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松本市で鳥獣被害 鳩が巣を作って困っている太陽光パネルに防鳥ネット
更新日:2023年4月9日
松本市和田のお客様から「屋根の上の太陽光パネルに鳩が巣を作っているらしい。何とかなりますか?」というお問い合わせがありました。見に行ってみると鳩がこちらを監視しているようにこちらを見ていました。
ベランダや雨樋の中は彼らの排泄物で汚れています。見た目も悪いし不衛生だし、臭いもしますが、今一番怖いのは感染症の原因になる恐れがあるということ。排除するに越したことはありません。この汚物の発生元である鳩の駆除が一番効果的かつ簡単な方法です。彼らは太陽光パネルの下に巣を作って繁殖しています。わずかな隙間なのですが彼らにとっては雨風をしのげる絶好の場所です。ここに入ることができなくなれば駆除できます。そこで防鳥ネットを太陽光パネル全周に設置する工事を行いました。
高圧洗浄機できれいに洗い流します。雨樋やベランダ、屋根面はこれできれいになったのですが、パネルの下がなかなかうまくいきません。できる限り掃除はしましたがパネルの下のコード類や細かいところはごめんなさい、限界でした。それでも落とし物以外の汚れも洗浄でき、特にベランダと雨樋はきれいになりました。
防鳥ネットにはスワロー工業のグリッドガードを採用しました。太陽光パネルの架台と屋根面に取付金具を設置して、そこにネットを固定して鳥獣の侵入を防ぎます。固定金具を取り付けてしまえばあとはネットをワンタッチで取り付けられるので施工時時間がかかりません。ネットはポリエチレン樹脂製なので高強度で高寿命、網目は20mm×20mmでハトやスズメ、少動物の侵入を防ぎます。パネルの下に隠れるので意匠性も損ないません。縦葺き、横葺き、金属屋根、スレート屋根どんな屋根にも取り付け可能です。
瓦屋根に取り付けたので、少々大きめの取り付け金具を使いましたが、隙間全周に金具を付けそこにネットを固定しました。上でも書いたように20mm角の網目なので鳥や小動物の侵入が防げるうえに、針葉樹は入ってしまいますが広葉樹の落ち葉の侵入も防いでくれます。パネルの下に溜まった落ち葉も屋根材にとってはいいものではありません。葉っぱが腐ると屋根材が常に濡れた状態になるので、痛みが進んでしまいます。一石二鳥の防鳥ネットです。気になっていた汚れもきれいになり、鳩も駆除もできてお施主様も喜んでおられました。
今回は工期が1日、28mの施工で税込220,000円の工事でした。
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