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安曇野市屋根下見|モニエル瓦の劣化|モニエル瓦とは?そのメンテナンス方法
更新日:2023年3月7日
安曇野市へ屋根の現地調査に伺いました。屋根材はモニエル瓦です。
モニエル瓦とはどんな瓦なのか、モニエル瓦のメンテナンス方法は?そのあたりを含めてご紹介します。
まずモニエル瓦をご説明します。
セメント瓦の1種で、乾式コンクリート瓦、乾式洋瓦と言われます。旧日本モニエル株式会社が販売していた商品名で、これが広く普及していた為、そのまま建材名として認知されました。スレートがコロニアルやカラーベストという商品名が代名詞になったのと同じ流れです。セメント瓦はそのまま表面に塗料を塗るのに対して、モニエル瓦は表面にスラリー層という着色層でコーティングされているのが最大の違いであり特徴です。断熱効果が高く、またデザインや色が豊富なので人気の屋根材でした。
モニエル瓦のメンテナンス方法は、塗装が一般的です。ただ、通常通り塗装をすると間違いなく失敗します。スラリー層を除去しなければ、スラリー層が剥がれてきてその上の新しい塗膜も一緒に剥がれてしまうからです。
過去にモニエル瓦にフッ素樹脂塗料を塗装した屋根の10年点検の様子を書いたブログがあるので、下にリンクを貼っておきます。
現地調査の様子です。
スラリー層が剥がれはじめていて、元々黒かった瓦が素地が見えて白っぽくなっています。
また何カ所も割れていたり、欠けていたりしていました。
モニエル瓦は旧日本モニエル株式会社が解散してしまっているため、もう製造販売はされていません。つまり、割れている瓦や欠けている瓦を新しいものに差し替えることができないのです。
こちらは割れた破片がどこかへ行ってしまって下のルーフィング(防水シート)が見えているところです。ルーフィングがまだ機能しているので、雨漏りにはなっていないようですが、もし雨漏りが発生したら一番疑うところです。先ほども書きました、もうモニエル瓦は手に入らないので、差し替えることができません。
塗装では割れているところや欠けているところは修復できません。しかしこのまま放置しておくと雨漏りに繋がります。優れた屋根材のモニエル瓦でしたが、葺き替えるしか方法はありませんでした。
葺き替えの工事の様子もリンクを貼っておきますのでご覧ください。
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