ホーム > 塩尻市で天窓からの雨漏り調査|散水調査で原因を特定し再発防止…

塩尻市で天窓からの雨漏り調査|散水調査で原因を特定し再発防止!
更新日:2025年10月7日
こんにちは!街の屋根やさん松本諏訪平店のスタッフです。
今回は「天窓(トップライト)からの雨漏り」に悩まれていた塩尻市のお客様からのご相談事例をご紹介します。
「雨の日に天井からポタポタ音がする…」
「どこから漏っているのか全然わからない…」
こんなお悩み、実はとても多いんです。特に天窓は屋根に“穴”をあけて設置するため、構造上どうしても雨漏りのリスクが高くなります。
しかも、塩尻市は寒暖差が激しく、雪解けや強風、冷え込みによる結露など、屋根まわりには過酷な条件が続きます。
経年劣化と気候が重なることで、天窓まわりのシール材(コーキング)や金属枠のつなぎ目に小さな亀裂ができ、雨漏りが発生しやすいんです。
今回は、そんな難しい雨漏りを**「散水調査」**で原因をしっかり突き止め、コーキング補修で改善した実例をご紹介します。
同じように「どこから漏っているのか分からない」とお困りの方は、ぜひ最後までご覧く
原因の多くは 「金属枠のつなぎ目」「パッキン(隙間を埋めるゴム)」「コーキングの劣化」 にあります。
天窓は屋根面に埋め込まれるように設置されているため、どうしても雨水が集まりやすく、わずかな隙間からでも侵入してしまうんです。
さらに塩尻市では、
-
冬は雪が積もり、融けた水が天窓まわりに長時間滞留
-
夏は紫外線によるコーキング硬化・ひび割れ
-
強風や横殴りの雨が吹き込みやすい
といった地域特性があります。
「屋根が原因だと思っていたけど、実は天窓からだった!」というケースは本当に多く、放置すると木部の腐食・断熱材のカビ・天井クロスの変色など、室内被害にもつながります。
まずは室内側から天窓を確認しました。天井の一部には
雨染みや黒ずみが見られ、枠まわりのクロスがうっすら波打っている状態でした。
また、天窓の内側ガラス面には結露跡があり、
長期間にわたって少しずつ水が入り込んでいた可能性が高いと判断。
外からは見えにくい「内部の染み方」を見ることで、
侵入箇所の推測がしやすくなります。
この室内確認で、「外部の天窓枠と室内の染みの位置関係」を把握し、次の散水調査での検証ポイントを決定しました。
屋根上を確認すると、**金属枠のジョイント部(つなぎ目)**にわずかな段差と隙間を発見。
部材の接合箇所は経年で動きが出やすく、コーキングが切れていたり薄かったりすると、
毛細管現象で水が内部に入り込むことがあります。
外見上は小さなひび割れでも、実際には下地の木材や断熱材まで水が伝ってしまうことも。
この時点で、下枠の接合部が最も怪しいと判断しました。
さてさて、天窓を確認してみると、3カ所からぽちょん、ぽちょん、と雫が落ちて来ます。
ほゥ。

おおよその原因と侵入口、侵入経路の目安は付きました。
後は、それが確実なものでなければなりません。
そこで、先程の『あの地味な漏水検査』になるのです。
この日は、たまたま午後お日様が差したので、屋根に上り『雨を再現』しました。
なるほど、それでホースを持っていたのですね(笑)
上記写真の矢印の箇所へ水を掛けると・・・
次に行ったのが散水調査(さんすいちょうさ)です。
ホースで水をかけ、実際の雨を再現して浸水箇所を特定します。
ポイントは、順番に範囲を絞ってかけること。
まず上枠 → 次に左右 → 最後に下枠の順で少しずつ水をかけ、室内の反応を確認します。
上部と側面では反応なし。
しかし、下枠の継ぎ目に散水した瞬間、室内の雨染みと一致する位置に水分反応を確認!
これで原因箇所が確定しました。
職人いわく、
「焦らず段階的にかけることで、ピンポイントに原因を突き止められるんです。」
慎重な調査が再発防止の第一歩です。
補修前に、施工部周囲を
マスキングテープで養生します。
テープを貼ることで、シール材のはみ出しを防ぎ、仕上がりも美しくなります。
特に天窓の角は形状が複雑なため、テープ幅を細かく調整。
職人は「ここでの丁寧さが最終的な見た目を左右する」と慎重に作業していました。
次に、専用の
コーキングガンでシール材をしっかり注入。
気泡が入らないよう、一定のスピードで押し出しながら、
奥までしっかり届くように施工します。
奥の角や溝にも均一に行き渡るよう、角度を変えながら慎重に進めました。
ムラが出ると再発のリスクになるため、細心の注意が必要な工程です。
充填後は、表面をヘラで整え、
余分なシールを除去してなめらかに仕上げます。
表面のツヤと厚みを均一にすることで、雨水が流れやすく、見た目も自然。
その後、マスキングテープを適切なタイミングで剥がし、美しいラインが完成しました。
仕上げ後は乾燥時間を十分に取り、再度少量の水をかけてテスト。
侵入反応はなく、
完全に雨漏りが止まったことを確認できました。
排水の流れもスムーズになり、見た目も清潔感のある仕上がりです。
お客様も「これで安心して雨の日を迎えられます」と笑顔でお喜びくださいました。
散水調査は正確な手順が大切です。
誤った方法では原因を誤診してしまうこともあります。
✔ 範囲を絞り、上から順に散水
✔ 水圧は弱めにして自然な雨を再現
✔ 室内側の反応を同時確認
✔ 小さな変化も見逃さない観察力が必要
今回も慎重な検証によって、見落としがちな下枠の継ぎ目を発見できました。
経験と丁寧さが結果を左右します。
「雨漏りの場所が分からない…」という方も、まずは調査だけでもご相談ください!
「どこから漏っているのか全然わからなくて不安でしたが、散水調査でピンポイントに原因を見つけてもらえて安心しました。
コーキングの仕上がりもきれいで、今では雨の日も心配いりません!」
長野県の中央に位置する塩尻市(しおじりし)は、自然と歴史が調和した魅力あふれる街です。
中山道の宿場町「奈良井宿」には、江戸時代の風情がそのまま残る木造の町並みが広がり、観光地としても人気。
また、ワインぶどうの産地として知られ、ワイナリー巡りや塩尻ワインフェスタも楽しめます。
冬は雪景色が美しく、夏は高原の風が心地よい住みやすい気候。
ただし、寒暖差が大きく屋根や天窓の劣化も早いため、定期的な点検が大切な地域です。
天窓や屋根からの雨漏りにお悩みの方は、街の屋根やさん松本諏訪平店までお気軽にご相談ください!
塩尻市を中心に地域密着で27年、散水調査から補修まで一貫対応いたします。
まずは無料点検・無料見積もりで現状をチェックしましょう!
📞 お電話 0120-26-1463
メールは24時間受付中!
🔍 お問い合わせフォームは上の画像をCLICK!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
株式会社たのしいリフォーム
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝6314-2


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。