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大阪市住之江区｜スレート（レサス）屋根の補修をガルバリウム鋼板で行った施工事例
大阪市住之江区 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
大阪市住之江区にて、スレート屋根が割れている所があるので見に来てほしいとの依頼を頂きました。
築１９年程で、１度もメンテナンスを行っていないとのことです。
近い将来外壁塗装の計画をしていて、それに合わせて屋根の大きな工事も行いたいらしく、今回は部分補修工事をご希望とのことです。
屋根材が旧松下電工から販売させれていた『レサス』というスレート屋根材で、割れやすく塗装や差し替えによるメンテナンスに向いていない屋根材でした。数箇所割れやクラックが入っている箇所が見受けられたので、ガルバリウム鋼板を既存の屋根材の上から被せる工法と、軽微なクラックにはコーキング補修での工事をご提案させて頂きました。
他にも破風板のジョイント部のシールが劣化で剥がれていたのでそちらもご説明してシールの打ち替えもさせていただきます。
屋根の調査が終えると、お客様から『台風の際に飛来物が当たって付いた玄関ドアの傷も気になっているのでなんとかんりますか？』と仰って頂いたので、そちらのお見積りも合わせて作成させていただき補修させていただきました。
工事が終えると『２，３年後に行う予定の外壁塗装と葺き替え工事を当店で施工してもらおうと思っているので、お見積りを作っていただいてもいいですか？』との嬉しいお言葉を頂きました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間：２日
- 築年数：１９年
- 施工費用：１４万
- 使用材料：ガルバリウム鋼板、コーキング類
使用している屋根材は、旧松下電工（現ケイミュー社）が販売していたスレート屋根材の一種『レサス』でした。
レサスは築１５年前後で割れてしまう事が多く、以前に塗装メンテナンスを行っていた場合は更に不具合が発生するケースが多く見受けられます。
割れやすい屋根材なので、塗装だけでなく差し替え補修にも向いていません。屋根へ上がる際は最新の注意を払わなければいけないです。
レサスの最善の補修方法は板金を被せるのが１番かと思います。それなりに年数が経っていれば葺き替えやカバー工法を行うことも検討されたほうがいいですね。
割れが数箇所ありました。
少しの割れでも屋根材自体の強度が下がり、いずれは完全に割れてしまったり風で飛ばされやすくなってしまいます。
レサスは差し替え補修に向いていないので、大きな割れがある箇所は加工した『ガルバリウム鋼板』を上から被せて差し込み固定する工法での補修をご提案させて頂きました。
軽微なクラック（ひび割れ）が入っている箇所もありました。小さなクラックでも雨水がそこから入り込みやすくなり、いずれは完全に割れてしまいます。
軽微なクラックには防水効果と接着効果のある『コーキング』で補修をさせていただきます。
破風板のジョイント部分のシールが劣化して剥がれていました。
建物の部材同士の隙間にはどうしても隙間が出来てしまいます。屋根や外壁等の外部の物であれば、隙間にシールを充填して雨仕舞をするのですが、シールも劣化するので定期的なメンテナンスが必要です。
屋根工事の際に、破風板のシール打ち替えもさせていただきます。
破風板に付いて詳しくはこちら⇩屋根のプロが教える！破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法
屋根の調査が終わると、お客様から玄関ドアの傷が気になる所があるとご相談してくださったので、玄関ドアの傷補修のお見積りも作成させていただくことになりました。
街の屋根やさん堺店では屋根以外の工事も承っていますので、お気軽にご相談して下さいね！
ガルバリウム鋼板は、錆に強く軽量なので耐震性にも強い特徴があり、加工もしやすいので屋根の補修にも使用できる板金です。
アイジー工業の『スーパーガルテクト』やニチハの『横暖ルーフ』もガルバリウム鋼板製の屋根材となっています。
既存の屋根材は撤去せずに、そのまま上からガルバリウム鋼板を被せ、補修箇所にコーキングを付けて、その上に加工したガルバリウム鋼板を被せて接着させます。
傷をつけてしまわないように当て木をして叩き込み、ガルバリウム鋼板を奥まで差し込んで補修完了です。
既存の屋根とは材料自体も違うので、色が全然違う仕上がりになりましたが、これは仕方ありませんね。
葺き替えかカバー工法による屋根工事を行うまでの間の補修でなので、お客様にもご説明のうえ施工しております。
軽微なクラックにはコーキングによる補修を行っています。
コーキングは防水効果、接着効果があるので屋根や外壁補修に多く使用されます。
しかし、寿命が５年～１０年程なので、定期的なメンテナンスか、いずれはしっかりとした工事が必要になります。
破風板ジョイント部のシール打ち替えを行いました。
破風板を将来塗装する可能性があるので、上から塗料が塗れる『変成シリコン』で打ち替えています。
細かい補修ですが、不具合が起こる前に問題箇所を見つけて補修をすることは、とても大切です。
玄関ドアの補修も行いました。
全然傷が分からなくなり、お客様も『こんなにキレイになるんですね！』と喜んでいただけました。
スレート屋根は劣化していると割れやすいのですが、今回はスレートのレサスだったのでいつも以上に慎重に屋根へ上がり、調査と施工をさせていただきました。
もし、ご自宅の屋根がレサスで工事業者に塗装を勧められると注意した方がいいかもしれませんね。
２～３年後に計画している、外壁塗装と屋根の葺き替え工事を行うまでの間持てばいいということで、今回は部分補修工事をさせていただきました。玄関ドア補修の仕上がりにも大変喜んでいただき、『外壁塗装と屋根の葺き替え工事も当店でお願いしようと思っているのでその時は工事のお見積りをお願いします』と嬉しいお言葉を頂きました。
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