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ひたちなか市の屋根カバー工事は太陽光モジュールと架台の撤去から
更新日:2023年2月22日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、屋根カバー工事前に行った
太陽光モジュールの撤去の様子をお届けいたします。
20年以上も前に取り付けられましたが、現在はかなり発電量が落ちてしまい、この機会に機器類を全て取り外すことになりました。
現場調査の模様➤
ひたちなか市で太陽光パネルが設置された屋根の無料見積り調査依頼
今回カバー工事を行う屋根は、築22年のコロニアル屋根です。
太陽光パネルは21年使用していますが、年々発電効率が下がり、最近では当初の3分の1程度にまで減少しているそうです。
パネル自体も劣化が進んでいるため、屋根工事のタイミングでモジュールと架台を全て撤去します(⁎•ᴗ•⁎)و
太陽光パネルの撤去には、足場を設置した後に屋根に2名、室内や外装配線などの対応に1名、計3名の電気工事職人で臨みます。
太陽光関連機器の取り外しは、電気工事士の資格が必要です。無資格で撤去することはできませんのでご注意くださいね。
【太陽光発電が併設された屋根工事について】
【屋根塗装】モジュール設置箇所以外を塗装、またはモジュールを一時撤去した全面塗装
【屋根カバー・屋根葺き替え】モジュールや架台レールも全て撤去
モジュールは三菱製ですが、三菱電機さんは2019年に太陽光発電システムの製造販売を終了しています。
20年以上経過していますので、電力固定買取の期間も過ぎ、発電量が大幅に低下した今の状態では、費用をかけて新たな架台を設置するメリットもあまり感じられません(>_<。)
お施主様といろいろお話し合いを重ねた結果、撤去したモジュールと架台は処分し、改めて太陽光発電の設備を検討されるとのことです。
架台レールを残し、太陽光モジュールが全て撤去されました。
さて、ここからが一苦労…( ´•ᴗ•ก )
外したモジュールを1枚ずつ人力で下まで降ろします。
モジュールの数は24枚…なかなかの重量感です!
3名の電気工事士が各階に分かれ、バケツリレーさながらに手渡しをして順に運びました。
解体を始めて約3時間、24枚全てを無事に降ろすことができました!
モジュールの下からは野鳥の営巣跡が見つかりました。
太陽光パネルの陰にハトが巣作りをするケースがありますが、大きさからもう少し小さなムクドリかもしれません。丸い形に器用に作られていて申し訳なかったのですが、綺麗に撤収しました。
モジュールが設置されていた場所は、長年の埃や汚れがこびり付き変色しています。
今回はコロニアル屋根を温存して、その上に新しい屋根で覆う工事法なので、施工の前にデッキブラシで水洗いをしました。
力加減に気を付けてひたすらゴシゴシ…汚れが取れて従来の屋根の色に戻りましたね(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
清掃が終わった後、屋根に打ち込み固定されていた架台も取り外しました。
コロニアル屋根に太陽光パネルを設置する時には、台座の固定用として長いビスが打ち込まれます。
このビスは屋根材や防水紙のみならず、下地となる野地板まで貫通する長さです。
現場の屋根に雨漏りは起こっていませんでしたが、これだけの長いビスを野地板を貫くように打てば、止水処理のでき如何によっては雨漏りに繋がってしまうでしょう。
屋根業者の立場からすると、やはり穴を深く穿つ方法での太陽光発電の設置は推奨できません…( ˘•ㅿ•˘ )
台座を固定していた深いビス穴は、1箇所1箇所にシーリングを充填し漏水対策を施しました。
全てのビス穴に処理を行った上で、屋根の二次防水の役割を果たすルーフィングを敷設します。
今工事で使用する粘着式ルーフィングは、既存の屋根材に貼り合わせるタイプです。裏面の剥離シートを剥がすと密着させる側が粘着層になっているため、無駄な穴を空けることもなく安心です( ・ㅂ・)و ̑̑
改質アスファルト素材なので、20年~30年は活躍してくれる高耐久のルーフィングです。
この上に、軽くて丈夫なガルバリウム鋼板製の屋根材を重ね葺きして、漏水対策も万全になります。
まだ下地作りが終わったところです。以降のカバー工事の模様は、改めて施工記事としてご報告しますね!
太陽光発電が大幅に普及し始めてから20年以上が過ぎましたが、相次ぐメーカーの撤退で修理に苦慮されている方も多いのではないでしょうか。
システム自体が古くなり、設置当初よりも発電量が減少する中で、同じように年月を経た屋根にもメンテナンスの時期が訪れます。
太陽光発電設備を再利用するか撤去処分するか、または新たな設備を導入するか否か…?屋根のメンテナンスをする時が、今後をお考えになるタイミングかもしれませんね。
街の屋根やさん水戸店では、
太陽光パネルや太陽熱パネルが設置された屋根にも対応しております!
お困りの方はぜひ当店の無料点検をご活用ください
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