屋根やさん福山店の無料調査・無料見積の案内をさせていただきまして、雨漏り調査の日程をお客さまと調整して組ませていただきました。
参考記事街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！
お客様からのお話通り、天井には雨染み痕が広範囲に残っていました。
雨染みだけでなく、カビも発生しているようでかなり深刻な状況ということがわかりました。
雨漏り位置が大体見当つきましたので、次は屋根にのぼって雨漏り原因を探ります。
屋根の種類はステンレス製の瓦棒葺き屋根で、パラペットに囲われていました。
雨が止んだばかりのため、屋根上の雨水の流れがよく確認できました。
まず気になったのは谷樋に溜まった雨水です。
雨上がりとはいえ、雨水が谷樋にとどまっているようでした。
・谷樋の勾配が不十分である
・水の流れ口であるドレンが、谷樋より５㎜ほど高い
ことが分かりました。
ドレンが谷樋より少し高いことで、ドレンの周辺を中心に雨水が溜まっている状態でした。
・谷樋の立ち上がり板金が短いこと
・瓦棒屋根の軒先に水切り板金がついていないこと
でした。
雨の量が増えて谷樋の水位まであがってくると、立ち上がりから雨水がオーバーフローしてしまい屋内側に侵入しているようでした。
本来は雨水を遮断するように作られるべきですが、対策が取られていないようでした。
屋内天井の広範囲に雨漏り痕が広がっているのはこれが原因でした。
笠木の取り付け方法に２つ不具合がありました。
1つ目は、勾配のない笠木の天からビス留めをしてコーキングでカバーしている箇所です。
劣化したコーキング部分へと雨水が向かっており、笠木から雨水が浸入しているようでした。
２つ目は、笠木板金に折り返しがなく壁にくっついていることです。
板金に折り返しがないことで、雨水を裏側に吸い上げてしまう可能性があります。
こちらもまた、補修工事を行う必要があります。
参考記事意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り
雨漏り原因は瓦棒葺き屋根にあることがハッキリとわかりました。
長年の雨漏りにお悩みだったお客様への工事提案としましては、ガルバリウム鋼板製の瓦棒葺き屋根の屋根葺き替え工事をお伝えしました。
屋根葺き替え工事は、これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に葺き替える工事です。
既存の屋根材を取り外すため、その下の防水紙や野地板なども交換や補修を行うことができます。
天井の雨染み具合やカビの様子をみると、相当被害が大きくなっていると思われます。
屋根材の下の野地板等も激しく傷んでいると思われますので、屋根葺き替え工事で補修をしていきます。
また、パラペットの笠木の補修やドレン補修等も同時に行います。
屋根葺き替え工事が行われましたら、また現場ブログにて紹介させていただきます。
参考記事屋根葺き替えで不安を解消しませんか？
街の屋根やさん福山店では、無料調査・無料見積を行っております。
「雨漏りしているみたいだけどどこに頼んだら良いか分からない・・・。」とお困りでしたら、どうぞお気軽に街の屋根やさん福山店までご相談ください。
お電話やメールにてお問合せお待ちしております。
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