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伊奈町でセキスイ瓦Uから金属屋根へ屋根葺き替えを実施しました
屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
伊奈町で、お客様より屋根の劣化についてご相談いただきました。無料調査にて、使用されている屋根材はセキスイ瓦Uであることがわかったため、屋根葺き替えをご提案し、施工しました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：屋根材(瓦)
- 施工期間：8日間
- 築年数：33年
- 施工費用：2,000,000円
- 使用材料：IG工業：スーパーガルテクト フッ素
- 保証年数：20年
お客様によると、最近になり屋根材の劣化が目立ってきてお悩みとのことです。
屋根に登ってみると、確かにひび割れや塗膜の剥がれが、はっきりとわかります（ ; ; ）
実は、これはセキスイ瓦U独特の傷み方なんです。
今回調査したセキスイ瓦Uは、セメント瓦の一種であり、発売当初はアスベストが含まれていました。1990年以降にノンアスベストの製品に切り替えてから、独特の劣化症状があらわれるようになったんです><
セキスイ瓦Uの主な劣化症状は、塗膜の剥がれ、ひび割れ、崩れです。これらの劣化症状が見えるようであれば、ノンアスベストの瓦Uと考えてよいでしょう。
セキスイ瓦Uは、塗装によるメンテナンスもできますが、ひび割れや崩れといった劣化症状は塗装では直せません。
また、残された耐用年数を踏まえると、屋根葺き替えが現実的といえます^^
セキスイ瓦Uについては、こちらもご参考くださいね。
作業用足場を仮設すると、さっそくセキスイ瓦Uを撤去します。
撤去作業は、土埃がたたないように、手作業で静かに行っているんです。お客様やご近所様にご迷惑をおかけしないように注意を払うのも仕事のひとつです٩( ‘ω’ )و
瓦U撤去後の大屋根
瓦U撤去後の下屋根
屋根カバー工法は、既存の屋根材を新しい屋根材で覆う方法です。一方、屋根葺き替えは、屋根材を取り替える方法です。
中には、「セキスイ瓦Uを屋根カバーしたらどうなの？」と、疑問になる方もいらっしゃるでしょう。瓦Uは、凹凸があるため屋根カバー工法が出来ない屋根材なんです。
屋根カバー工法と屋根葺き替えの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
大屋根の敷設後
下屋根の敷設後
防水紙を敷き終えると、金属屋根材を搬入します。
今回は、アイジー工業さんのスーパーガルテクトを採用しました。スーパーガルテクトは、ガルバリウム鋼板を使用した屋根材のひとつで、耐久性、遮熱性、断熱性に優れており、人気があるんです(๑>◡<๑)
まず、軒先唐草とケラバ金物を設置してから、軒側から金属屋根材を葺いていきます。
このように、スムーズに雨水が流れるように、1枚ずつ上から被せるように載せているんですよ〜
また、雨水を浸入させないように、屋根材の上端が出っぱっています^^
途中で、雪止めを設置しました。
積雪がある地域では、落雪による器物破損などの被害を避けるためにも、必ず雪止めを取り付けましょう。
金属屋根材を、屋根のてっぺんまで葺き終えました。
続いて、棟板金を取り付けます。
棟板金の土台となる貫板（ぬきいた）を設置し終えたところです。
なんだか黒っぽい貫板ですね。
最近は、樹脂製の貫板をおすすめしています。というのは、木材のように腐らないため、長期間にわたりしっかり固定できるからなんですよ〜
裏側のコーキング
表側のコーキング
下屋根の葺き替え後
取り合いのコーキング
仕上がりをチェックして、作業用足場を撤去すると金属屋根への葺き替え完了です♪
金属屋根といっても、トタンのように金属っぽくなくオシャレなデザインですね。カラーバリエーションも豊富なので、お気軽にお問い合わせください。
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