八尾市にお住まいの方からカーポートの屋根修繕のご依頼をいただきました。

カーポートの屋根には波板が施工されていました。
ではさっそく、状況の確認を行いたいと思います(*^-^*)

現在施工されている波板は変形や変色といった現象が発生していました。
施工さていて10年以上経過しているそうです。

波板は部分張り替えもできますが、今回は全面張替えをすることになりました。

この写真は波板を上から見たら撮影した写真です。
波板は上からフックで固定されています。

今回施工されていた波板はポリカ製でしたが、フックは塩ビ製のものが使用されていました。塩ビ製だと劣化が早く、劣化してしまうとフックは折れてしまいます。そうなると波板が固定されていない状態となり強風で波板が飛びやすなります。

街の屋根やさん八尾店では波板工事をする際は、波板とフックの両方を耐久性のあるポリカ製の商品で施工しています。

カーポートの骨組みには下からだとわかりにくいですが、軒先に樋がついています。この樋は波板が半分覆いかぶさっているのでなかなか掃除ができない場所となります。

お客様も樋にごみが詰まっていないか心配されていました。
街の屋根やさん八尾店では波板張り替え工事をする際は、樋の清掃は毎回サービスでおこなっております(*^-^*)

波板が半分覆いかぶさっているのでごみが入りにくいように見えまますが、じつはたくさんの苔が溜まり水の流れをせきどめていることが多いです。そうなると雨水がオーバーフローして溢れかえってしまいます。

カーポートの波板工事は脚立を使用し施工するので、工事当日は車の移動をお願いいております。

工事はまず、波板を固定しているフックを外していきます。
フックを外すと簡単に波板を撤去することができます。

フックを外し、波板をずらすと隠れていた樋部分が見えました。
樋にはやはり苔がびっしりつまっていました。

この状態だと雨水は苔でせきとめられ、うまく流れていなかったと思われます。

新しい波板を施工する前に樋の清掃をおこないました。
きれいになりましたね(*^-^*)

これで雨水はきれいに流れてくれます。
波板を施工すると、この樋部分は目視で確認できないので写真を撮り後からお客様にお見せしました！！

波板の張り替えをする時は基本的には骨組み部分は再利用します。
もちろん、骨組みはごと新しくすることもできます！！

たまに骨組みを再利用して波板の屋根からポリカーボネート板（平らな屋根）に替えたいとご相談を頂きますが、波板とポリカーボネート板では少し取り付け方が変わるので骨組みの再利用ができません。

波板からポリカーボネート板に変更をご希望の場合は、骨組みからの取替となります。今回は屋根部の波板のみ変更だったので骨組みは再利用しています。