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名古屋市 緑区｜屋根の点検のご依頼をお受けしました。
更新日：2023年2月22日
名古屋市 緑区 新築から12年そろそろ家のあちらこちらが傷んでくる頃になりました。
1年前にはトイレを交換して今年は外壁の塗装のメンテナンスをしてあとは屋根が気になってきたので、点検をしていただきたいなと思いお電話しました。
とのご依頼をお受けしました。さっそく現場に伺い屋根に上って状況を確認してまいりました。
こちらの屋根は瓦の仕様になっています。瓦と言っても種類はいくつかあります。
スレート瓦、金属瓦、粘土瓦みんなそれぞれの特性を持っています。
スレート瓦は主にセメント系の素材を形成して作られた製品です。
2004年頃までは使用されていたアスベストと言われる石綿を混ぜて作られたものは耐用年数も長く30年以上であったのですが、現在では健康上の被害がでたため使用されなくなり以降の製品は10年ほどでもひび割れ苔が生え反ってくることがあるものになってしまいました。と言ってもメンテナンス（塗装など）をしていただければある程度の耐用年数は大丈夫でしょう。
棟瓦を固定しているビスの浮きがありました。このままでは雨が降ったときに雨水が浸入して下の棟木をいためてしまいます。
インパクトドライバーで締めておきました。これで安心です。
金属瓦は近年アスベストが含まれているスレート瓦を撤去するときに費用と特定の業者でしかできないのでカバー工法と呼ばれる既存のスレート瓦に被せる工法で屋根のメンテナンスをすすめる業者も多くなってきています。
主流はガルバリウム鋼板と言われる素材を使ったものが多いと思われます。
耐用年数も簡単なコーティングをしていただくだけで30年以上あると言われています。
そして最後に今回使用されている粘土瓦です。
その名の通り粘土を1000度以上の高温で焼いて作られたものになります。
瓦自体は陶器と同じようなものですので50年以上は大丈夫と言われています。
しかし漆喰や継ぎ目などに使われている板金などが劣化してきますので点検は必要になってきます。
安心して住んでいただくためには定期的に点検を行うのが良いかと思われます。
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