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名張市で築29年セメント瓦屋根の谷部分葺き替え工事
更新日:2025年7月29日
こんにちは!街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回ご紹介するのは、名張市で築29年が経過した洋風セメント瓦屋根の工事です。
この現場では、雨水が集まる「谷部分」を中心に葺き替え作業を行いました。谷部分は屋根形状の関係で水が集中しやすく、長年の使用で劣化や雨漏りを引き起こしやすい箇所でもあります。
前回までの工程で、谷部分に「谷樋(たにどい)」「捨水切り(すてみずきり)」「唐草(からくさ)」を取り付けました。これらは防水性を高めるための重要部材で、特に谷部分では欠かせない施工です。
今回使用したのは平板瓦。
瓦裏面にある爪部分でしっかりと引っ掛け、1枚につき2ヵ所ビス止めを行います。
さらに軒先部分は風の影響を受けやすいため、防災対策として「L型釘」で強化固定しました。
近年は台風やゲリラ豪雨などの異常気象が増えており、屋根材の固定強度を高めることは非常に重要です。
谷部分や屋根端部では、そのままでは瓦が収まらないため、屋根の形状に合わせて瓦をカットします。
今回使用したのは、職人の手にあるサンダー。
瓦カッターと同様に、専用の刃で瓦を正確に切断できます。
瓦は硬くて割れやすいイメージがあるかもしれませんが、こうした専用工具を使えばきれいな三角形や台形に成形することが可能です。
切断した瓦は赤丸で囲んだ部分のように、屋根形状にぴったりと収まるように仕上げました。
「見た目の美しさ」と「雨仕舞い(あまじまい)」は、屋根工事において非常に大切な要素です。
瓦がきれいに並んでいると、家全体が引き締まって見えるだけでなく、雨漏り防止効果も高まります。
瓦は必ず下から上へ葺いていきます。
雨水は上から下へ流れるため、瓦の重なり部分が正しい方向でなければ雨が侵入する恐れがあるからです。
現場では、職人さんが足場の限られた屋根の上で中腰姿勢を取りながら、一枚一枚を丁寧に取り付けていきました。
夏場は特に暑さが厳しく、屋根材は高温になりやすいため体力的にも大変な作業です。
しかし、そのおかげで谷部分から軒先まできれいに瓦が並んでいき、屋根全体が美しく仕上がっていく様子は圧巻です。
続いて棟部分の下地処理です。
棟は屋根の最も高い位置にあり、風の影響を最も受けやすい箇所でもあります。
特に台風時には棟瓦が飛散する被害が多く見られます。
そこで今回は、棟瓦を固定するための棟金具をしっかりと取り付けました。
棟金具が骨組みとなり、この上に棟桟木(むなさんぎ)を通して棟瓦を取り付けます。この作業により、屋根全体の耐風性・耐震性が向上します。
今回のお住まいに使われていたのはセメント瓦です。
セメント瓦は洋風デザインにマッチするため人気がありますが、表面の塗膜が劣化しやすいという特徴があります。
そのため、定期的なメンテナンス(塗装や部分補修)が重要です。
今回のお客様からは、
「最近雨のたびに不安で、谷部分からポタポタと音がしていたのでお願いしました。
工事中も丁寧に説明してくれて安心しました。」
というお声をいただきました。
このようなお言葉は、私たちにとっても大きな励みになります。
今回は、名張市で築29年の洋風セメント瓦屋根の谷部分葺き替え工事をご紹介しました。
谷部分は雨水が集まるため劣化が早く、雨漏りの原因となりやすい場所です。今回のように正確で丁寧な施工を行うことで、家全体の寿命を延ばすことができます。
街の屋根やさん伊賀・名張店では、雨漏り修理や屋根葺き替え、屋根点検など幅広く対応しています。
屋根に関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください!
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