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沼津市で玄関屋根の瓦葺き直しと雨樋調整をしました。
更新日:2026年1月17日
前回までに、
・ルーフィング(防水シート)の敷き込み
・瓦棒の取り付け
までが完了しています。
いよいよ屋根としての仕上がりを左右する、大切な工程に入っていきます。
まずは、屋根の平面部分から瓦を葺き直していきます。
瓦を瓦棒に一枚ずつ引っ掛けながら、
強風などでズレたり、めくれたりしないように、瓦棒にビスでしっかり固定していきます。
和瓦は重量がある分、正しく固定されていれば非常に安定感のある屋根になります。
この工程を丁寧に行うことで、強風時でも安心できる屋根になります。
次に、屋根の端部であるケラバ部分の施工です。
ケラバ部分の瓦は、野地板に直接ビスで固定していきますが、
ここで使用するのがステンレス製のパッキン付きビスです。
このビスは、
ビス穴から雨水が伝って屋根内部に侵入するのを防ぐ役割があります。
見えない部分ですが、雨漏り対策として非常に重要なポイントです。
また、和瓦は端部が盛り上がった形状をしているため、
野地板だけでなく、屋根の骨組みである垂木(たるき)までしっかり届くように、長さ10㎝のビスを使用しています。
平面部分の瓦が葺き上がったら、次はのし瓦の設置です。
まず、白セメントを使って土台を作り、その上にのし瓦を一枚ずつ取り付けていきます。
この土台がしっかりしていないと、棟部分のズレや歪みの原因になります。
さらに、
のし瓦同士が動かないように、瓦と瓦の間にもボンドを入れて固定していきます。
これにより、地震や強風時にもズレにくい、安定した棟に仕上がります。
屋根工事がすべて完了した後、雨樋の流れを最終確認・調整します。
今回の工事では、
柱の腐食によって屋根が下がり、
雨樋の水が集水桝とは逆方向へ流れてしまっていた状況を改善することが目的でした。
屋根の高さと勾配が正しく戻ったことで、
雨水も本来の方向へスムーズに流れるようになりました。
これですべての工事が完了です。
今回の工事の始まりは、
柱の腐食によって屋根が下がり、雨樋にも不具合が出てしまったことでした。
瓦屋根は、瓦自体の重量が約45㎏/㎡あると言われています。
今回の玄関屋根は約4.5㎡ですので、
瓦だけでもおよそ200㎏近い重量がかかっている計算になります。
その重さを長年支えてくれるのが、屋根を支える柱です。
今回、柱を新しく取り替えたことで、
屋根の傾き・雨樋の不具合といったお悩みも解消し、
これから先も安心して玄関を使っていただける状態になりました。
玄関屋根は小さく見えても、
実は建物にとって重要な荷重がかかる場所です。
「屋根が少し傾いている気がする」
「雨樋の水の流れがおかしい」
そんな違和感があれば、早めの点検がおすすめです。
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